溝端淳平・志田未来・関水渚ら、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」新キャスト発表
2022.07.14 12:42
views
2023年に放送予定の嵐・松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」の新キャストが14日に発表され、溝端淳平、志田未来、渡部篤郎、真矢ミキ、豊嶋花、関水渚、野間口徹が出演することが決定。また、ピアニスト・作曲家の稲本響が音楽を担当することがわかった。
松本潤主演「どうする家康」
今作は、脚本家・古沢良太が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。松本が家康役を演じるほか、織田信長役に岡田准一、家康の妻である瀬名(築山殿)役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、武田信玄役に阿部寛ら豪華キャストが出演する。溝端淳平・志田未来・関水渚ら、大河ドラマ初出演
溝端は今川義元(野村萬斎)の嫡男で「なすことすべて裏目に出る」今川氏真(いまがわ・うじざね)役、志田は「関東の雄・北条家から嫁いだ姫」で溝端演じる氏真の妻・糸(いと)役、渡部は「愛娘には弱い筆頭家老」関口氏純(せきぐち・うじずみ)役、真矢は「今川家の品格を守る気高き母」巴(ともえ)役で、渡部と真矢は夫婦役となり、有村演じる瀬名の両親役。豊嶋は「瀬名と命運を共にする少女」たね役、関水は「椿姫と謳われる女城主」お田鶴(おたづ)役、野間口は「家康と激戦を繰り広げる知将」鵜殿長照(うどの・ながてる)役を演じる。溝端、志田、真矢、関水は大河ドラマ初出演。渡部は4作目、豊嶋と野間口は2作目の大河ドラマ出演となる。
音楽担当は稲本響に決定
音楽担当の稲本は、映画・ドラマ・舞台・CMなどの作曲・音楽監督も務めており、主な作品は、映画「長い散歩」「グラスホッパー」、ドラマ「私という運命について」、舞台「海の上のピアニスト」「君と見る千の夢」など。NHKにおいては「眩~北斎の娘~」「平成細雪」「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」「ノースライト」などを担当した。(modelpress編集部)溝端淳平コメント
・演じる人物の印象と意気込み今川氏真は、戦国武将の中でも特に数奇な生涯を辿った人だと思います。血筋も育ちもいいサラブレッドですが実は劣等感の固まりでもあり、父親に認められたい、家康を越えたい、という一心で武人としての研鑽を積みながらも、自分に才能が無いことにもがき苦しむ、人間くさい人物という印象です。家康とは兄弟のように育ちますがやがて決別し敵となってしまいます。その後全く違う道を進んでいきますが、豪傑達が台頭する戦国時代の中で、お互い根底には1番近いものがあるような気がします。
・大河ドラマ初出演にあたって
役者をやり始めた頃から、大河ドラマに出演するということは大きな目標でした。いつか自分もという思いを持ち続け、念願が叶いました。これまでの経験を活かしながらも、初心に還り丁寧に自分なりの今川氏真を創っていきたいと思います。
・古沢作品について(※初出演)
古沢さんの作品で『キサラギ』という映画が好きです。密室で起きる4人の会話劇で、役者さんもさることながら緻密な計算で作られている脚本の力が素晴らしい作品です。一年間に及ぶ長編の『どうする家康』の中でも伏線が至るところに散りばめられていると思うので、そこも楽しみの一つです。
・徳川家康役・松本潤さんについて
家康役の松本潤さんとは10年ほど前に共演して以来、公私共にお付き合いさせていただいています。松本さんは頼りがいがあり、時には役者全員の盾になってくれる男気や、スタッフの方々含め現場全員に細やかな気配りや配慮をしてくださる優しさのある方です。今回も出演が決まったことをご報告すると、すぐに電話をかけてくださいました。また同じ現場で一緒に作品作りができることがとても幸せですし、楽しみです。
志田未来コメント
・演じる人物の印象と意気込み多くを語ることのない糸ですが、その中にも強さや優しさ、愛情をたっぷりと感じました。一度嫁いだ身、妻として夫となる今川氏真の側で、命ある限り支えたいという強い思いに胸を打たれました。その思いを観てくださる方にしっかり届けられるように演じていきたいです。
・大河ドラマ初出演にあたって
大河ドラマは、まだまだ遠い存在だと思っていました。まさか出演させていただけると思っていなかったので、とても光栄です。それと同時に今までに感じたことのない緊張感でいっぱいです。「どうする家康」の世界に入れること楽しみにしています。
・古沢作品について(※初出演)
初めて参加させて頂きます。古沢良太さんの作品は、想像を超えるエンターテイメントなキャラクターを生み出し、そこにリアリティを感じさせるセリフが魅力的だと、いつも引き込まれていました。「どうする家康」でも人間味あふれる人物たちと出会えることが楽しみです。
