

「世間の手のひらを返させる」尖りすぎたVTuber9人組「最強無敵連合」が始動「目指すは“スーパースター”」

VTuberグループ「女子研究大学」のリーダー格であるニキが、タレントプロダクション「最強無敵連合」の設立を発表。7月5日にはオリジナル楽曲「Readyyy Go!!!」をリリースした。所属メンバーのSNS総フォロワー数はすでに500万人超と人気だが、「大人の力を使って、本気で悪ふざけがしたいんです」と不敵に笑う彼らは一体何者なのか。中核を担うニキ、しろせんせー、新メンバーであるシードの3人に、プロダクション設立の裏側から壮大なビジョン、そして“仲間”との異質な関係性まで、赤裸々に語ってもらった。
大手事務所、他の人たちができないようなことに挑戦したい
――新たに発足したプロダクション「最強無敵連合」とはどういう集団なのか教えていただけますか?
ニキ:SNS上でトップを目指すようなプロダクションにしたいなと…。本音を言うと、「大人の力を使って悪ふざけがしたい」ですね。あとは、お金が欲しいです。
一同:(笑)。
ニキ:本音はそっちです(笑)。プロダクションっていうと、才能ある人を育てて世に出していく、みたいな建前がありますけど、僕らにとっては、仲間内で「これ、おもろい」って信じたものを、より実現しやすくするための“箱”みたいな感覚が近いですね。
しろせんせー:大手事務所さんとかだと、コンプライアンス的にきれいすぎてできないことがたくさんあると思うんですよ。僕らはきれいすぎないというか、他の人たちができないようなことにも挑戦したい。心の底から信頼しあってる仲間だからこそできるようなことをね。
「身内ネタになりすぎない」を意識
――例えば、どんなことをやってみたいですか?
ニキ:心霊スポットに誰か1人置き去りにして、みんなで帰っちゃうとか。そういう、ふざけたことをすると最近は批判されがちじゃないですか。でも、僕らがやることで「まあ、こいつらならしゃあないか」って、面白がってもらえるような空気感を作れたら最高だなって。
シード:視聴者が「自分だったら踏みとどまるな」っていうラインを、僕らが代わりにひょいっと超えるというか、妄想の中の行動を僕らが実現して見せるみたいな感じですかね。
――そのためには視聴者との距離感も重要になりそうですね。内輪だけで盛り上がっていると思われないような工夫は?
ニキ:それは常に意識してますね。ガッツリ裏話になりますけど、身内ネタになりすぎないように、そういう部分は編集でカットします。もちろん、身内をいじる企画もありますけど、基本的には“外から見て面白いか”という視点は常に持つようにしています。たまに「あれ、これ大丈夫かな?」って思うことはありますけどね(笑)。そのギリギリを攻めるのが楽しいんです。
しろせんせー、きっかけは「スマホゲームの実況」
――そんな尖った皆さんのことを、もっと深く教えてください。まずはしろせんせーさんから、活動を始めた経緯は?
しろせんせー:コロナ禍で大学もアルバイトも始まらなくて、暇だったんですよ。その時に、たまたまやっていたスマホゲームの実況を始めたのがきっかけです。最初はトークっていうより、普通にゲームをやっているだけでした。
――そこから、どうやって今のようなトーク中心のスタイルに?
しろせんせー:途中でニキっていう存在を知って、仲良くなってからですね。そこからは、しゃべりを主体にした動画を撮るようになって、そういう仲間が徐々に増えていって、今に至るって感じです。
ニキからシードへ「YouTube興味ない?」と誘い
――シードさんは最近活動を始められたばかりだとか。
シード:僕は、テレビとかYouTubeとかエンタメ全般が子供の頃からすごく好きで。今の活動の主戦場であるYouTubeも顔出しするのが当たり前だと思っていたので、チャレンジするにもリスクが高いなと思ってました。自分の顔が知られるのが嫌で、元々活動するなんて考えてもいませんでした。
でも、内心では「(YouTubeを見ていて)このぐらいのレベルだったら、俺も食えるぐらいにはなれるな」って、どこかで思っていたんですよ。“トップは無理でも、そこそこのところには行けるだろう”みたいな。そんな時に、ちょうど仕事を辞めようか真剣に悩んでいたタイミングで、ニキに誘われたんですよね。
――人生の転機だったと。
シード:はい。僕、ずっと「自分は何かを成す人間だ」って信じて生きてきたんですけど、誘われた当時は本当にうまくいってない時期で。「もしかしたら俺は、このまま何も成せないのかもしれない」って、半年ぐらい本気で落ち込んでいたんです。そんなタイミングで、リア友でもあるニキからインスタのDMが来たんですよ。
――どんな内容でしたか?
