竹内結子×真木よう子×水川あさみ「こんなドラマない」貴重なタッグに奮闘 バカリズムが魅力明かす
2015.06.19 10:00
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女優の竹内結子、真木よう子、水川あさみが、6月23日放送のドラマ「かもしれない女優たち」(フジテレビ系/よる10:00~11:24)で豪華共演を果たすことで話題を呼んでいるが、このほど行われた取材会で、各々が本作に抱く思いを語った。
本作は、女優として華々しく活躍している現在の3人の姿からスタート。女優としての輝かしい経歴を振り返りながら、楽屋へ入るとそこは、各々がターニングポイントであった作品のオーディションでチャンスを掴み損ねてしまった世界だった。その世界で真木はバーでアルバイトをしながら、エキストラ同然の端役を演じる日々。周りから取り残されてしまったという悔しさを忘れないため、ある日記を付けている。水川は、同い年で共に女優を目指していた友人・奈緒が順風満帆に重要な役を掴んでいることに不安と嫉妬を感じる。竹内は、出版社で雑誌編集の仕事につき忙しい日々を送る一方、会社帰りに彼氏とデートするなど充実した生活ぶり。ある日上司から、知り合いが描いたという漫画の書籍化の仕事を指示される。3人の人生がひょんなことから不思議な接点を持ち始め、やがて交錯していくストーリー。
水川は「自分が自分を演じるなんてことはきっとないでしょうし、私たち3人がこうやって並んでお仕事をすることもないでしょうし…。と思うと、すごく貴重」としみじみ語る。その言葉通り、トップ女優が名を連ねるというのは珍しくもあり、貴重なことだ。そして真木は「こんなドラマない。まぁ面白い!それしか言いようがない」とキッパリ言い放ち、竹内は「女の人ってどうあっても、いろいろな選択をしていっても、後悔しないようにちゃんと今を生きているんだなっていう強さを感じた」と脚本を通して感じた思いを明かした。
それぞれ実際に会って1~2時間ほどインタビューを行い「生い立ちだとか、もしこの仕事をしていなかったら何になりたかったかとかそういう話をした」というバカリズム。「もっと『たとえ売れなくても!』とか『どんな形でも私は女優しか!』という人が一人くらいいてほしかった。しがみつく執念みたいな。だけど意外とみんなすんなり答えていたから、そんなに(女優に)執着がないのかなぁと。この仕事じゃないと絶対成立しないような社会不適合者みたいな人がほしかったんですけど(笑)」と本音を語ると、真木は「私、実は結構しがみつくタイプなんですけど、違う答えを求められてると思ったんです。ごめんなさい、気を遣っちゃって」と返し、現場は笑いに包まれた。
また、バカリズムは3人にもともと抱いていたイメージと会ってからのギャップについてこう語る。「真木さんは、執念深く根性があるようなイメージだった。でも打ち合わせで『私は可愛い感じで行きたい』と言われて、世間だったり周囲に対して『私本当はこういうところがあるのに…』って思いながら生きてる人なんだなぁという印象。水川さんは物静かな感じだと思っていたんですけど、すごい気さくでガハガハ笑うし、豪快な方なんだなぁという印象でした。竹内さんは、清楚で知性があるというイメージだったんですが、(他の2人と比べて)ギャップがなかったんです」。これを聞いた竹内は「それって一番面白くないですよね…」と残念そうに本音を漏らすも、笑顔。バカリズムの分析力は流石なものである。
今回、報道陣の取材に応じるにあたり「裏で、実は仲悪いていで行こう、ピリピリした空気で入ってこようって言ってたのに、すっかり忘れてた」と茶目っ気たっぷりに話した竹内。三者三様、見た目や性格はまったく違えどとても仲睦まじい姿で、バカリズムを中心に終始笑いが絶えなかった。そんなトップ女優3人が演じる一夜限りの“パラレルワールドストーリー”は必見だ。(modelpress編集部)
