GANG PARADE(ユイ・ガ・ドクソン、ココ・パーティン・ココ、チャンベイビー、ユメノユア、キラ・メイ)が、メジャー7thシングルへの想いを語ってくれた 撮影=宮川朋久

GANG PARADE「2025年はより大きな会場でワンマンをやりたい」、ダブルAサイドとなるメジャー7thシングルで決意新たに

2024.12.25 18:00
GANG PARADE(ユイ・ガ・ドクソン、ココ・パーティン・ココ、チャンベイビー、ユメノユア、キラ・メイ)が、メジャー7thシングルへの想いを語ってくれた 撮影=宮川朋久

11人組アイドルグループGANG PARADEが、12月25日(水)にニューシングル「Sparkling Moon / グッドラック・マイフューチャー」をリリースする。ダブルAサイドとなる本作の1曲「グッドラック・マイフューチャー」は、作家/シンガーソングライター・草野華余子により書き下ろされた、今後歩んでいく未来へ向けた前向きな応援ソング。さらに、気鋭のボカロP・不眠症による書き下ろしの、2025年1月放送開始のBSテレ東「ワカコ酒 Season8」オープニング主題歌タイアップ曲「Sparkling Moon」も収録している。そんなGANG PARADE(ユイ・ガ・ドクソン、ココ・パーティン・ココ、チャンベイビー、ユメノユア、キラ・メイ)に、ニューシングルに対する想いや現在のグループの状況を聞いた。

『Sparkling Moon』は「型にハマらない楽曲」

ーーニューシングル収録曲「Sparkling Moon」を初めて聴いた時の印象はいかがでしたか?

チャンベイビー:ネオン街ですね。夜の街って感じですね。

ユイ・ガ・ドクソン(以下ドクソン):ブロードウェイミュージカル!沢山人が出てきそうな印象でした。

チャンベイビー:歌割りもコロコロ変わるから、そういう意味でもミュージカルみたいな感じはありますね。

ココ・パーティン・ココ(以下ココ):不眠症さんが以前も楽曲を作ってくださって、今回2作目になるんですけど、最初聴いた時は怪しげでジャジーな感じだなという印象でした。不眠症さんの他の曲もオシャレなサウンドだったので、すごく不眠症さんらしさが出ているなと思いました。

ユメノユア:前シングル収録の「トーナリティ」の時も初めてデモ音源をもらった時に、歌うのムズって思ったんですけど、今回も初めて聴いた時に「あぁ、やべぇ」って思いました(笑)。普通のメロディーとか型にハマらない感じが不眠症さんの音楽の面白いところだと思うから、これからライブパフォーマンスする時もより良いものにしていきたいなと思ってます。

ーー「Sparkling Moon」を手掛けた不眠症さんからのディレクションはどのようなものがありましたか?

ココ:レコーディング中にいてくださって、色々なアドバイスをいただきました。私はテレビ尺を事前に録っていて、その後フルを録ったので二度お会いしたんですけど、すごいベタ褒めしてくださいましたね。細かいディレクションは特になく、気持ちよくやらせていただきました。

ーー歌割りはどのような感じでしょうか?

ドクソン:今回は意外性がありますね。サビをユニゾンみたいな感じで、純粋に1人で歌ってる部分の方が少ないと思います。全員のハモリを録ったりとか。2文字だけ入るとか、ワンフレーズだけ3人になるとか、そういう感じですね。

ーー制作に関しての印象的なエピソードがあればお聞かせください。

チャンベイビー:レコーディングの時、私は不眠症さんではなくスタッフの方にディレクションしていただいたんですけど、尻尾を振るように歌ってくださいって言われました(笑)。それが印象的ですね。「大人しくなんてしてらんなーい!」って。

『グッドラック・マイフューチャー』の歌詞は「晴れやかな気持ちになれる」

ーー「グッドラック・マイフューチャー」はどんな楽曲なのでしょうか?