シード:「シード、YouTube興味ない?」って、たった一言。最初は、彼の動画に一度だけ出る「友達呼んでみた」みたいな企画だと思ったんです。でも話を聞いたら、継続的に一緒にやっていこうと。もう「これしかないな」と思いました。なので、迷いは一切なかったですね。
ニキ「神様に『君は運命の子だ』って言われた」
――そのシードさんをスカウトしたニキさんは、どういう経緯でこの世界に?
ニキ:いやぁ、気付いたらここにいましたね。寝ている時に、神様に「君は運命の子だ」って言われたんですよ。だからもう、やるしかないなと。何の知識もないまま、この大海原に全裸で飛び込んできました。そしたら意外と泳げた、みたいな。まあ、運命なんで。何したってウケるなって。
しろせんせー:また始まったよ…その自信はどこから来るんですか(笑)。
ニキ:運命だから、しょうがないです。みんなの運命はすでに決まっているので。
――そんな個性的な皆さんが集まって、今後どんなことを成し遂げたいですか?
ニキ:なんでもいいので、とにかく一番になりたいです。“友達とでっかくなっていったら、もっと面白いことできるじゃん”ぐらいの漠然とした感じですけどね。
「歩」はいずれは「金」になる
――そんなニキさんから見て、集まった仲間はどんな存在でしょうか?
ニキ:兵隊ですね。動かせる兵隊は多い方がいいです。
シード:おい(笑)。
しろせんせー:友達を兵隊って呼んでるぞ、こいつ。
ニキ:あ、ごめん間違えた。手札、手札。
シード:余計悪くなってるよ!
ニキ:将棋で言うところの“駒”は多い方がいいよね、ってことです。今はまだ「歩」ばっかりなんで、早く「飛車」や「角」も欲しいですね。まあ、この「歩」たちも、いずれは「金」になるんで。大切な駒たちを、これから大事に磨いていきます。
“ふざけすぎ”な名前も「名実ともにでかくなった時には評価される」
――その第一歩として設立された「最強無敵連合」。名前にインパクトがありますね。
ニキ:そうなんですよ。こういう変な名前って、僕らがこれから有名になっていった時に、絶対面白くなるじゃないですか。大手メディアとかすごい大物に「最強無敵連合が~」なんて言わせた時点で、もう僕らの勝ちなんですよ。
シード:最初は「ふざけすぎだろ」ってたたかれるかもしれないですけどね。
ニキ:でも、名実ともにでかくなった時には、それも面白いって評価される。僕らの母体である「女子研究大学」って名前もそうでしたし。世間は手のひらを返すものなんで、その手のひらを“僕らの力で返させてやろうぜ”って。
――力強い言葉ですね。すでに新曲やライブも決まっているそうですが、今後の具体的な活動について教えてください。
ニキ:まず、最強無敵連合として9人で歌う新曲「Readyyy Go!!!」が出ます。何かの始まりにふさわしい、疾走感のあるワクワクする曲ですね。
しろせんせー:聴いた感じすごくキャッチーで、幅広い人に受け入れられそうだなって。
ニキ:あと10月に「女研」でライブをやります。タイトルが「女研学園災 ~ほんまありがとうりぃちょ~ ※本公演に彼はいません」っていうんですけど。
一同:(笑)。
しろせんせー:僕らのライブって、歌も歌うんですけど、それ以上にトークとか、動画でやった企画をステージでやったりとか、エンタメ色が強いのが特徴ですね。他のグループのライブとは、ちょっと違う楽しみ方ができると思います。
目指すのは「スーパースターになること」
――「女研」としての新曲もあるんですよね?
