「ミステリと言う勿れ」整(菅田将暉)、“闘病”という言葉に疑問 牛田(小日向文世)との会話に「深い」「考えさせられた」の声
2022.02.07 22:09
俳優の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜よる9時~)の第5話が、7日に放送された。菅田と俳優の小日向文世のシーンに反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」
同作は、天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(菅田)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。原作は累計発行部数1,300万部を突破している人気コミック。菅田のほか、伊藤沙莉、尾上松也らが出演する。整、“闘病”という言葉に疑問
頭を打ち、念の為検査入院をすることになった整は、隣のベッドの牛田悟郎(小日向文世)から彼が刑事時代だった頃の話を聞く。そして「刑事としても負け、長い闘病生活の末病気にも負ける」と漏らした牛田に、整は「どうして闘病っていうんだろう。闘うっていうから勝ち負けが付く」と疑問をぶつける。例として、有名人がなくなった時には報道で「病には勝てず」「病気に負けて」「闘病の末力尽きて」といった言葉が使われると話し、「どうして亡くなった人をむち打つ言葉を無神経に使うんだろう。負けたから死ぬんですか?勝とうとしたら勝てたのに、努力が足りず、負けたから死ぬんですか?そんなことない。僕ならそう言われたくない」と持論を展開した。
さらに「勝ち負けがあるとしたら、お医者さんとか医療ですよ。その時点の医療が負けるんです。患者本人が、あなたが負けるんじゃない」と続けた整に、牛田は笑って「あんたは若くて当事者じゃないからまだわからんかな。『病と闘うぞ』と思う気持ちも大事なんだよ。その気持ちが必要な時もある」と返答。
しかし整は「それでも、人は病に負けたから死ぬんじゃないです。僕はそう思う」と自身の意見は曲げなかった。
整&牛田の会話に反響
翌日の朝、隣のベッドには誰もおらず、「牛田さんは昨日の朝亡くなられましたよ」と看護師に知らされた整。自身が見た牛田は霊であったことを知るのだった。“闘病”という言葉に対する整と牛田の会話に、視聴者からは「整くん深いこと言うなぁ…」「考えさせられた」「どっちの意見もわかる」と反響が続々と寄せられていた。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
【Not Sponsored 記事】