GENKING「本命が出来るまでで良いから一緒に居させて」恋愛の苦悩・カミングアウト後の葛藤 涙で本音明かす
2016.10.06 19:03
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“ニューキャマ系”マルチクリエーターでタレントのGENKINGが6日、自身のInstagramを更新。これまでの恋愛での苦悩や、オネエであることをカミングアウトした後の葛藤、LGBT(性的マイノリティー)に対する思いをつづった。
カミングアウト後の葛藤「勇気が持てなかった」
性別適合手術を受け、8月に戸籍上の性別を男性から女性に変えたタレントのKABA.ちゃんの番組を視聴したというGENKINGは、「とにかく共感出来る部分が大きく、始まりから本当に涙が止まらなかった」と自身と照らし合わせ、性別で苦悩してきたこれまでを回顧。昨年3月に出演したテレビ番組でカミングアウトしたことを機に、“ニューキャマ系”という新たなジャンルを開拓して引っ張りだこの活躍を見せているが、「1年目は何年も隠してた辛い部分をカミングアウトして、それでもまだ怖くて」と全てをさらけ出すことはできなかったと告白。
「スカートは履きませんとか、オネエなのにオネエって言われたくない!なんて強がってみたりして。本当はスカートも履きたかったしヒールもカツカツ履きたかったし。けど、言う勇気が持てなかった」と本音を打ち明け、「カミングアウトしたからって、そこから何でも変われるかって言ったらそんなに簡単なことでは無く難しい事もたくさん」とカミングアウト後も悩み続けていたという。
別れは「いつだって性が理由」恋愛の苦悩
恋愛においても別れる原因は「いつだって性が理由」と明かし、「相手も沢山悩ませたと思うし、何より僕も辛かった。女の子に生まれてたらなって何度も思った」とも。
続けて「期待なんかもっても、どうにもなんないって分かりながら、彼に本命が出来るまでの間だけで良いから一緒に居させてって強く願ってた。一体何に期待してんの?って感じだけど、次こそ、次こそは何か違うかもって思っちゃうのよね笑」と過去の経験を赤裸々につづった。
GENKINGの強い思いに反響
また、3日付のInstagramでも「#僕の一番の夢は芸能人でもなくママになりたかった」など、これまでの苦悩を長文で明かしていたGENKING。コメント欄に多数寄せられている激励のメッセージについて触れ、「笑顔も悲しい時も悩んでる時もそれがリアルだし、どんな自分もさらけ出す事で、少しでも強くなりたいと思い書いてみた みんな本当にありがとう 愛してます」とファンへの感謝も。「みんなのコメント見てたら目が真っ赤」と涙を浮かべる自身の写真を添え、「みんなからの優しさが伝わるぞー」とメッセージを送っている。(modelpress編集部)
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