松山ケンイチ、「なんとかしなきゃ」の想いで被災地へ 妻夫木聡と濃密トーク展開
2011.06.09 10:44
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俳優の妻夫木聡、松山ケンイチ、山下敦弘監督が6月8日、都内で行われた映画「マイ・バック・ページ」ティーチインイベントに登壇した。
学生運動が全国に拡大した1960~70年代を舞台に、若者が世界のために立ち上がる姿、「現実」と「理想」の間で葛藤する若者たちの想いを描いた同作。妻夫木聡が週刊誌編集記者・沢田、松山ケンイチが革命を目指す活動家・梅山を演じ初共演を果たした。
出演者と同世代の観客25名が招待されたティーチインイベントでは映画の感想をはじめ、これからの時代を担う人間としての生き方に至るまで濃密なトークが繰り広げられた。
◆妻夫木聡が映画にこめた想いとは
一般客による映画の感想に真剣に耳を傾け、「俺がこの映画で伝えたかったのは、もっと”自分が変えてやる”という意識を持っていいんじゃないかということ」と語り出した妻夫木聡。「学生運動がよかったか悪かったかというと、『人が死んだ』という結果があるだけ。でも、自己表現するために意識は明らかに外に向いていたと思う。今は内に向いて籠って、自分を抑制してしまうような時代。俺も役者やるまでテキトーに生きてたし遊んで暮らしたかったけど、いざこの世界に入ってみたら何もできない自分が情けなかった。でもその挫折があったから今の自分がいるんです。何かふつふつとわき起こるものがあるなら、土日だけでも何かやってみるとか、そういうのもアリなんじゃないかな。自分で踏み込まないと出会わない出会いは山ほどあるんです」と、自身の過去を振り返りつつメッセージを送った。
◆松山ケン「なんとかしなきゃいけない」またそれに続け、「僕も行けるときは、福島にがれき撤去に行ってるんです」と明かした松山ケンイチ。「昔アルバイトとかサボってたのに、がれき撤去だけは自分がびっくりするくらい素早く動ける。今も昔も一緒なのは、国を愛する気持ち。地震をきっかけにこの国に生きているという認識を再確認したし、なんとかしなきゃいけないという思いは大事だと思う」と、訪れた観客へ真剣なまなざしを向けた。
4年間同作を温めてきた山下敦弘監督は「学生運動については、今はどこかで批判している。『おもしろく描いてたまるか』という思いがあったので、できるだけ美化するでもなく否定するでもなく、映画に落とし込もうとしました」と想いを語った。
約1時間のイベントを終え、松山ケンイチは「初めて直に感想を言っていただけて、本当に気づかされた。こういうコミュニケーションの中で新しい感覚がうまれてくるんですね」と感想を述べた。
自衛官が殺害されたという実在の事件を通じ、今の日本が失った”社会の熱”を感じることのできる映画「マイ・バック・ページ」。新宿ピカデリー、丸の内TOEI他全国にて大ヒット公開中。(モデルプレス)
出演者と同世代の観客25名が招待されたティーチインイベントでは映画の感想をはじめ、これからの時代を担う人間としての生き方に至るまで濃密なトークが繰り広げられた。
◆妻夫木聡が映画にこめた想いとは
一般客による映画の感想に真剣に耳を傾け、「俺がこの映画で伝えたかったのは、もっと”自分が変えてやる”という意識を持っていいんじゃないかということ」と語り出した妻夫木聡。「学生運動がよかったか悪かったかというと、『人が死んだ』という結果があるだけ。でも、自己表現するために意識は明らかに外に向いていたと思う。今は内に向いて籠って、自分を抑制してしまうような時代。俺も役者やるまでテキトーに生きてたし遊んで暮らしたかったけど、いざこの世界に入ってみたら何もできない自分が情けなかった。でもその挫折があったから今の自分がいるんです。何かふつふつとわき起こるものがあるなら、土日だけでも何かやってみるとか、そういうのもアリなんじゃないかな。自分で踏み込まないと出会わない出会いは山ほどあるんです」と、自身の過去を振り返りつつメッセージを送った。
◆松山ケン「なんとかしなきゃいけない」またそれに続け、「僕も行けるときは、福島にがれき撤去に行ってるんです」と明かした松山ケンイチ。「昔アルバイトとかサボってたのに、がれき撤去だけは自分がびっくりするくらい素早く動ける。今も昔も一緒なのは、国を愛する気持ち。地震をきっかけにこの国に生きているという認識を再確認したし、なんとかしなきゃいけないという思いは大事だと思う」と、訪れた観客へ真剣なまなざしを向けた。
4年間同作を温めてきた山下敦弘監督は「学生運動については、今はどこかで批判している。『おもしろく描いてたまるか』という思いがあったので、できるだけ美化するでもなく否定するでもなく、映画に落とし込もうとしました」と想いを語った。
約1時間のイベントを終え、松山ケンイチは「初めて直に感想を言っていただけて、本当に気づかされた。こういうコミュニケーションの中で新しい感覚がうまれてくるんですね」と感想を述べた。
自衛官が殺害されたという実在の事件を通じ、今の日本が失った”社会の熱”を感じることのできる映画「マイ・バック・ページ」。新宿ピカデリー、丸の内TOEI他全国にて大ヒット公開中。(モデルプレス)
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