井上真央「不安でいっぱいだった」大河ドラマ「花燃ゆ」を振り返る
2015.11.25 14:23
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女優の井上真央が、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合/毎週日曜よる8時~)の撮影を振り返った。
25日、東京・渋谷のNHKにて大河ドラマ主演バトンタッチセレモニーが行われ、「花燃ゆ」主演の井上と、「真田丸」主演の俳優・堺雅人が出席。先日、クランクアップを迎え、大河ドラマ主演のバトンを堺に託した井上は「1年前は放送もまだでしたが、いよいよなんだなという気持ちになりました。『軍師官兵衛』主演の岡田(准一)さんが本当に素晴らしい座長でしたので、現場の良い雰囲気も引き継いでいかなければならないと思いました」と回顧。当時は「不安でいっぱいだった」と明かしながらも「1年間走り続けて、役者としても人としても、いろんな価値観が変わる瞬間がたくさんあって、成長させてもらったと思います」と晴々しい笑顔を見せた。
続けて「大変なこともたくさんあって、みなさんに支えられました」と感謝を伝え、「終わった後は感傷的になるのかなと思っていましたが、自分自身がやりきったという思いがあるので、清々しいです」と胸を張ってコメント。次期大河ドラマ主演の堺に向けて「ちゃんと(岡田から)私も受け取ったように、堺さんに託して、視聴者として楽しみにしています」とエールを贈り、バトンを渡した。
ドラマゆかりの品を交換
バトンタッチセレモニーの名物、ドラマゆかりの地にちなんだ品をお互いに交換する場面では、井上は群馬県の品「シルクのストール」を、堺は長野県の品「信州特産のリンゴ」をそれぞれ贈った。放送中の大河ドラマ第54作目の「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(井上)が、困難を乗り越えながらまっすぐに生き抜く姿を描いたオリジナル作品。明治維新で大きな役割を果たした長州藩を舞台に、松陰の知られざる家族たちの物語、そして松陰が講義する松下村塾のもとに集まった弟子たちの活躍を描く。ドラマは12月13日に最終回を迎える。
来年1月10日スタートの大河ドラマ第55作「真田丸」は、三谷幸喜が脚本を手がける「大坂の陣」で劣勢が明らかな中、追い込まれた大坂城に駆け付け、抜群のリーダーシップを発揮し、胸のすくような活躍をした真田幸村の物語。戦国のスーパースターの幸村の波瀾万丈の生涯を三谷氏が勇気と愛に満ちた物語としてオリジナルで描く。(modelpress編集部)
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