向井理＆綾野剛のバースデーを新垣結衣らがサプライズで祝福

3人は「S-最後の警官-THE MOVIE」（8月29日公開）に出演。同作は、2009年より「小学館ビックコミック」にて連載中の人気コミック「Sエス-最後の警官-」（現在15巻まで刊行）が原作。2014年1月にTBS系にて連続ドラマ化され、平均視聴率14.2％、最高視聴率18.9％を記録した。犯人を生かしたままの「確保」を目的とする、警察庁直轄部隊の「National Police Safetyrescue」（警察特殊急襲捜査班 通称：NPS）を舞台にした重厚で骨太な新しいタイプの警察ストーリーとなっており、“人を守る手”を持つ主人公・神御蔵一號（かみくらいちご）役を向井、天才スナイパーで、一號のライバルでありバディとなる蘇我伊織（そがいおり）役を綾野、伊織に匹敵するほどの腕を持つ女スナイパーの林イルマ（はやしいるま）役を新垣が演じる。

昨年末にクランクインし、佐世保、福岡、北九州、関東近郊にてロケが行われており、海上保安庁、陸・海・空自衛隊の協力のもと、ドラマシリーズよりスケールアップした迫力のアクションシーンが連日撮影されているが、先日都内スタジオでの撮影現場にて、2月7日生まれの向井と、1月26日生まれの綾野の誕生日を祝うセレモニーをサプライズで実施。リハーサルを終えた向井と綾野の前に、突如バースデーケーキが現れ、新垣から向井へ、平野俊一監督から綾野へ、それぞれ花束が渡された。向井と綾野は驚きながらも喜びの表情を浮かべ、感謝の気持ちを伝えた。

向井＆綾野が感謝　意気込みを語る

向井は「去年の同じ時期に連ドラを撮影していて現場で祝ってもらったので、今年もこのようなタイミングがあればいいなと密かに期待していたので嬉しかったです！」と喜び、「映画のアクションは連ドラよりも断然大変でレベルも高いですが、準備期間をいただいてすごく迫力あるものに仕上がっていると思います」と自信。さらに「常に『ひとつひとつ一生懸命にやる』ということを目標にしていて、それを毎年変えないということが一番の目標です」と決意を語り、「連ドラでは過酷な中で、激しく派手なものを作れた自信がありますが、それをさらに超えた迫力とスケール、さらに今までの日本映画にはないようなテーマやアクションが多く詰め込まれているので、スクリーンでこの迫力を感じていただけるよう、毎日いいシーンを撮れるように頑張ります」と意気込んだ。

綾野も「僕も昨年は連ドラの最中に現場で祝っていただきました。同じキャスト・チーム、そして理と同時に祝ってもらえて嬉しいです！」と感激しきり。「ドラマでは描けない部分を映画で表現していて、現場では充実した時間を過ごさせていただいてます。まずは事故なくケガなく完走しきること。昨年、理と一緒に掲げたことでもありますが、最後まで完走しきることを目標にしていて、実行したいと思っています」と熱い想いをぶつけ、「今回は神御蔵一號を通して正木の存在が描かれていて、ドラマでは不透明だった部分が明らかになります。神御蔵を通して正木が何をしようとしていたのかが明確になりますし、またひとつストーリーが展開されていくので楽しみにしていてほしいです」と期待を寄せた。

プロジェクトの最終章となる映画版には、向井・新垣が所属する「National Police Safetyrescue」（通称：NPS）のメンバー、綾野が所属する、通常の警察官では対応出来ないテロ、人質立てこもり事件など特殊事案を担当し、その解決に際し犯人の生死を問わない「制圧」を警察組織の中で唯一許可されている「Spacial Assault Team」（通称：SAT）メンバー、一號を支える幼馴染・棟方ゆずる役の吹石一恵らお馴染のメンバーが引き続き出演。海上を舞台に、シリーズ史上最も過酷で熱い闘いが繰り広げられる。（modelpress編集部）