山田裕貴が涙「ANN」イベントに大物芸人サプライズ登場・赤楚衛二ら豪華ゲスト&“部員”と過ごした熱き3時間半【「ドラゴンフェニックス甲子園」レポート】
2025.10.26 19:55
俳優の山田裕貴が10月26日、横浜アリーナにてパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週月曜深夜1時~)の番組イベント「山田裕貴のオールナイトニッポン ドラゴンフェニックス甲子園」を開催。本記事では、イベントの様子をレポートする。
山田裕貴、2度目の「ANNX」番組イベント開催
番組でしか聴けないトーク、個性的なコーナー、立ちながら放送する姿など、様々な角度から人気を博している同番組。今回、通称“1部”の「オールナイトニッポン」昇格後初の番組イベントで、同シリーズのイベントとしては2024年1月の「山田裕貴のオールナイトニッポンX 横浜アリーナ王におれはなる!」以来、約1年10ヶ月ぶり2回目の開催となる。山田裕貴、大怪我状態で幕開け
月曜オールナイトニッポン野球部を自主的に牽引する熱きキャプテン・山田。イベント開幕前には“声”の強化合宿を敢行し、気合十分で臨んだが、まさかの「喉の疲労骨折」という悲劇が山田を襲った。果たして、彼は憧れの甲子園の土を踏むことができるのか――そんなドラマチックなVTRからイベントは幕を開けた。松葉杖をつき“大怪我”状態でステージに現れた山田の姿に、会場からは大きな歓声が沸き起こる。山田は言葉を発さず、手振りだけで観客とのコール&レスポンスを繰り返し、徐々に熱気が高まると、大声を上げ、包帯と杖を放り投げる。大怪我から奇跡の復活を遂げたのだった。
「月曜ANN野球部」のプラカードを掲げ、“ドラゴン”と“フェニックス”を引き連れてグラウンドを行進。「なかま!」と叫びながら観客に手を振り、場内を一周した。 この行進中は「世界中に自分の勇姿を広めてほしい」という山田の思いから、観客による撮影も特別に解禁。ファンたちはキャプテンの“夢の瞬間”をそれぞれのカメラに収めた。
その後、ステージに立った山田は堂々と開幕宣言。「喉、回復したぞ!」と拳を突き上げると、再び歓声が響く。「ちょっと緊張していたけど、みんなの顔を見たらなくなった」と笑顔を見せ、観客=“部員”たちと全員で「元気になってY!Yです!」と声を揃え、心を1つにした。
山田裕貴、赤楚衛二と熱い抱擁
しかし、その直後、山田が突然喉を押さえ、うずくまる。 “女学生”こと川島葵アナウンサーが「イベント続行は不可能のため中止します」とアナウンスし、山田も「情けない…すまん、みんな」と膝をつく。その瞬間、ステージに現れたのは俳優・赤楚衛二。「みなさん、落ち着いてください!」と、TBS系ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(2023)の白浜優斗のセリフを放ち登場した。 2人が熱い抱擁を交わすと、友情パワーが炸裂。山田の喉は完全復活を遂げ、客席からは大きな拍手とエールが送られた。このコーナーために、傷や汚れのメイクを施して臨んだ赤楚。ドラマ共演者とのエピソードや、最近ハマっているというピラティスの話など、山田との息の合ったトークで会場を沸かせた。最後は赤楚が「山田裕貴くんのことを今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶し、2人は固く握手を交わした。
続くコーナーでは、山田が「自分が見つけた」と語る、SNSで話題の高校生シンガーソングライター・Aogumoが登場。観客の前で初ライブを行い、タイトル未定の「曲名はまだないです」を透き通る歌声で披露した。会場は静まり返り、最後の音が響き終えると同時に大きな拍手が巻き起こる。さらに、Aogumoが制作した番組ジングル「甲子園バージョン」を観客と一緒に収録する一幕もあり、会場の一体感は最高潮に達した。
