日曜劇場『キャスター』(TBS公式サイトより)

道枝駿佑、阿部寛と共演『キャスター』で飛躍の時!俳優として「覚醒」期待大の理由

2025.04.12 17:03
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阿部寛が主演するTBS系「日曜劇場」枠の新ドラマ『キャスター』が4月13日にスタートする。前評判が高くすでに話題を集めている同作の大きな注目点として、業界内でも期待されているのが「俳優・道枝駿佑」の覚醒だ。

同ドラマは、視聴率が低迷する民放の報道番組「ニュースゲート」のキャスターに就任した進藤壮一(阿部)を主人公にした社会派エンタテインメント。「真実を伝える」ためには手段を選ばず、周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な進藤を中心に物語が描かれる。

阿部の脇を固めるのは、進藤に振り回されながらも番組の総合演出として奮闘する崎久保華役の永野芽郁と、進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介役の道枝駿佑。永野の演技にも注目が集まるが、それ以上に期待せずにいられないのが「日曜劇場」初出演となる道枝だ。

6日に開催された完成披露試写会&制作発表会見では、道枝が第1話で阿部演じる進藤と正面から向き合うシーンを振り返りながら、「阿部さんのパワーがすごすぎて、泣きそうになった」と告白。自分の心情と役がリンクしていたことを明かし、阿部との共演によって、今までにない化学反応が生まれていることを示唆した。さらに、道枝は「撮影も後半に入ってきていますけど、終わってほしくないなと思いながら、毎日行くのを楽しみに、撮影を頑張っています」と充実ぶりをにじませている。

阿部はAD役の道枝について、「すごく使えるんですよ、忍者みたいで」と冗談めかしつつ、「動きが速くて神出鬼没だったり、面白い役を道枝くんがチャーミングにやってくれている。まだまだそういうところがたくさん出てくるので、みなさん楽しみにしていて」と道枝の演技を称賛。道枝は王子様的なキャラクターから平凡な高校生までさまざまな役を演じてきたが、今作では新境地を開いているようだ。

道枝はまだ22歳と若いこともあり、実はそれほど俳優としてのキャリアが豊富なわけではない。人気アイドルグループ「なにわ男子」のエース格というイメージから、色眼鏡で見られることも多かった。しかし、数年前から演技力の高さが業界内でも話題になっており、本格派の俳優としての覚醒を待ち望む声が湧き起こっていた。だが経験が比較的浅いのに主役に据えられるケースが目立ち、求められるものが大きいうえに主演クラスだと思い切った演技が難しくなり、どこか窮屈そうな印象があった。主演が多いのは人気者の宿命ではあるが、若手のころは2番手、3番手以降だからこそ学べることや吸収できることが成長の糧となる。

それでも道枝は、2021年に目黒蓮(Snow Man)とW主演した異色の恋愛ドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日系)で難しい役柄を好演したり、2022年の主演ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で「5代目金田一」の重圧を跳ねのけて熱演を見せたりと健闘し、俳優としての高い才能をうかがわせてきた。だからこそ、一部ファンや業界内からは「質の高い作品で、実力派の主演俳優の背中を見ながら、いろんなものを吸収できて演技の幅を広げられる機会を与えてあげたい」という根強く声があった。

そういう意味では、まさに今回の『キャスター』はうってつけ。脚本や演出の質の高い作品が多いことで視聴者から信頼されている「日曜劇場」枠で、阿部寛という日本を代表する実力派俳優が絶対的な大黒柱としており、道枝は阿部の背中を見ながらのびのびと演技することができそうだ。今作は大きな成長のきっかけになる可能性があり、俳優として覚醒モードに突入するのではと期待したくなる。道枝は公称180cmの長身で、身長189cmの阿部と並んだときにバランスが取りやすいのもプラスになりそうだ。

また、今作のサイドストーリーとなる配信ドラマ『恋するキャスター』(U-NEXTで独占配信)では、道枝が主演を務める。本編では描き切れないキャラクターの知られざる一面を演じるとのことで、これも道枝にとって貴重な経験となりそうだ。

道枝といえば、2022年公開の初主演(福本莉子とW主演)映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が日本だけでなく韓国でも大ヒット。2023年1月に韓国での累計観客動員数が100万人を超え、道枝の人気が沸騰した。韓国語のミチゲッタ(狂いそう、おかしくなりそう)と引っかけて「ミチゲッタシュンスケ」という愛称が広まり、韓国のボーイズグループ・CRAVITYのセリムが「男性主人公がとてもカッコよくて、映画の雰囲気もとてもいい」と発言するなど、K-POPアイドルからも道枝のビジュアルと映画への絶賛の声が集まった。

この海外人気がなにわ男子のアジアツアーなどにもつながったのだが、道枝が演技で覚醒すれば、俳優としてのアジア進出、さらには世界進出へと夢が広がる。道枝はそれだけの可能性を秘めた存在であり、だからこそ今回の『キャスター』は大事な勝負どころとなる。道枝が同作でどんな演技を披露し、どのように成長していくのか注目だ。

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