キラ・メイ:ギャンパレっぽい曲調と歌詞ではあるんですけど、今まで以上に“ありのままの言葉”で表した1曲です。歌うのが怖いくらい、自分たちの感情が入っています。最初にこの歌詞を見た時はドキドキしましたね。私にとってもギャンパレにとっても、すごくストレートな内容の曲になっています。

チャンベイビー:私はこの曲について、頭の中で描いてる風景があるんです。「切符」や「汽笛」みたいな印象的なワードが歌詞にあるんですけど、ギャンパレを離れちゃったメンバーを置いて、いろいろな気持ちを持った私たちが列車に押し込まれていて、乗って前に進んでいく物語のイメージです。

ココ:押し込まれて?(笑)

チャンベイビー:でも、前に向かって列車が進んでいく、前向きな物語として歌っています。

――楽曲の持つストーリー性を大事にされているんですね!

ドクソン:いや、初めて聞いたで(笑)

ココ:ロマンチック…。

チャンベイビー:実は…ね。いつかこの話をしようと思っていたけれど、タイミングがなかったの。

ドクソン:別れはモヤモヤもするけど、未来を祈っているというか。一つの言葉では言い表せないけど、結果的にありがとうって晴れやかな気持ちになれる絶妙な歌詞です。マイフューチャー、ユアフューチャーとか、送り出す側、旅立つ側…いろいろな目線で見られる曲になっています。

ーー楽曲提供をされた草野華余子さんとのエピソードをお聞かせください。

ココ:作詞していただくにあたって、草野さんから5問くらいの質問をいただいたんですよね。それに対してメンバーが答えた内容が歌詞になっていて、メンバーの言葉がそのまま使われている部分もあります。あとは「WACKらしさ」を知ってくださっていて、色んなことを考えながら書いたとおっしゃっていました。あとは一人ひとりに寄り添ってくれて、超短時間で良いものになっていくディレクションに皆感嘆していましたね。

ーーMVも一足先に公開されていましたね。撮影はいかがでしたか?

ユメノユア:楽しかったけど、めっちゃ走りました(笑)。MVの監督はYUKARIさんという方にやっていただいたんですけれど、ギャンパレの歴史をなぞりつつ、ストーリー性のあるMVを作ろうって言ってくださったんです。私とミキがギャンパレに入らない?みたいに誘うシーンがあったり。

ドクソン:で、ちょっと渋るねんな(笑)

ユメノユア:最初のシーンでミキが大きいキャリーを引いてて、私がトランクを持ったんですけど、それが結構大変でした。重さよりもバランスを取るのが難しかったですね。そういう大変さもありました。

キラ・メイ:皆が車を押してくれるシーンがあるんですけど、YouTubeに「ナス(アイナスター)は運転席だから分かるけど、メイは押せよ」ってコメントがあって面白かったです(笑)。

チャンベイビー:私は見るだけ(笑)。

ドクソン:一部事実に沿った映像でもあるから、そういうのを考察するのも楽しいと思います。

ーー先日ライブ(11/30 LINE CUBE SHIBUYA)で披露されたかと思いますが、手応えはいかがでしょうか?

ユメノユア:LINE CUBE SHIBUYAでのライブの時は、初披露だったし11人のステージを見るだけで一杯一杯の人が多かったような気がします。自分的にも表現することで一杯になっちゃった部分もありました。ここから皆それぞれの楽しみ方ができるようになるんじゃないかなと思いますね。これからライブで披露して手が上がっていくのが楽しみな曲です。

ーー『グッドラック・マイフューチャー』で特に聴いてほしいポイントは?