・糸の夫・今川氏真を演じる溝端淳平さんについて
溝端淳平さんと作品でご一緒させていただくのは10年以上ぶりになります。前回は、刑事と犯人という役柄での共演でしたが、今回は夫婦役という、とても近い間柄になります。短い期間ではありますが、どんな夫婦像を作り上げられるかワクワクしています。
渡部篤郎コメント
前作の作品から、22年ぶりという事ですが、その時間にはとらわれず臨む次第です。今作の脚本を拝見し、とても素晴らしい作品に参加させて貰えることを嬉しく思います。素晴らしいエンターテイメントを、皆さまにお届けできるよう尽力いたします。真矢ミキコメント
・演じる人物の印象と意気込みこの時代生きる人々は覚悟が違うのだと思います、ですが、子を思う母の気持ちは戦国も今も変わらず大地のように広くあたたかいのだとも思います。平常心で心込めたいです。
・大河ドラマ初出演にあたって
幼い頃から毎週日曜日、父が楽しみに晩酌と共にテレビを占領していた光景が懐かしく、あたたまる気持ちを思い出しています。なので、亡くなった父にも恥じぬよう存在したいです。
・古沢作品について(※初出演)
随分前になりますが古沢さんを知ったのは「キサラギ」。ワンシチュエーション、ミステリアスな作風の中、時間が経つと共に登場人物の人格がスクリーンからもれだすような新感覚が忘れられません。映画なのに人の家を覗き見したようでした。なので、「どうする家康」も歴史上の人物とはいえ、その時代にもきっとあった人間らしさ大切にしたいですタイトルからも、既にその臭いがしていて楽しみです。
・夫・関口氏純役の渡部篤郎さんへ
この戦国時代の夫婦というのは、今の夫婦像とは根本から全く異なると思うので、生きることがいかに命懸けなのか渡部さんと探りたいです。
豊嶋花コメント
・演じる人物の印象と意気込みたねは、侍女として名門関口家に仕えているものの、自分の芯をしっかり持った強い少女だと思います。瀬名の側近であるたねは、どんな人だったのか自分の中で想像力を膨らませて、精一杯演じたいです。
・大河ドラマの思い出
「八重の桜」で山本みね(幼少期)役を演じた時はまだ6歳だったので、うっすら記憶に残っています。大河ドラマに初めて出演するということで、身内みんなが大騒ぎで喜んでくれました。母親役の長谷川京子さんに叱られるシーンで涙を出せなかったのですが、気持ちはしっかり伝わってくると監督に褒められたのが嬉しかったことを覚えています。
・古沢作品について
人生で初めてきちんとお芝居をしたのは、5才の時に出演した古沢良太さん脚本の映画「外事警察 その男に騙されるな」でした。あの頃は難しかったストーリーも今ならよく分かると思うので、久しぶりに見返したいです!映画「ALWAYS 三丁目の夕日」も大好きな映画です。私の知らない昭和の古き良き日本の日常がユーモアたっぷりで感動的に描かれていて、とても幸せな気持ちになりました。
・共演者について
有村架純さんは役者としても女性としても尊敬している方なので、共演することができてとても嬉しいです。他にも一緒にお仕事をさせていただきたかった俳優さん方がたくさんいらっしゃるので、みなさんのお芝居を近くでみて学べることがすごく楽しみです。
関水渚コメント
・演じる人物の印象と意気込み正義感が強く、自分の気持ちに正直で、人に対しても真っ直ぐ向き合える、そして意志の強い少女という印象です。この素晴らしい役を初出演の大河ドラマで演じさせていただけること、大変嬉しく思います。お田鶴として生きられる日々を楽しみながら、生き生きと演じたいと思います。
・大河ドラマ初出演にあたって
まず、一番最初に思うのは、いつも応援してくれている、私の祖父が大好きなドラマという印象です。なので、いつも応援してくれている祖父に見てもらえるのがとても楽しみです!!
・古沢作品について
古沢さんの脚本はキャラクター一人一人、すみずみまで信念や正義が丁寧に描かれており、一人一人が生き生きとキラキラしていて、全キャラクターを愛さずにはいられないと思っています。古沢さんの愛に溢れている脚本が、本当に大好きです。
・瀬名役・有村架純さんについて
有村架純さんにお会いするのがとても楽しみです。テレビや映画で拝見させていただいていて、可愛らしい方だなといつも思っていました。まだお会いしたことはないですが、大好きです!(笑)
野間口徹コメント
・演じる人物の印象と意気込みまさか自分が武将を演じることになるとは。しかも、最期まで忠義を尽くす人間で……。初めての役柄、丁寧に演じたいと思います。
・大河ドラマの思い出
10年前、ただただ緊張し、あまり記憶にありませんが、眼鏡なし、お歯黒で、誰にも気づいてもらえなかったです…。
・古沢作品について
言いたくなる台詞が散りばめられていて、掛け合いが楽しいです。新しい家康像が見られると思うので、楽しみで仕方ありません。
【Not Sponsored 記事】