NHK、今秋朝ドラ発表
2016.01.13 15:36
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NHKは13日、公式ホームページにて、平成28年度後期のNHK第95作連続テレビ小説「べっぴんさん」の制作を発表。脚本はドラマ「名前をなくした女神」「ファースト・クラス」、映画「レインツリーの国」「植物図鑑」(2016年公開予定)など家族、青春、恋愛、悪女ものなど幅広いジャンルを執筆している脚本家で、昨年8月にフリーアナウンサーの羽鳥慎一と結婚した渡辺千穂氏が務める。
戦後、子供服作りにまい進
現在放送中の「あさが来た」、次回作「とと姉ちゃん」に続く同作は戦後の焼け跡の中、娘のため、女性のために、子供服作りにまい進し、日本中を元気にかけぬけていくヒロイン・すみれとその家族、彼女の仲間たちが夢へと向かう物語で、すみれは日本初の総合子供用品店をオープンさせる。実在の人物である坂野惇子氏をモデルとするが、激動の時代を生きた女性たちの人生の物語として大胆に再構成し、登場人物や団体は改称し、フィクションとして描く。
渡辺千穂氏「運命のように感じています」
制作統括の三鬼一希氏は、「今回のドラマのヒロインは、おかあさんです」とコメント。渡辺氏は現在妊娠中だと言い、「今、脚本家としてこのタイミングでこの企画と出会えたことを、運命のように感じています」と告白。「強くならざるを得なかった時代に、自分たちの価値観を曲げずにしなやかに生きたヒロインたち。彼女たちの人生を原稿に重ねるとともに、初めての経験を通しての自分の心の変化に耳を傾けながら、私も人生を重ねてゆきたい。そんな思いで駆け抜けたいと思っています」と意気込みを明かしている。
タイトル「べっぴんさん」とは?
タイトルについて同局は、「今日では、『べっぴん』という言葉は“美しい女性”を表す意味で用いられていますが、江戸時代には『別品』と記し、“特別によい品物”を表す言葉でした」と言及。今回ヒロインが作り上げていく子供服は「それを着せる母親、着る子供にとって、この上ない愛情に包まれた『別品』に他なりません」とし、「また、生き方の美しいヒロインの姿はまさに『べっぴん』です」とタイトルに込めた思いを説明している。4月を目処にヒロイン決定
放送は今年10月3日から来年4月1日の全151回。1月から2月までヒロインオーディションを開催し、4月までにヒロインと出演者を発表。5月よりクランクインを予定している。(modelpress編集部)渡辺千穂(わたなべ ちほ)氏プロフィール
東京都生まれ。2002年連続ドラマ「天体観測」で脚本家デビュー。家族、青春、恋愛、悪女ものなど幅広いジャンルを執筆。主なテレビ作品に「名前をなくした女神」「サキ」「ファースト・クラス」など。主な映画作品に「赤い糸」「さよならみどりちゃん」「レインツリーの国」「植物図鑑」(2016年公開予定)など。NHKでは松山発地域ドラマ「歩く、歩く、歩く~四国遍路道~」プレミアムドラマ「珈琲屋の人々」などがある。
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