カウアン・オカモト氏「ジャニーズ」の社名維持に驚き「100の可能性で変わると思っていた」
2023.09.08 14:26
故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が7日に会見を実施したことを受け、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が8日都内にて会見を開き心境を語った。
カウアンさん、ジャニーズ社名維持に「むしろマイナス」と本音
7日の会見で、ジャニーズ事務所は初めてジャニー氏の性加害があったことを認め謝罪。辞任する藤島ジュリー景子現社長の引責辞任、東山紀之の新社長就任を発表した。一方でジュリー氏が社長を辞任しながらも代表取締役の立場を取っていること、またジャニーズ事務所の社名を残している点に批判が上がっている点について、カウアン氏は「正直ジャニーズの名前を使い続けることに関しては、 びっくりしましたね」と発言。
「僕はほぼ100の可能性で変わると思っていた部分があって、もちろん寂しい部分はありますけど、世間の反応を見ていても同意見だと思う」とし「ジャニーズ事務所として夢を与えて人々を笑顔にした功績は消えることはないですが、このように全てが出てしまった中で、ジャニーズっていう名前を使い続ける、継続することはむしろマイナスなのかと思いますので、変わった方が心が一変して、会社も一変してやっているのではないかと思います」と述べた。
なお7日に会見中、記者に社名維持の問題点を複数回指摘され、東山新社長は社名変更の会見の余地について「それもあります」とコメントした。
カウアンさんの会見は日本外国特派員協会オフィシャルYouTubeにて生配信された。
ジャニーズ性加害問題
ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ジュリー氏による動画と文書を公開した。そして26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。6月12日には事務所が新たに設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を行い、その後8月29日に特別チームが調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言していた。(modelpress編集部)
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