ジャニー喜多川さん&SMAPの秘話、欽ちゃんが明かす
2019.07.13 10:36
“欽ちゃん”こと萩本欽一が12日、NHK・BSプレミアム特番「欽ちゃんのアドリブで笑」の公式Twitterにて、9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)についてつづった。
欽ちゃん、SMAP誕生秘話を明かす
ジャニーさんとは長年の交友がある萩本。「ジャニーさんとは若い頃に麻雀をやった。遊び仲間という感じで、テレビ局で顔を合わせるたびに『欽ちゃん、あの頃のこと懐かしいね』と話しかけてくれた。亡くなってから初めて、9歳も年上の大先輩だったことを知った。まったく威張ったところのない素敵な方だった」とジャニーさんとの思い出と人柄について語った。そして「ジャニーさんが昔こう言ったの。『歌とダンスができるだけじゃなくて、これからは司会もコントもできて、番組を成功に導ける人が必要。それでね、笑いのセンスがありそうな子たちがいるから見てくれない?』。それがSMAPだった。そして彼らは、本当にそうなっていった」とジャニーさんとSMAPとの秘話を紹介。
香取慎吾とは約17年に渡り「全日本仮装大賞」でコンビを組むなど、元SMAPメンバーたちを近くで見守ってきた萩本は、「『笑いができる』じゃなく『笑いのセンスがありそうな』という言葉をジャニーさんは使う。そこがすごい。歌手にあざとい笑いをさせるのじゃなくて、笑いのセンスをみてもらう。それがジャニーさんの粋なところだよね」とジャニーさんとSMAPに思いを馳せた。
様々な思い出を振り返りながら、最後に「ジャニーさんは、日本にたくさんのスーパーアイドルを生み出した。歌やダンスに加えて、番組の司会もコントもできるスーパーアイドルたちに、毎日多くの人が楽しませてもらっているもんね。それを根付かせたのがジャニーさん。本当に偉大なことを成し遂げた方でした」と追悼した。
ジャニー喜多川さん、死去
ジャニーさんは、9日午後4時47分、都内病院にて、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため永眠。12日にジャニーズアイランドの稽古場で家族葬が執り行われ、約150人のタレントたちが参列した。事務所がホームページで発表したコメントによると、ジャニーさんは搬送後、集中治療室にて延命措置を行った結果、一般病棟に移動。毎日年長のタレントからJr.までが入れ替わり病室に訪れ、ジャニーズの楽曲を流しながら同じ空間でジャニーさんとの思い出を語り合い、ジャニーさんの好物を食べることが日課に。また、危険な状態に陥ることもあったがタレントたちの呼びかけによって何度も一時的に危機を脱したという。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】