Hey! Say! JUMP中島裕翔の主演ドラマが決定/写真は原作の韓国ドラマ「ミセン-未生-」DVDジャケット

Hey! Say! JUMP中島裕翔、 人気韓国ドラマリメイク作でゴールデン初単独主演<コメント到着>

2016.04.28 06:00

Hey! Say! JUMPの中島裕翔が、今夏のフジテレビ系ドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(毎週日曜よる9時~)で主演を務めることが、28日分かった。中島は、テレビドラマ主演5作目にして、初めてゴールデンタイム(午後7時~10時)の連続ドラマ単独主演となる。


中島裕翔が“ゴールデン連ドラ単独初主演”

「“ゴールデン連ドラ単独初主演”と少々長い名目ですが…」とお茶目に前置いた中島は「初めてのことですし、まずはうれしいです」と喜びをあらわにし、「どんな作品に限らずですが、こうして出演させていただけることに感謝しています」とコメント。「撮影を前にして今、心地よい緊張感とワクワクが止まりません」と期待を明かした。

韓国ドラマ「ミセン-未生-」をリメイク

同作は、囲碁のプロ棋士の夢に挫折した主人公が、訳あって総合商社で働くこととなり、満足な社会経験も学歴も無い中、組織の一員として認めてもらえるよう、ひたむきに仕事に向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。“サラリーマンのバイブル”と称される同名WEBコミックをドラマ化した韓国ドラマ「ミセン-未生-」が原作である。

韓国ドラマ王道の恋愛要素は無いが、必死に仕事に向き合い、困難を乗り越えようとする主人公のひたむきな姿と、ドラマにちりばめられた珠玉のセリフが、働く人のみならず全世代の感動と共感を呼んだ原作。イジメやセクハラ、社内不正、非正規社員問題などといった会社が抱える負の面もリアルに描き、話題を集めた。

「こんな面白いものを放っておいてはいけない」

同局編成企画の渡辺恒也氏は、「ミセン-未生-」をリメイクした経緯について「他人に対する批判や中傷があふれ、普通に生きることが難しくなった世の中で、弱い者を温かく見守り、支えてくれる“良心”のドラマを描きたい」と感じていたことと、「今までの韓流ドラマのイメージと全く異なる原作を見て、こんな面白いものを放っておいてはいけないと思い、リメイク権を交渉しました」と制作に至るまでの経緯を紹介。

リメイクするにあたって“日本の感覚”に合わせてアレンジすることも示唆し、「先入観を抜きにして、楽しんでもらえればと思います」と呼びかけた。

中島裕翔「働く人の希望になれるように」

サラリーマン経験がない中島だが、「仕事現場で緊張したり、いまだに分からないことだらけで右往左往したり、失敗が怖くて前に進めず落ち込んだり。そういう心情の部分は僕自身と重なっている気がします」と主人公・一ノ瀬歩との共通点を告白。同作を「仕事がうまくいった時の喜び。上下関係の難しさ。職場環境の悩み。そういった“会社あるある”をリアルに映し出し、職業を問わず働いている人に共感していただける作品」と紹介したうえで、「明日からまた仕事を頑張ろう”と少しでも働く人の希望になれるように、しっかりと役目を果たしたい」と意気込んだ。

起用理由は「“まだ何者でもない”」

中島の起用理由について渡辺氏は、主人公・一ノ瀬を「追いかけてきた夢を諦め、場所を失ったまま社会に飛び込んでいく」ことから“まだ何者でもない”と称したうえで、「中島さんはHey! Say! JUMPのメンバーとしてますます輝きを見せる一方、演技者としてのこれからに無限の可能性を感じさせる俳優だと思います。一ノ瀬がまっさらな状態から一歩一歩成長していく姿が、中島さん自身が俳優として羽ばたいていく姿と重なっていく」と説明。「“ハマリ役”と呼ばれるようになると期待しています」とエールを送った。(modelpress編集部)

「HOPE~期待ゼロの新入社員~」ストーリー

主人公の一ノ瀬歩(中島裕翔)は幼い頃に囲碁に出会い、日本棋院の院生となり、プロ棋士を夢見て、それからの時間すべてを囲碁に捧げてきた。しかし高校生の頃、父親が病気で他界。母子家庭となり、苦しくなった家計を支えるため、一ノ瀬は高校を卒業したら働きに出ようとする。そんな一ノ瀬に母親は自分が働くからと、囲碁を続けるよう応援。高校を卒業した一ノ瀬は、大学へ進学せず、アルバイトをしながらプロ棋士を目指すも、もう一息のところで試験に落ち続けていた。

日本のプロ棋士採用試験には23歳未満の人しか受けられない、という年齢制限があるため、22歳になり、これが最後のチャンスと、不退転の決意で囲碁に励む。しかし、プロ棋士採用試験前日の夜、母親が過労で倒れ、病院に緊急搬送される事態が起こり、一ノ瀬も試験に落ちてしまうことに…。

囲碁の道が閉ざされ、失意のままアルバイトに明け暮れる日々を過ごす一ノ瀬。その姿に胸を痛める母は知人に頼み、とある総合商社で最終段階をむかえている採用試験に一ノ瀬が受けられるようする。試験内容は1ヵ月のインターンシップ。研修生として実際に働き、その働きぶりを勘案して、採用の可否を決めるというもの。母親の心中を察して、一ノ瀬は「受かるわけがない」と言いながらもインターンとして働き始める。

しかし、舞台は総合商社。英語はもちろん何カ国語も話せて当たり前、特殊な貿易用語が飛び交う世界で、満足な社会経験も学歴もない一ノ瀬は、コピーの仕方すら分からず、打ちのめされる。同期のインターンからは「高卒」「コネ」と爪はじきにされ、上司からは早々に「戦力外」の烙印を押されてしまう。しかし、囲碁も無くなった自分が、ここで逃げたら、本当に何も無い人間になってしまうと戦うことを決意する。

Hey! Say! JUMP中島裕翔コメント

Q:ゴールデン連ドラ単独初主演となる今回のドラマ。ドラマの話を聞いた時の感想をお願いします。
A:“ゴールデン連ドラ単独初主演”と少々長い名目ですが初めてのことですし、まずはうれしいです。同時に、どんな作品に限らずですが、こうして出演させていただけることに感謝しています。撮影を前にして今、心地よい緊張感とワクワクが止まりません」

Q:サラリーマン経験の無い中島さんですが、主人公と重なる部分はありますか? 役作りで考えていることがありましたら、あわせて教えてください。
A:サラリーマン経験はありませんが、仕事現場で緊張したり、いまだに分からないことだらけで右往左往したり、失敗が怖くて前に進めず落ち込んだり。そういう心情の部分は僕自身と重なっている気がします。サラリーマン経験がないからこその新人ならではのリアクションが自然とお芝居に出せるよう、主人公の一ノ瀬歩と同じように一から歩んでいく、という気持ちで頑張りたいと思います」

Q:意気込みと見どころをお願いします。
A:このドラマは、仕事がうまくいった時の喜び。上下関係の難しさ。職場環境の悩み。そういった“会社あるある”をリアルに映し出し、職業を問わず働いている人に共感していただける作品になっていると思います。日曜夜9時はこのドラマを見ていただき、劇中のキャラクターに勇気をもらって“明日からまた仕事を頑張ろう”と少しでも働く人の希望になれるように、しっかりと役目を果たしたいと思っています
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