しろせんせー:「ワライリュージョン」という曲です。こっちはかなりトリッキーで、途中で曲調がガラッと変わったりするんですよ。僕、ラップパートと英語を喋るパートがあるんですけど、レコーディングはめちゃくちゃ恥ずかしかったです(笑)。
ニキ:でも、すごく「女研」っぽい、それぞれの個性が詰まった曲になったと思います。フルアニメーションのMVも作っているので、そちらも楽しんでほしいですね。
――最強無敵連合としても、いつかライブを?
シード:やりたいですね。僕みたいに顔出ししたくないメンバーも、今や映像で出演できる時代じゃないですか。実写のメンバーと、2Dのメンバーが同じステージに立つ合同ライブって、まだあまりないと思うので、新しい形を見せられるんじゃないかなって。
――最後に、この連合が目指す最終的なゴールを教えてください。
しろせんせー:最終的には、メンバー全員でバトルロワイヤルですね。
ニキ:生き残りをかけて(笑)。真面目に言うと、スーパースターになること。僕らの活動を見て、一人でも多くの人が「こいつら、なんか面白いな」ってワクワクしてくれたら、それが一番です。まだ“歩”ばかりの俺たちが、どこまで駒を進められるのか。最強無敵連合の“ふざけすぎた野望”が、いずれ世界を巻き込む日まで、どうか笑いながら見届けてください。
最強無敵連合「Readyyy Go!!!」MV
[/EXCLUDE]
関連記事
-
彼からプロポーズを受けた直後…「好きな人できた」破局から2年後⇒再会を果たすも【衝撃発言】にドン引き!?【恋愛問題解決法】愛カツ
-
男性の誕生月でわかる!デートの時にコッソリ見ているポイント<1月~6月>ハウコレ
-
手をつなぐより意味がある?男性が本命にしか見せない触れ方とはハウコレ
-
家族なのに…<家賃5万>を請求してくる夫!?しかし15年後⇒「あれ…まさか」妻はマンションの”長年隠された闇”を見つけ…顔面蒼白!?【夫の配慮に欠けた行動には】Grapps
-
高熱の孫を放置して…“酒盛りBBQ”を楽しむ義家族!?だが数時間後「救急です!」鳴りやまない“サイレン”の中で…【子育て中の危険なトラブル】Grapps
-
「本命にしかやらんてば(笑)」男性の本命LINEGrapps
「音楽」カテゴリーの最新記事
-
“一番星”中島健人、渋谷熱くする初全国ツアーファイナル「ドームで“LOVE KENTY!”聞きたいんだよ」【“N / bias” 巡】モデルプレス
-
ドラマ『しあわせな結婚』スタート、躍動する"可愛すぎる48歳"松たか子が今いちばん輝いている理由ENTAME next
-
【18日放送「Mステ SUPER SUMMER FES」】ミセス人気夏うた「青と夏」披露 Snow Man&SixTONESは人気楽曲2曲パフォーマンス<一部コメントあり>モデルプレス
-
阿部サダヲ&松たか子が10年ぶり夫婦役『しあわせな結婚』に“名作が生まれそう”な予感ENTAME next
-
中島健人、初のソロ海外公演決定 9月に台湾で開催【N / bias】モデルプレス
-
高校教師とホストの愛の物語 ドラマ『愛の、がっこう。』が描く圧倒的リアルと、ラウールのハマりっぷりENTAME next
-
乃木坂46瀬戸口心月、6期生楽曲センター決定 タイトルは「なぜ 僕たちは走るのか?」モデルプレス
-
松本かれん&桜庭遥花「PiKi」CDリリース決定 ジャケ写・イベント情報も解禁【Kawaii Kaiwai】モデルプレス
-
荻野目洋子が初登場!第1弾出演者7組発表『東日本大震災・九州災害復興チャリティー2025 神宮外苑花火大会』WWS channel