中身は65歳のヒロインを演じる桐谷美玲(C)テレビ朝日【モデルプレス】

桐谷美玲、異色の65歳ヒロインに 人気少女漫画を初実写化<コメント到着>

2015.11.19 12:16

女優の桐谷美玲が、異色のヒロインを演じる。

2016年1月期放送のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「スミカスミレ」(よる11:15~)で、自身が初めて連ドラ主演に抜てきされた『女帝 薫子』(2010)以来6年ぶりに同局で主演を務める桐谷は、中身が如月澄という“65歳の女性”の女子大生・如月すみれ役。体は20歳でも、中身は65歳という異色のヒロインを演じることになり、驚きを隠せない桐谷は、「65歳の感覚で話している時にポロッと出てくる言葉や文化を勉強するなど、今回はこれまで多かった等身大の役以上に準備することがありそうです」と一筋縄ではいかないことを明かした。

撮影に向けて「今は口調や声のトーン、その年代の方々の口癖を探っている最中。母親や祖母など、身近にいる年上の女性を観察しながら、研究していきたいと思っています」と余念のない役作りを告白。「『桐谷美玲史上、最高にピュアで一生懸命な女性』だと感じていただけるよう、頑張って演じたいです」と熱意をあらわにした。

原作「スミカスミレ」の一コマ(C)高梨みつば/集英社
原作「スミカスミレ」の一コマ(C)高梨みつば/集英社

初挑戦への不安と期待

同作は、『Cocohana』(集英社)で連載中の少女漫画『スミカスミレ』(著:高梨みつば)を初めて実写化。ドラマ版では新キャラクターなど独自の要素も加えながら、再び訪れた青春をミステリアスな大人のラブストーリーとして展開していく。

65年間恋愛をしてこなかったため、「もう一度若さを取り戻して、人生をやり直したい」と願ったことで、20歳の姿へと生まれ変わった主人公だが、桐谷自身は「『人生をやり直したい』と思ったことはまだなくて、『千葉の田舎でジャージを着て走り回っていた中高生の頃に1週間だけ戻って、友達と一緒に制服姿で東京へ遊びに行ったりしてみたいな』と思う程度(笑)」とコメント。また、主人公とは感覚や性格も違うところが多いようで、「初挑戦の要素が多く、今はまだ不安も大きい反面、どんな新しい表現ができるのか楽しみです」と胸を踊らせている。

役と共に青春を謳歌

さらに、高校時代から仕事をしていた桐谷は、「『青春してますっ!』みたいな感じを味わい切れなかったので(笑)、今回はすみれ(澄)と一緒に思いっきり青春を楽しみたいです」と期待。「すみれ世代から澄さん世代まで、幅広い層の方々が『青春をやり直せるなら、自分はこんなことをしたい!』と想像を膨らませ、楽しめる作品になればいいな、と思います」と意気込みを語った。(modelpress編集部)

桐谷美玲コメント

自分が65歳になるなんて、これまで想像したこともありませんでした!65歳の感覚で話している時にポロッと出てくる言葉や文化を勉強するなど、今回はこれまで多かった等身大の役以上に準備することがありそうです。今は撮影に向けて口調や声のトーン、その年代の方々の口癖を探っている最中。母親や祖母など、身近にいる年上の女性を観察しながら、研究していきたいと思っています。また、私自身はすみれ=澄さんのように「人生をやり直したい」と思ったことはまだなくて、「千葉の田舎でジャージを着て走り回っていた中高生の頃に1週間だけ戻って、友達と一緒に制服姿で東京へ遊びに行ったりしてみたいな」と思う程度(笑)。一個人としての感覚や性格も、私自身とは違う役どころなんです。初挑戦の要素が多く、今はまだ不安も大きい反面、どんな新しい表現ができるのか楽しみです。

すみれ(澄)は私たちの世代よりも情に厚く、「そんなに熱く臨むと、ダサいと思われるんじゃないかな」と躊躇しちゃいそうなことにも一生懸命取り組む姿がとても新鮮で、魅力的!実は、私自身も高校時代から仕事をしていた関係で、「青春してますっ!」みたいな感じを味わい切れなかったので(笑)、今回はすみれ(澄)と一緒に思いっきり青春を楽しみたいです。すみれ世代から澄さん世代まで、幅広い層の方々が「青春をやり直せるなら、自分はこんなことをしたい!」と想像を膨らませ、楽しめる作品になればいいな、と思います。

そして…青春といえば、やっぱり恋愛!65年間恋愛をしてこなかったすみれ(澄)は、ものすごくピュアだと思います。そんな彼女の初々しい初恋を、私自身も楽しみたい! 「桐谷美玲史上、最高にピュアで一生懸命な女性」だと感じていただけるよう、頑張って演じたいです!!

「スミカスミレ」第1話あらすじ

家業の手伝いや、祖父と両親の介護に追われ、恋愛や大学生活といった青春を一切経験することなく、65歳になった独身の如月澄。長年介護した母を亡くし、天涯孤独の身となった彼女は、遺影の写真を探すため納戸へ。黒猫とカキツバタの絵が描かれた古い屏風にうっかり指を引っかけ、血で屏風を汚してしまう。ところが、血はなぜかみるみるうちに屏風へと吸い込まれ、跡形もなく消えてしまった!不思議に思いながらも、澄は納戸を後に。アルバムを見ながら、青春とは程遠かった昔を思い出し、後悔の念を抱く。と、その時だ。いきなり謎の男が現れた。その正体は黎――カキツバタの屏風から飛び出し、人に姿を変えた黒猫だった!どうやら、先ほど降りかかった澄の血が、黎を屏風の中に縛り付けていた“封印”を解いたらしい…。訳が分からず、動揺する澄。そんな中、黎に望みを聞かれた彼女は、突き動かされるように「人生をやり直したい」と答えるのだが…。

さらに信じられないことが起こる。目覚めた澄は黎の術によって、なんと20歳の姿になっていたのだ!この日を境に、彼女は自分を「主」と呼んでかしずく黎に言われるまま、如月すみれ(桐谷)と名乗って憧れの大学へ通うことに。自分の姿と新しい生活に戸惑い、時に恐怖にも似た不安を感じながらも、青春をやり直そうとする。そんな折、すみれはキャンパスで見覚えのある男子学生と再会する。その人はすみれが65歳の姿だった頃、バスの中で親切にしてくれた真白勇征で…

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