山田裕貴、スキマスイッチとのコラボで涙
さらに、ラジオでも“推し”として度々名前を挙げていたグローバルガールズグループ・Kep1er(ケプラー)が登場。「Shooting Star(Japanese ver.)」「Up!(Japanese ver.)」「Yum(Japanese ver.)」「BUBBLE GUM」の4曲を披露し、圧巻のパフォーマンスで会場の空気を一変させた。さらにラストの「WA DA DA(Japanese ver.)」では、山田がKep1erと夢のコラボレーションを果たした。ロックバンド・SUPER BEAVER(スーパービーバー)の渋谷龍太とは、「渋谷龍太 音楽人生を大いに語る」と題した特別トーク企画を実施。会場内に設置されたラジオブース風のセットで熱く語り合う中、山田が突如渋谷を置き去りにし、SUPER BEAVERの「ひとりで生きていたならば」「儚くない」を熱唱し始めるというユーモアたっぷりのやり取りも繰り広げられた。
また、山田と同じ愛知県出身という共通点を持つ音楽ユニット・スキマスイッチも登場。「LINE」「ガラナ」「Ah Yeah!!」など名曲を次々と披露し、熱いパフォーマンスで観客を魅了した。その後、山田がステージに再登場し、スキマスイッチと共に「奏(かなで)」「全力少年」を歌唱。世代を超えて愛されるメロディと、山田の真っ直ぐな歌声が重なり合い、会場は拍手に包まれた。歌い終わりには、感極まり涙を見せる場面もあった。
会場が感動の渦に包まれ、山田が締めくくろうとする中、「おかしいだろ!」と声を上げて客席から登場したのは、俳優・勝地涼。恒例の“ダル絡み”を繰り広げつつ「勝地ファイス!横浜アリーナスペシャル」と題し、かつて番組で行っていた“声を大にして言いたい魂の叫び”を叫ぶ「サクリファイス」特別編を実施。SNS投稿の名前漢字ミスや、山田が主演を務める新ドラマ「ちるらん 新撰組鎮魂歌」へのオファーがなかったことなど、様々な話題を“勝地節”で盛り上げた。
ネプチューン、山田裕貴「ANN」イベントにサプライズ登場
エンディングでは、俳優人生を振り返り、周囲への感謝を語った山田。甲子園の閉幕が近づく中「縁のある人からのメッセージ」として、ネプチューン(名倉潤、原田泰造、堀内健)がVTRに登場。メッセージを贈る中、突如画面から姿を消したかと思いきや、ステージに現れるというサプライズが。原田が山田を巴投げしたり、堀内がバッティングをしたりと、ステージ上はてんやわんや状態になった。その後、ユニフォームを着た赤楚と勝地、渋谷に続き、Kep1erやスキマスイッチらもステージに集まると、名倉から山田へ「優勝旗」が授与される。観客をバックに全員で記念撮影し、番組で作ったオリジナルソング「なかま」の歌唱でフィナーレを飾った。
約3時間半という長丁場にもかかわらず、熱が冷める瞬間は一度もなく温かな笑いと歓声に包まれた同イベント。ゲストとの軽快なやりとりも、“部員”たちとの“心のキャッチボール”も、どこまでも真摯で、どこまでも愛に溢れていた。(modelpress編集部)
セットリスト
オープニング赤楚衛二とトーク/赤楚衛二
~Aogumo LIVE~
M1.曲名はまだないです
山田裕貴フリートーク
~Kep1er LIVE~
M2.Shooting Star(Japanese ver.)
M3.Up!(Japanese ver.)
M4.Yum(Japanese ver.)
M5.BUBBLE GUM
M6.WA DA DA(Japanese ver.)
渋谷龍太音楽人生を大いに語る/渋谷龍太
~スキマスイッチ LIVE~
M7.LINE
M8.ガラナ
M9.Ah Yeah!!
M10.奏(かなで)
M11.全力少年
勝地ファイス/勝地涼
エンディング
M12.なかま/山田裕貴
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