

有村昆、失敗したときに観るべき映画「僕も色々ありました、失敗を自分で受け止めて乗り越えていくしかない」
最初に言い切ってしまうと、人間というのは絶対に失敗します。「アリコン、お前が言うな」という声が聞こえてきますが、どんなに完璧で才能にあふれている人でも、多かれ少なかれ失敗する。そして、失敗した時にこそ、その人の真価が試されます。僕も本当に色々ありましたけど、その失敗を自分で受け止めて、自分で乗り越えていくしかないんですね。人生で失敗したとき、まず気持ちを切り替えるために適した映画をいくつか紹介していきたいと思います。
まず1本目は『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』という作品です。主演はエイミー・シューマーというコメディ系の女優さん。プラスサイズの体型が特徴的で、日本でいえば渡辺直美ちゃんみたいなタイプですね。
このエイミー・シューマーが演じる、レニーというちょっと能天気な女のコがいるんですが、彼女がとにかくモテない。そこでまずは痩せようと一念発起して、ソウルサイクルというダイエットマシンをガンガン漕いでたらバーンとコケちゃって、頭を打ってしまう。それで鏡で自分の姿を観たら「あれ? なんかスーパーモデルになってる?」。周りからは、以前と何も変わらない、ちょっと太ったレニーのままなんですけど、頭を打った影響で自分自身の姿を観たときだがビジュアルが良く見えてしまうようになるんです。
整理番号を持って列に並んでいて、男の人から「あなた何番ですか?」と聞かれただけなのに、「電話番号? しょうがないわね…」みたいな感じで教えたりして、レニーはすっかりモテキャラになる。その勢いで美人コンテストに出るんですけど、周りもそこまで自信があると、本当に美しいんじゃないかと思い始める。それで彼氏が出来て、出世もして、どんどん人生が好転していくんです。
これは「笑う門には福来たる」という考え方ですよね。根拠のない思い込みや自信がいかに大事か。「私はすごい」「私は可愛い」と自己暗示にかければ、それが現実になっていく。
この映画を観てるだけで、ホントにそのマジックにかかってしまうようで、CGや特殊メイクをしてないのに、途中からレニーがめっちゃ可愛く見えてくるんですよ。
逆もまた真なりで、私はなんてダメなやつなんだって思ってたら、本当にダメなやつに見えてしまう。やっぱり考え方ひとつで、行動が変わるし、現実も変わってくると思うんですよね。 僕が失敗して落ち込んでいた時期にアンミカさんが話してくれたことなんですけど、「こうやって両手があるでしょ? 右手で仕事、左手で家庭。両方掴んで頑張ってたけど、そのどちらも失くしてしまった。でもね、手が空いたんだから、またなんでも掴めるやん。チャンスをもらったってことやん」と言われて、なるほどな、と思ったんですよね。
何かを手放ししてしまうのは悲しいことだし、それが自分に責任があることなら反省すべきことだとは思うんだけど、いつまでも失ったものを考えていても意味がない。時間が元に戻らないんだから、1秒先の未来を変えるために今から行動するしかない。 こうした、人間が失敗したときに考えがちな「あの時に戻りたい」という後悔について、改めて考えさせてくれるのが『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』という作品です。
僕の大好きな『ラブ・アクチュアリー』などを手掛けたリチャード・カーティスがは脚本・監督した、ちょっとSF要素の入ったラブコメディになってます。
主人公のティムという青年が21歳になったときにタイムトラベルの能力あることに気づき、過去に戻ってすれ違ってしまった恋愛をやり直そうとします。でも、過去でなにかを変えてしまうと、予想外のタイムパラドックスが起きて、なかなか理想通りの現在にならない。
そこで現在と過去を行き来しながら奮闘するんですが、最後は過去に戻ってやり直すよりも、これからの未来を変えていった方がよっぽど有意義だという結論にたどり着くんです。
誰にでも「あの時、こうすればよかったな」という人生の後悔はあると思うんです。僕も、朝起きた時にいろんなことがフラッシュバックしてきて「もしあれがなかったら違う人生があったんじゃないか」などとボンヤリ考えてしまうことがいまでもあります。
特に「別れ」は引きずりますよね。あのひとことを言わなかったら別れなかったのに、とか。恋人だけでなく、家族や友人との別れもクヨクヨと思い悩んでしまいます。
でも、この『アバウト・タイム』を観ると、過去を悔やむことは意味がない、今という状態は自分が最善の選択をしてきた結果だということを教えてくれるんです。 この「自分の選択を信じるべき」というテーマだと、『きみに読む物語』という作品もすごく勉強になります。
純愛系のラブストーリーなんですけど、ライアン・ゴズリングが演じるノアという貧しい青年が、レイチェル・マクアダムス扮するアリーというお嬢様に恋をして、猛アタックして付き合うことになるんだけど、アリーの家族は二人の仲を認めず、そのうちノアは戦争に行くことになってしまう。
ノアは戦場から何通も手紙を書くんですけど、アリーの母親はその手紙をぜんぶ隠してしまうんです。音沙汰のなくなったアリーは別の大富豪の息子と婚約するんですけど、その間際にノアが帰ってきて、アリーの心は揺れ動く…というお話です。
この作品のなかで僕の心に残るシーンがあって、アリーと母親がふたりで車に乗って、炭鉱みたいなところに行くんです。そこで泥まみれで働く中年男性を指さして、母親が、私はあの人と結婚したかったけど、それを選ばなかった」ということを告白するんです。そして裕福な今の夫と結婚した、と。
アリーは、お母さんが取った選択が失敗なのか成功なのかはわからないけど、その選択がなかったらいまの私は存在しないということを悟ります。
僕は、なにかの決断に正しいも間違いもないと思うんですよね。あとで後悔しなければいい。大事なことは、自分の選択に自信を持つということ。仮に失敗したとしても、それはもう自分の責任なんだから、誰も責めなくていい。
自分が岐路に立ったとき、親や家族、そして周りの人たちは親切そうな顔していろいろ言ってくれるけど、その声に従って失敗したとしても誰も責任取ってくれないですから。
失敗から復活するためのマインドセットとして、まずが『きみに読む物語』で、自分で選択する大切さを学び、『アイ・フィール・プリティ!』のように、根拠はないけど私は出来ると思い込み、『アバウト・タイム』で1秒先の未来を変える努力の大切さを知る。この3段階で、後悔のスパイラルから抜け出し、新たな自分を開放できるはずです。
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