松たか子、ハリウッドデビュー果たした浅野忠信に「立派になられましたね」

2011.06.16 21:25 views

俳優の浅野忠信が16日、ザ・ペニンシュラ東京にて行われた映画「マイティ・ソー」公開記念記者会見に登場した。

7月2日の日本公開に先駆け、同作にてホーガン役を演じハリウッドデビューを果たした浅野忠信が凱旋帰国。会見では映画「ヴィヨンの妻～桜桃とタンポポ～」で共演した松たか子が特別ゲストとして浅野忠信に花束を贈呈し、「よくぞ立派になられましたね」と笑顔で声をかけた。

◆映画にこめた亡き祖父への想い

北欧神話の雷神にインスピレーションを受けた主人公・ソーになぞらえ、テスラコイル（静電気発生装置）によるダイナミックな雷の演出と共に登場した浅野忠信。念願のハリウッドデビューについて「自分の祖父がアメリカ人なので、小さい頃『いつかはアメリカの映画に出ておじいちゃんに会いたい』と思っていた。やっとここまで来れたという感じです」と喜びをあらわに。

ハリウッドでの手ごたえはあるか？という問いには「まだそこまで感じられてない」と控えめに語るも、「これから手ごたえを感じるために、熱心に取り組ませてもらっています。このまま食いついていきたい」と強い意欲を語った。

◆松たか子に「ほっとする」

映画「ヴィヨンの妻～桜桃とタンポポ～」にて、浅野忠信演ずる究極のダメ男・大谷を妻として支えた松たか子は「ヴィヨンのときもいろんな国に行ったユニークなエピソードを聞かせていただいてたので、どこへ行ってもたくましくやっていけるだろうなと思っていました」とコメント。

「浅野さんらしいすっきりとしたデビュー作ですね」と今作の感想を述べた松たか子に対し、浅野忠信は「もう一度作品で共演したい。松さんといるとほっとします」と笑顔を浮かべた。

待望の超大作「マイティ・ソー」は、「神」と「人間」2つの世界を舞台に繰り広げられる3Dアクション。クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンスという豪華キャスト揃いで、既に2億ドルに迫る世界的ヒットを記録している。（モデルプレス）

■「マイティ・ソー」ストーリー

神の世界〈アスガルド〉で最強の戦士であったソーは、強すぎるあまりその身勝手さから、神の世界を戦乱の危機に巻き込んでしまう。

神々の王で父であるオーディンはその行為に怒り、ソーの力と最強の武器”ムジョルニア”を奪い、地球へと追放する。

神から見捨てられ地球へ落ちてしまったソー。為れない人間生活を送る中、ソーは天文学者ジェーンと出会い、徐々に人の痛みや弱を知る。

一方、神の世界の征服をたくらむ邪神ロキの陰謀により、ソーのもとに凶悪な敵が送り込まれようとしていた・・・。

監督：ケネス・ブラナー
出演：クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンス、浅野忠信
7月2日（土）丸の内ルーブル他全国超拡大ロードショー 3D／2D同時公開