ドクソン:最初と間奏のドンドンチャッってところがカッコ良いので、聴いてほしいというか、ライブでも一緒にやってほしいですね。

チャンベイビー:(会場を)揺らしたいよね。私が歌っている「一筋縄じゃいかない今日を」ってところは、もがいてたりうまくいかない日々だったりを表現していて、「笑えるその日まで」は明るい声になるように微笑みながら歌うってことを意識してレコーディングしたのでぜひ注目して聴いてほしいです。

GANG PARADEの2025年の目標「より大きな会場でワンマンライブをやりたい」

ーー今回のシングルには新しいSEも収録されていますね。新しいGANG PAERADEとしての意気込みも感じます。今のみなさんはどんなモチベーションですか?

ココ:LINE CUBE SHIBUYAのワンマンで一区切りついて、こういう力強い楽曲をいただいたことで、皆前向きなムードになってるなと感じます。

ユメノユア:LINE CUBE SHIBUYAでバンド編成でやらせてもらって、お客さんに楽しんでいただけてたと思いますし、メンバーもめちゃくちゃ楽しかったんです。「ライブ楽しいな!」ってそれぞれがあの日改めて思えたから、ここからまたギャンパレ頑張ろうって気持ちになった気がします。皆あの日を超える日を作りたいって思ってるんじゃないでしょうか!(笑)。

ドクソン:挑戦心は今までもあったけど、この期間でより強く持つようになりましたね。11人になった新たなフォーメーションについては試行錯誤してる段階なんですけど、今までにないくらい意見が飛び交ってます。新しいGANG PARADEを作ろうとしています!

ーー皆さんの自主性が発揮されているのですね。

ココ:今まではキャリアの差がある感じだったんですけど、再始動してからは皆の自主性が高まっていて頼もしいです。LINE CUBE SHIBUYAでのライブを経て、新しい感覚を掴めたので、11人でもこのメンバーなら大丈夫だなと思いましたね。

ーー2024年を振り返りで…今年進化したことがあればお聞かせください。

キラ・メイ:お金を貯めるのが昔から大好きだったんですけど、上京してからあまり細かいことまで気にしなくなってたんです。でもそういう部分を自分の中で明確にして生きていこうと思って、毎日家計簿を付けてます。部屋の片付けはできないけど、お金の管理はできるようになってきました!

――大人になった、ということですね(笑)

ユメノユア:ソロの仕事になるんですけど、音楽のイベント「YMP supported by Rolling Stone Japan」を立ち上げさせてもらいました。新たな挑戦でしたね。あと夏にはファンクラブツアーのプロデュースもやらせてもらって、進化したなと思います。

ドクソン:ユメPや!プロデューサー!

ココ:グループとしては途中から生歌になったり、フォーメーションが変わったりっていうのを経て、皆できることが増えたのかなと思います。皆個人仕事が増えて、各々の強さを感じるようになりましたね。個人的な話で言うと、夏前くらいから麻辣湯にハマったんですけど、食べてたら腹筋が割れやすくなったので、そこは進化ですよ(笑)。

チャンベイビー:HAPPY BABY CLUBってブランドを立ち上げたことです。最初は単発企画 だったんですけど、3回も新作をデザインさせてもらいました。デザインもなんですけど、スタイリングを組んだり写真をセレクトしたり、全般をやらせてもらったことが一つ目の進化ですね。もう一つは東京マラソンで走って、体力に自信を持てるようになったことです。実績として42.195km走ったことで、自分を信用できるようになりました。

ーー最後に、2025年はどんな年にしたいですか?

ユメノユア:GANG PARADEはLINE CUBE SHIBUYAとかサンプラザ、日比谷音楽堂がこれまでは大きな規模の会場で、そこでワンマンできることも素晴らしいことなんですけど、来年はその一歩先に行けたらいいなと思っています。

ドクソン:2024年はとてもいい出会いがたくさんあったんですよね。ギャンパレ自体10年の歴史があって、バンドさんと2マンライブ、「ROCKを止めるな!!」でTHEイナズマ戦隊の方たちとか、バンドセットライブとか。やったことないことをめちゃくちゃやりたいです!それで経験値をためていけたらなと思います。

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