相武紗季、官能シーンで新境地「自分がどうなっちゃうんだろう」【モデルプレス】

相武紗季、官能シーンで新境地「自分がどうなっちゃうんだろう」

2014.12.12 17:02

女優の相武紗季が、官能シーンに挑戦し、新境地を切り開く。

直木賞作家・桜木紫乃のミステリー小説が原作の連続ドラマ『硝子の葦 ~garasu no ashi~』が、相武を主演に迎え、2015年2月21日よりWOWOWでスタートすることが12日、明らかになった。

桜木作品では初の映像化となる今作は衝撃の官能派ミステリー。ヒロインをつとめる相武は、これまでのイメージを覆す、官能的なシーンにも挑む。毎週土曜よる10時から放送で全4話。

官能シーンに初挑戦「どうなっちゃうんだろう」

実母の元愛人と結婚し、元雇用主とも不倫関係、誘拐事件を起こした上、焼身自殺を図る…というあまりに複雑な境遇の役どころを演じる相武は、今回のオファーについて「原作には過激なシーンがあると聞いていたので、『どんなことが描かれていて、どんな役なんだろう』と思いながら読んだんですけど、自分が思っていた以上にすんなりと受け入れられた」とコメント。「なかなか演じることの出来ないような役ですし、他では挑戦できないような刺激的なシーンもあるので、撮影に入るのがすごく楽しみです」と意欲を燃やし、「どう演じようというよりかは、自分がどうなっちゃうんだろうと期待する部分が大きいです。きっと新しい自分が見つかるだろうと思っています」と新境地開拓に意気込んだ。

相武の起用理由

また、井上衛プロデューサーは、相武の起用について「殺人や不倫といったイメージからもっとも遠い女優に演じて欲しかった」と語り、「新たな代表作になってほしい」と期待を込めた。監督は、映画『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』など、人の「再生」を描いた作品で高い評価を得ている三島有紀子氏。脚本は「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」等で知られる永田優子氏。女性クリエーター陣によって桜木の世界がどう具現化されていくかも見どころのひとつだ。(modelpress編集部)

■あらすじ
釧路湿原を臨むラブホテル「ホテルローヤル」のオーナーの妻・幸田節子(相武)は、親子ほど年齢が離れた夫・喜一郎と朝食をとっていた。節子の趣味は短歌。喜一郎は自らの勧めで節子が出版した歌集「硝子の葦」に収録されたお気に入りの歌を一首口ずさむ。その歌には、節子の虚無感と退屈、一方で心の奥底に流れる激情がすべて込められているように喜一郎は感じていた。その日の午後、不倫相手の顧問税理士・澤木昌弘とベッドをともにしていた節子のもとに、警察から喜一郎が運転する車が事故に遭ったという知らせが届く。医師によると、脳の損傷がひどく意識が回復する見込みはないという。そこへ実母・藤島律子がやってきた。奔放な性格の律子は実は喜一郎の元愛人。幼少期に虐待をうけて育った節子は律子を激しく憎悪している。病院で律子から罵声を浴びせられた節子は…

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