水川は「自分が自分を演じるなんてことはきっとないでしょうし、私たち3人がこうやって並んでお仕事をすることもないでしょうし…。と思うと、すごく貴重」としみじみ語る。その言葉通り、トップ女優が名を連ねるというのは珍しくもあり、貴重なことだ。そして真木は「こんなドラマない。まぁ面白い!それしか言いようがない」とキッパリ言い放ち、竹内は「女の人ってどうあっても、いろいろな選択をしていっても、後悔しないようにちゃんと今を生きているんだなっていう強さを感じた」と脚本を通して感じた思いを明かした。
バカリズムが明かす3人の魅力とは
脚本を務めるのは、昨年初めて手掛けた連続ドラマ「素敵な選TAXI」(関西テレビ)で「第3回市川森一脚本賞」を受賞したお笑い芸人・バカリズム。ピン芸人としての完成度の高いネタだけでなく、脚本力も絶賛されたバカリズムが今回新たに仕掛けるのは、各女優に「もし違う人生を歩んでいたら何をしていたと思うか?」というもの。バカリズムは「キャストが決まらないと僕は台本が書けないんですけど、キャストの方は台本がないと(オファーを)受けられないんですよ」と出鼻を挫かれるも、「とりあえずギリギリのところまでの概要を書いたら、その概要だけでOKしてくださったからすごくありがたいなと思いました」と3人に感謝し、頭が上がらない様子。それぞれ実際に会って1~2時間ほどインタビューを行い「生い立ちだとか、もしこの仕事をしていなかったら何になりたかったかとかそういう話をした」というバカリズム。「もっと『たとえ売れなくても!』とか『どんな形でも私は女優しか!』という人が一人くらいいてほしかった。しがみつく執念みたいな。だけど意外とみんなすんなり答えていたから、そんなに(女優に)執着がないのかなぁと。この仕事じゃないと絶対成立しないような社会不適合者みたいな人がほしかったんですけど(笑)」と本音を語ると、真木は「私、実は結構しがみつくタイプなんですけど、違う答えを求められてると思ったんです。ごめんなさい、気を遣っちゃって」と返し、現場は笑いに包まれた。
また、バカリズムは3人にもともと抱いていたイメージと会ってからのギャップについてこう語る。「真木さんは、執念深く根性があるようなイメージだった。でも打ち合わせで『私は可愛い感じで行きたい』と言われて、世間だったり周囲に対して『私本当はこういうところがあるのに…』って思いながら生きてる人なんだなぁという印象。水川さんは物静かな感じだと思っていたんですけど、すごい気さくでガハガハ笑うし、豪快な方なんだなぁという印象でした。竹内さんは、清楚で知性があるというイメージだったんですが、(他の2人と比べて)ギャップがなかったんです」。これを聞いた竹内は「それって一番面白くないですよね…」と残念そうに本音を漏らすも、笑顔。バカリズムの分析力は流石なものである。
「すごく難しい」「まったく違う」トップ女優を唸らす脚本
自身の過去の経験がエピソードとして脚本に組み込まれているとはいえ、「バカリズムさんの脚本が独特で、会話のテンポが入って来づらかった。バカリズム癖みたいなのがあって、それをどうやって演じるかっていうのがすごく難しかった」と苦悩を明かす真木。水川は「リズムが台本にできあがっているから、それをどういう風に演るのかっていう反面、私はすごく楽しかった。でもそれを長回しで撮ったりするから、普段の撮影とはまったく違うことをしている。今までにない気がしていて、新鮮な気持ちです」と真剣な眼差しを見せた。今回、報道陣の取材に応じるにあたり「裏で、実は仲悪いていで行こう、ピリピリした空気で入ってこようって言ってたのに、すっかり忘れてた」と茶目っ気たっぷりに話した竹内。三者三様、見た目や性格はまったく違えどとても仲睦まじい姿で、バカリズムを中心に終始笑いが絶えなかった。そんなトップ女優3人が演じる一夜限りの“パラレルワールドストーリー”は必見だ。(modelpress編集部)
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