仲間由紀恵、“こんな哀しみがあった”森光子さんの知られざる人生を描く
2014.02.27 11:04
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女優の森光子さんを描いたドラマが放送されることが決定し、仲間由紀恵が森光子さんを演じることがわかった。
2012年11月10日、満92歳でこの世を去った国民栄誉賞受賞者、森光子さんを描いたドラマ「森光子を生きた女~日本一愛されたお母さんは、日本一寂しい女だった~(仮)」(フジテレビ系、2014年春放送予定)を放送することが決定。今作は、森光子さんの知られざる一面に焦点を当てた、女の情愛劇。母親女優になる前の、女・森光子さんの激情をあぶり出し、大阪の喜劇役者時代(26歳)から、「放浪記」で芸術祭賞を受賞(42歳)するまでに焦点を当て、「女性の幸せ」と「女優の幸せ」との間でもがく、若き日の森光子さんの姿を描く。このドラマは、「あの穏やかで温かい笑顔の裏には、こんな哀しみがあったのか…」という秘話なのだ。
仲間「身の引き締まる思い」
このドラマのナレーションを担当するのは、森光子さんの親友である黒柳徹子。そしてその激動の十数年間の森光子さんを演じるのは、仲間。妻のある男性にひかれ、苦しみながらも略奪する光子、同時に演劇界の帝王に必死で食らいつき、主演女優への階段を昇る光子、その貪欲で純粋な女の姿を熱演する。仲間は「この度、日本人すべての母とも慕われ親しまれた森光子さんの役を演じることになり、大変光栄であると同時に身の引き締まる思いです」と心境を明かし、「女優としても女性としても偉大な大先輩の生きてこられた時代の背景や出演された作品などを、しっかり勉強して撮影に臨みたいと思います」と意気込んだ。
黒柳は「(台本を読むと)私がお会いする前の森さんについて、知らないことがいっぱいあって驚きました」といい、「ドラマのナレーションは、森さんとも大の仲良しだった久世光彦さんとのドラマ以来、久しぶりのことです。お二人とも、もういらっしゃらないのが寂しいですが、大好きな森さんとのたくさんの思い出を胸に、心を込めてナレーターを務めたいと思います」と語った。
藤木直人らの出演も決定
そのほか、妻がありながら森光子さんの才能にほれる演出家・岡本愛彦を演じるのは、藤木直人。森光子さんの女優としての才能を見いだした菊田一夫を演じるのは、石坂浩二。森光子さんは自ら、この三角関係に身を投じ、それは結果、自らを追いつめることとなっていく。(モデルプレス)
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