米倉涼子“黄金タッグ”で13年ぶりの試み「似合わないと思っていた」

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【米倉涼子/モデルプレス=2月19日】女優の米倉涼子が、フジテレビ系スペシャルドラマ「かげろう絵図」(4月8日よる9時~)で主演を務める。松本清張の同名小説が原作の同作は、江戸時代は後期、世間を騒がせた一大ゴシップ“感応寺事件”をもとに描く歴史サスペンス。華麗なる大奥を舞台に、ひねりの利いたトリックとアクション満載の作品に仕上がった。
13年ぶり2度目の試み挑んだ米倉涼子(C)フジテレビ
13年ぶり2度目の試み挑んだ米倉涼子(C)フジテレビ

米倉涼子「時代劇は似合わないと思っていた」

殺された父の敵でもある現政権の悪事と裏事情を探るため、スパイとなって大奥に奥女中として入り込む勇猛果敢なヒロイン・縫(ぬい)役の米倉は、今回もこれまで数々作品に出演してきた松本清張とのコンビだが、時代劇は今回が13年ぶり2度目。自身では「落ち着きがないので時代劇は似合わないと思っていた」と語っていたが、実際に演じて「いろいろなことが目新しくて、“なるほど”と感心することも多く、面白いです」とコメントしている。

また京都での時代劇撮影は初めてのようで、「所作にしても、着物にしても、かつらにしても、すべてが新鮮で、とても緊張しました」と回顧。好きなシーンを尋ねられると、「縫のセリフの中に“大奥は窮屈で。体を思うさま動かせぬものですから”というのがあるのですが、まさにその通りで、居合いをやらせていただいたのですが、その時が1番面白かったです」と明かし、「大人になったので“耐える”ことも必要かなと思うようになり、日本人の女性として女性らしいところを出していく良い機会になったと思います」と振り返った。

山本耕史・夏川結衣・國村隼らも出演

共演者も豪華な顔ぶれが集まり、縫がひそかに恋心を寄せる従兄弟で、武術に優れた武士ながらも、父が無実の罪で失脚しお家断絶となったため闇医者をやっている島田新之助(しまだ・しんのすけ)に山本耕史、新之助が身を寄せる三味線と富本節の師匠で、江戸城の陰謀の裏で謎めいた死を遂げた妹の真相を探ろうとするけなげな女性・豊春(とよはる)に夏川結衣。ほか國村隼、竹中直人、津川雅彦、白石加代子、高畑淳子、木下ほうか、木村祐一、宇梶剛士などが脇を固める。

米倉は、2度目の共演となる山本を「時代劇がお得意だし、今までも器用でかっこいいと思って見ていました。年齢は同じぐらいなのですが、芝居歴が全然違うので、本当に心強いです」とべた褒め。対して山本も「時代劇をあまりやってないそうですが、凛とした顔立ちだし、とても堂々としてらっしゃるし、時代劇をやるのにぴったりの面白い女優」だったと打ち明け、「垣間見られる過去の悲しみだったり、現状の(スパイとしての)厳しい世界にいる女性のたくましい部分だったり、いろんな表情をきっちり表現されていると思いました」と絶賛した。

松本清張の時代劇に自信

同作が、松本清張作品での時代劇ということに関して「あまり時代劇の印象はなかったんで、まず最初に思ったことは“とても珍しい”ということでした。ですが、台本を読むと“さすが!”とうなりました」(山本)、「まさに推理とサスペンス、事件の真相を追いかけて意外な真相にたどりつくというのが松本清張作品だと思います」(國村)など出演者はもちろん、編成企画・羽鳥健一氏(同局ドラマ制作センター)も「清張が時代小説を書いていたことは、あまり知られていません。舞台を江戸城・大奥に移してもそのサスペンスの重厚感と切れ味は健在。本原作は隠れた名作と言えましょう」と太鼓判。主演の米倉は、「ただの時代劇ではなく松本清張先生の時代劇ということで、ぜひやらさせていただきたいと思いました」と出演のキッカケを明かし、「豪華な衣装や、女同士の権力争いなど大奥ならではの世界で、今まで私が演じた松本清張作品とはまた違った面白さが詰まった、見どころ満載のエンターテインメント作品に仕上がったと思います」とアピールした。(modelpress編集部)

米倉涼子コメント

Q:役どころをお聞かせください。
A:「私は縫(ぬい)という役をやっていまして、大奥では登美(とみ)と名前を変えますが、大奥に入り込んで隠された悪事を探していく、というちょっとスパイのような役を演じています。もともと自分の父親が世直しをしようとしたことで殺されてしまい、山本耕史さん演じる新之助の実家に養子となったのですが、その武家も現政権につぶされてしまっています。そんな背景もあって縫は、幼なじみの新之助が武士に戻るためにも、江戸城内の悪事を暴こうとします。簡単にいうと、好きな人のために犠牲になって危ない橋を渡る、けなげな人です」

Q:松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?
A:「今回は40歳にして、大奥という初めての世界で、勉強させていただいています。 ただの時代劇ではなく松本清張先生の時代劇ということで、ぜひやらさせていただきたいと思いました。初めは時代劇でサスペンスってどういうことなんだろうと思ったのですが、実際のところ、今までやらせていただいた松本清張作品の中では温かみがあって、光が差している作品だと思います。時代劇という中で演じさせていただくと、いろいろなことが目新しくて、“なるほど”と感心することも多く、面白いです。私は落ち着きがないので時代劇は似合わないと思っていたのですが、大人になったので“耐える”ことも必要かなと思うようになり、日本人の女性として女性らしいところを出していく良い機会になったと思います」

