ハースト婦人画報社と講談社が業務提携を発表
2015.03.09 14:00
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9日、ハースト婦人画報社と講談社が業務提携を締結することを発表した。
両社は合同で、都内にて記者会見を開催し、ハースト婦人画報社・代表取締役社長&CEOのイヴ・ブゴン氏と講談社・代表取締役社長の野間省伸氏が出席。このほど、業務提携を締結することで合意し、本年4月よりハースト婦人画報社が刊行するすべての出版物の書店販売業務を講談社が受託することとなった。日本、アメリカ、フランスという多面的なDNAをもつハースト婦人画報社と、1909年創業の業界大手の講談社が今回の業務提携で、それぞれが持つ強みを活かしてシナジー効果を創出していくことを目指す。
インターナショナル誌やラグジュアリー誌を発行し、ハイファッションやライフスタイルを強みとしているハースト婦人画報社のブゴン氏は「両社とも老舗出版社ではありますが、イノベーションを推進していくことに関しても、両社共通しているように思います。今回の業務提携を実現し、講談社と一緒に将来の出版社の形を模索していけることを楽しみにしています」と挨拶。
講談社の野間氏も「10代後半から20代前半に向けた『ViVi』、本年創刊110周年を迎える『婦人画報』までと幅広い年齢層をターゲットとした女性誌グループとなります。今回の業務提携によって、相互補完的で理想的なラインナップを構築することができました」と喜びを述べた。また「女性誌ラインナップを活用して、合同キャンペーンなどを積極的に展開し、書店店頭の活性化につなげ、雑誌市場全体を盛り上げていきたいと考えています」とコメント。出版不況に触れながら「出版業界、雑誌を取り巻く環境が極めて厳しい状況に置かれていることはみなさんの認識の通りでございます。歴史、DNAの異なる両社ではございますが、今回の業務提携によって、それぞれの強み、ノウハウの共有を進め、コンテンツの伝え方を工夫、開発して新しい出版ビジネスの在り方を模索していきます」と今後の展開を語った。
業務提携の内容としては、4月6日発売の「エル・ア・ターブル」から、ハースト婦人画報社が定期刊行する14誌やムックをはじめ、すべての出版物の書店等の小売業者を通じた販売業務を講談社が受託。ハースト婦人画報社が刊行する出版物の奥付は「発行元 ハースト婦人画報社」、「販売元 講談社」となる。なお、編集、制作、広告セールス活動については、これまで通り発行元のハースト婦人画報社が担う。ハースト婦人画報社の定期刊行雑誌には「婦人画報」(月刊)をはじめ、「ELLE JAPON(エル・ジャポン)」(月刊)、「25ans(ヴァンサンカン)」(月刊)、「MEN’S CLUB(メンズクラブ)」などがある。
また、今後、両社はビジネス面やコンテンツ面など様々な面での協業も検討していく予定としている。(modelpress編集部)
インターナショナル誌やラグジュアリー誌を発行し、ハイファッションやライフスタイルを強みとしているハースト婦人画報社のブゴン氏は「両社とも老舗出版社ではありますが、イノベーションを推進していくことに関しても、両社共通しているように思います。今回の業務提携を実現し、講談社と一緒に将来の出版社の形を模索していけることを楽しみにしています」と挨拶。
講談社の野間氏も「10代後半から20代前半に向けた『ViVi』、本年創刊110周年を迎える『婦人画報』までと幅広い年齢層をターゲットとした女性誌グループとなります。今回の業務提携によって、相互補完的で理想的なラインナップを構築することができました」と喜びを述べた。また「女性誌ラインナップを活用して、合同キャンペーンなどを積極的に展開し、書店店頭の活性化につなげ、雑誌市場全体を盛り上げていきたいと考えています」とコメント。出版不況に触れながら「出版業界、雑誌を取り巻く環境が極めて厳しい状況に置かれていることはみなさんの認識の通りでございます。歴史、DNAの異なる両社ではございますが、今回の業務提携によって、それぞれの強み、ノウハウの共有を進め、コンテンツの伝え方を工夫、開発して新しい出版ビジネスの在り方を模索していきます」と今後の展開を語った。
業務提携の内容としては、4月6日発売の「エル・ア・ターブル」から、ハースト婦人画報社が定期刊行する14誌やムックをはじめ、すべての出版物の書店等の小売業者を通じた販売業務を講談社が受託。ハースト婦人画報社が刊行する出版物の奥付は「発行元 ハースト婦人画報社」、「販売元 講談社」となる。なお、編集、制作、広告セールス活動については、これまで通り発行元のハースト婦人画報社が担う。ハースト婦人画報社の定期刊行雑誌には「婦人画報」(月刊)をはじめ、「ELLE JAPON(エル・ジャポン)」(月刊)、「25ans(ヴァンサンカン)」(月刊)、「MEN’S CLUB(メンズクラブ)」などがある。
また、今後、両社はビジネス面やコンテンツ面など様々な面での協業も検討していく予定としている。(modelpress編集部)
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