東山紀之のパーフェクトぶりに国仲涼子もメロメロ

2013.03.22 15:08 views

22日、東京・渋谷NHKにてスペシャル時代劇「大岡越前」初回完成試写会が行われ、俳優の東山紀之、勝村政信、平岳大、女優の国仲涼子らが出席した。

新たな大岡越前守忠相として全会一致で決定したという東山は「最初は裁かれる方かと…」とユーモアたっぷりに切り出し、「素晴らしいキャラクターの跡を継がせていただくことになりました。修学旅行で京都に行ったときに白洲で写真を撮ったんですが、30年経ってまさか自分がそこに座ることになろうとは思っていませんでした。運命的なものを感じますし、喜びとともに演じながら素晴らしい大岡裁きをお見せできたら」と意気込みを語った。

一方、忠相の許嫁を演じる国仲は「今回は3歩下がった爽やかな女の人を演じるというのが私のテーマ。キャスティングミスだと言われないように爽やかに演じたいなと思います」とコメント。

また、東山の印象を問われると「横に立たせていただくことが多いのですが、とにかく素敵。横顔も、正面から見ても、後ろ姿も…すべてが凛々しくて素敵です」と絶賛。さらに「きれいです。こんなにお白州の似合う人はいないんじゃないか」（榊原伊織を演じる勝村）、「長いセリフも絶対に間違えないし、ミスターパーフェクト」（徳川吉宗を演じる平）と共演陣から次々に称賛の言葉が飛び出すと、東山は「ジャニーさんが喜ぶと思います」と切り返し報道陣の笑いを誘った。

◆名作時代劇が新キャストで14年ぶりに復活

昭和45年3月から放送開始され、平成11年3月に29年の歴史に幕を下ろした「大岡越前」。痛快娯楽時代劇の王道とも言える昭和の名作が、14年ぶりにキャスト陣を一新して復活する。

初代の忠相を演じた俳優の加藤剛から「四十三年前の放送開始時の気持ちに戻ってオンエアを見るのが楽しみです。東山さんの大岡越前、大いに期待しています」とメッセージが寄せられると「僕や皆さんの中にあるイメージを大切にしながら、先輩たちのDNAを僕の中に混ぜ込んで新しいものを作っていきたいですね」と気を引き締めた東山。

そして「時代劇は日本にしかない素晴らしい文化。誰かがやらなければいけないなら僕がやりたいですし、これに刺激を受けた子どもたちが後を継いでいってくれたらいい」と作品にかける強い想いを明かした。

同番組はNHK・BSプレミアムで3月30日のよる8時よりスタート。初回のみ59分スペシャルで、全9回の放送。（モデルプレス）