Q:京都での撮影はいかがですか?
A:「京都での撮影は2度目なのですが、時代劇での京都は初めてです。私は何も知らない幼稚園児みたいな状態だったので、所作にしても、着物にしても、かつらにしても、すべてが新鮮で、とても緊張しました。けれども(京都の)スタッフさんが丁寧に教えてくださったので、とても楽しく演じさせていただきました」

Q:山本耕史さん、夏川結衣さんとの共演について
A:「山本さんは時代劇がお得意だし、今までも器用でかっこいいと思って見ていました。ご一緒するのは2度目ですが、とてもお芝居しやすいです。年齢は同じぐらいなのですが、芝居歴が全然違うので、本当に心強いです。夏川さんとは初めてご一緒しました。かわいらしいお顔の印象とはまた違ったさっぱりした方で、面白いです。すごく着物がお似合いで、はんなりとして、ちょっとした動きにも色気があって、豊春・おこんという役がはまっています。そんなお二人をいいな、素敵だなと思いながら見ていました。私の方はというと、周りから“何をしでかすかわからない”という感じでチェックされていた状態で、余裕ある芝居ができず、まだまだお芝居の幅が狭いな、と痛感しながら撮影していました」

Q:お好きなシーンをお聞かせください。
A:「縫のセリフの中に“大奥は窮屈で。体を思うさま動かせぬものですから”というのがあるのですが、まさにその通りで、居合いをやらせていただいたのですが、その時が一番面白かったです。一番私らしくて。…ってぜんぜん女らしくないですね」

Q:メッセージをお願いします。
A:「松本清張先生が江戸時代の女の園を舞台に描いた時代劇サスペンスです。豪華な衣装や、女同士の権力争いなど大奥ならではの世界で、今まで私が演じた松本清張作品とはまた違った面白さが詰まった、見どころ満載のエンターテインメント作品に仕上がったと思います。運命に翻弄(ほんろう)されながら、好きな人への愛を信じて、人生をかけて大奥の中で危険な道を歩いて行くヒロイン、縫の姿をぜひご覧ください」

山本耕史コメント

Q:役どころをお聞かせください。
A:「新之助と言いまして、主人公の縫を養女に迎えた武家の武士だったんですが、いろいろ波乱があり、浪人から医師になった青年です。いろんな顔を持つ男で、振り幅の広い魅力的な役です」

Q:松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?
A:「(松本清張作品には)あまり時代劇の印象はなかったんで、まず最初に思ったことは“とても珍しい”ということでした。ですが、台本を読むと“さすが!”とうなりました。しっかりしたストーリーで、いろんな要素があって。大奥の中のことやこの時代の家柄の行き違い、さらに恋心であったり、武士道であったり、女性に任せる男の悲哀だったり、ひとつの作品にいろんな要素が盛り込まれている作品だと思いました。さすが、です」

Q:米倉涼子さんについて。
A:「米倉さんは時代劇をあまりやってないそうですが、凛(りん)とした顔立ちだし、とても堂々としてらっしゃるし、時代劇をやるのにぴったりの面白い女優さんだと思いながら撮影しました。いろんな顔が出るのがこの作品の面白いところで、米倉さん演じる縫もおしとやかだったり、垣間見られる過去の悲しみだったり、現状の(スパイとしての)厳しい世界にいる女性のたくましい部分だったり、いろんな表情をきっちり表現されていると思いました」

Q:メッセージをお願いします。
A:「大奥の中の世界だったり、大奥の外で巻き込まれている人たちだったり、この時代でしか作れないストーリーがとても面白く、豪快に描かれていると思います。自分は刀を捨てた男を演じていますが、その男が突然刀を手にする瞬間もまた印象的です。自分が出演してなくてもぜひ見たいと思える作品になったと思います。お楽しみください」

夏川結衣コメント

Q:役どころをお聞かせください。
A:「三味線とお唄の先生をやっている豊春という役を演じています。山本さん演じる新之助が身を寄せている女性で、米倉さん演じる縫とは言ってみれば三角関係です」

Q:松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?
A:「松本清張さんの作品は本当に大好きなんです。特にその時代ならではのびっくりするようなトリックを張り巡らしたサスペンスで…。また、現代物にしろ時代物にしろ、登場する女性はみな業が深くて、野心があったりして、その人物の内面が事件に関わっていることが多く、それがとても面白いです。この作品も、個性的な登場人物を個性的な俳優さんたちが演じていて、それも時代劇で、というのが非常に面白いと思います」

Q:メッセージをお願いします。
A:「大奥を中心とした人間関係のドラマを個性豊かな面々が演じています。悲しくも美しく、見どころたくさんの作品です。ぜひお楽しみにしてください」

國村隼コメント

Q:役どころをお聞かせください。
A:「中野石翁という役を演じています。実在の人物らしいのですが、それこそ松本清張さんの原作ならではといいますか、裏で隠然たる力を発揮して、大奥をバッググラウンドに時の将軍様を操る男です。髪型が白髪の長髪なのですが、髪をかきあげるという経験を初めていたしました」

Q:松本清張作品で、時代劇となりますが、いかがですか?
A:「まさに推理とサスペンス、事件の真相を追いかけて意外な真相にたどりつくというのが松本清張作品だと思います。現代のイメージが強いので、この作品は意外でした。松本清張さんも時代劇を書かれるのかと。時代劇でさらに大奥ということで、『大奥』シリーズを撮ってこられた林監督が非常に楽しそうに入り込んで撮ってくださいました」

Q:メッセージをお願いします。
A:「松本清張さんらしく、展開の読めない面白いサスペンスとなっています。役者陣も時代劇で見たい役者さんが勢揃いで、今までにない松本清張作品になっていると思います。ぜひ皆さんで御覧ください」

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