「逃げ恥」「IQ246」「ラストコップ」…パロディが話題のドラマ、“遊び心”が受けるSNS時代

女優の新垣結衣が主演をつとめるTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(毎週火曜よる10時)のパロディネタが話題だ。新垣演じる主人公が、同局系ドキュメンタリー「情熱大陸」や報道番組「NEWS23」などに出演しているかのようなシーンが登場したり、フジテレビ系アニメ「サザエさん」の予告編を真似てみたり。このほか、TBS系ドラマ「日曜劇場 IQ246~華麗なる事件簿~」(毎週日曜日よる9時)、日本テレビ系ドラマ「ラストコップ」(毎週土曜よる9時)などでも同様の試みが行われており、遊び心のある自由な演出が視聴者に受けている。
新垣結衣、星野源/「逃げるは恥だが役に立つ」第6話より(C)TBS
新垣結衣、星野源/「逃げるは恥だが役に立つ」第6話より(C)TBS

目次

  1. 1. 「逃げ恥」ガッキーの可愛すぎる“妄想”
  2. 2. 「IQ246」ドラマファンを楽しませる小ネタ連発
  3. 3. 「ラストコップ」人気ドラマを次々パロディ
  4. 4. 視聴者と番組が近くなった現在

「逃げ恥」ガッキーの可愛すぎる“妄想”

新垣結衣/「逃げるは恥だが役に立つ」第5話より(C)TBS
新垣結衣/「逃げるは恥だが役に立つ」第5話より(C)TBS
「逃げるは恥だが役に立つ」(=「逃げ恥」)の原作は、月刊「Kiss」(講談社)で連載中の海野つなみ氏の同名漫画。彼氏なし・院卒なのに内定ゼロ、さらには派遣切りにあい誰からも必要とされない辛さ、居場所の無さを強く感じている25歳の主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)の契約結婚を描いた社会派ラブコメディ。

初回からいきなり「情熱大陸」のパロディでスタート。原作でも登場するみくりの妄想パートが、忠実に再現され注目を集めた。

その後は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」、NHKEテレ「2355」などを彷彿とさせるシーン、チアガールや選挙候補人のコスプレシーンもあり、第6話(11月15日放送)の予告動画には新垣と星野が制服姿で登場。SNS上では、新垣の着用したセーラー服が9年前の新垣の同局系主演ドラマ「パパとムスメの7日間」でのものと全く同じだと話題に。放送前から、「可愛すぎる」「変わらない」と反響も大きい。

「IQ246」ドラマファンを楽しませる小ネタ連発

(左から)ディーン・フジオカ、織田裕二、土屋太鳳/制作発表会見より(C)モデルプレス
(左から)ディーン・フジオカ、織田裕二、土屋太鳳/制作発表会見より(C)モデルプレス
「IQ246~華麗なる事件簿~」は、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔・沙羅駆が、“IQ246”という異能を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決するミステリー・ドラマ。主人公・沙羅駆役は織田裕二で、沙羅駆を警護する刑事・和藤奏子を土屋太鳳、当代の執事・賢正役をディーン・フジオカ、風変わりな法医学専門医監察医・森本朋美役を中谷美紀が演じている。

織田演じる沙羅駆のクセのあるキャラクターも注目を浴びている同作だが、細かい演出も人気の秘密。例えば、成宮寛貴がゲストとして登場した第5話(11月13日放送)では人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)をネタに。成宮が3代目「相棒」をつとめたことからきており、「相棒」で水谷豊が演じる主人公・杉下右京の紅茶の入れ方を真似る、成宮の台詞に「相棒」という言葉が出てくる、とドラマファンたちを沸かせた。

また、同話では日曜劇場「ATARU」(TBS系)の“チョコザイ”がお菓子にプリントされていたり、油性マジックが「逃げ恥」(「IQ246~華麗なる事件簿~」と同局)の主演・新垣のニックネーム「ガッキー」になっていたり、“よく見ると分かる”ネタも至る所に散りばめられていた。

「ラストコップ」人気ドラマを次々パロディ

(左から)窪田正孝、唐沢寿明/制作発表会見より(C)モデルプレス
(左から)窪田正孝、唐沢寿明/制作発表会見より(C)モデルプレス
そして「ラストコップ」は、「逃げ恥」と同じく分かりやすいパロディネタが満載。

30年間昏睡状態で時代とズレてしまった規格外の刑事・京極浩介(唐沢寿明)と、草食系若手刑事・望月亮太(窪田正孝)のタッグによるコミカルな掛け合いと派手なアクションが話題の同作。連続強盗事件を解決するため、京極と望月が高校で潜入捜査を行った第5・6話(11月5・12日放送)では、同局系「ごくせん」「地獄先生ぬ~べ~」と、人気学園ドラマを次々とパロディ。

さらに、窪田が出演した同局系ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」で斎藤工が演じた“火村英生”の事件解決シーンをパロディするシーンも登場し、思わぬコラボレーションでファンを歓喜させた。

視聴者と番組が近くなった現在

様々なドラマで用いられてきたパロディネタが、よりフィーチャーされるようになった現在。このほかにも、今季ならテレビ東京系ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(毎週金曜日深夜0時12分)などでも見られ、小ネタが投下される度に、SNS上は盛り上がっている。

ドラマ公式TwitterやInstagram、LINEアカウントなどの開設が当たり前となり、番組と視聴者との距離は以前よりぐっと近い。番組側もSNSを使用し、ネタを拡散。それにリアルタイムで反響が届いていくからこそ、SNS上での盛り上がりは、視聴率には表れない“ヒット”のひとつの指標となっている。

番組側の遊び心に触れたときに生まれる小さな喜び、双方がそれを共有し合う楽しみ。SNS時代らしい、ドラマの見方なのかもしれない。(modelpress編集部)

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