前田敦子の2013年は、女優活動が目立つ1年となった。

前田敦子、恋愛スキャンダルから女優としての躍進 激動の1年を振り返る

2013.12.28 08:26

2012年8月、AKB48を卒業した前田敦子。卒業後は「女優を目指して」と語っていた通りに、芝居面での活躍が目覚ましい1年となった。一方で恋愛スキャンダルがあるなど、あらゆる意味で彼女の一挙手一投足に注目が集まった。


女優“前田敦子”誕生

2013年のはじまりは、CMキャラクターとして起用されるなど、好調のスタートを切った前田。グループ在籍時代から、映画やドラマなどで女優として活動してきていたが、4月期のドラマ「幽かな彼女」(関西テレビ・フジテレビ系)にて卒業後初の連ドラ出演。SMAPの香取慎吾と共演を果たした。放送が進むにつれ、様々な意見があるものの、「前田敦子の台詞で泣いた」「まさか自分があっちゃんの演技で泣くなんて」といった声も散見され、評判も上々なものであった。

同じ頃、「第22回日本映画プロフェッショナル大賞」の主演女優賞を映画「苦役列車」(2012年公開)で受賞した。これまでに同作で、「第4回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞」「第67回日本放送映画藝術大賞映画部門 優秀助演女優賞・最優秀新人賞」を受賞しており、今回の結果を受け4冠達成、まさに、元AKB48から、女優“前田敦子”としての名を得た瞬間でもあった。授賞式では、今後の女優人生について、「作品を選ぶとかそういう立ち位置に立ててはいないので、私にとオファーがくるのならどんな役でも挑戦したいです」とあくまで謙虚な姿勢を崩さなかった。

5月には、映画「クロユリ団地」(5月18日公開)にて卒業後初の映画主演を務めた。撮影では、「周りのスタッフの方々が空気を作ってくれて、皆さんオンオフの切り替えがとても上手だと感じました」と女優として刺激を受けたことを語っていた。この頃、プライベートでは「様々な映画館に足を運ぶ」と明かしており、もともと映画好きを公言していたが、演技の研究にも余念がなかったようだ。

左より:峯岸みなみ、板野友美、前田敦子/「AKB48 2013真夏のドームツアー~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」札幌ドーム公演より(C)AKS
左より:峯岸みなみ、板野友美、前田敦子/「AKB48 2013真夏のドームツアー~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」札幌ドーム公演より(C)AKS

AKB48の繋がりも…

女優として活動する一方、AKB48との繋がりの強さを感じさせる活動もあった。7月31日、AKB48ドームツアー公演に出演。7月の篠田麻里子の卒業セレモニーに来場し、8月の板野友美卒業ではステージ上で祝福、共にAKB48を作り上げてきた仲間の晴れ舞台をしっかりと見届けていた。

そして9月18日、シングル「タイムマシンなんていらない」をリリース。卒業後初のシングルとなる同曲で、歌手活動を再開した。

前田敦子
前田敦子

恋愛スキャンダル

さらにNHKの木曜時代劇「あさきゆめみし~八百屋お七異聞~」(9月スタート)で主演、11月23日公開の映画「もらとりあむたま子」でも主演を務めるなど、女優の名をほしいままにしていたが、9月25日、歌舞伎俳優の二代目尾上松也との恋愛スキャンダルが流れた。一部スポーツ紙によると、3月に交際スタートとされていたが、事務所側は「プライベートは本人に任せておりますし、事務所としてもそのような報告は受けておりません」といった言葉で応じていた。その後の二人は、公の場で質問を受けても、無言、もしくは「どうなんでしょう」と煙に巻いていた。一部では「交際確実」という論調もあるが、事実は未だはっきりしないままである。

ドレスをシックに着こなす前田敦子
ドレスをシックに着こなす前田敦子
卒業後初のAKB48公演に出演した際の前田敦子/「AKB48 2013真夏のドームツアー~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」札幌ドーム公演より(C)AKS
卒業後初のAKB48公演に出演した際の前田敦子/「AKB48 2013真夏のドームツアー~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」札幌ドーム公演より(C)AKS

前田の2014年

2014年は、黒沢清監督がメガホンをとった前田の主演映画「Seventh Code」(1月11日)の公開でスタートする。同映画は、第8回ローマ国際映画祭で2冠を得るなど、高い評価を得ている。さらに、4枚目となるソロシングル「セブンスコード」を3月5日リリース予定。同曲は前田初のロックチューンとなっており、新たな前田敦子が姿を現す。

前田の2013年は、女優としての地盤を着実に固めつつあった1年だった。しかし一方で、熱愛報道が出るなど、良くも悪くも“前田敦子”という個に注目が集まった年でもあった。2014年も今年の地盤を活かしてさらなる飛躍が期待されるが、熱愛について本人の口からどんな言葉が飛び出すのか、前田の動向に注視する1年となるだろう。(モデルプレス)

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