『WEST. 10th Anniversary Live W -Film edition-』デビューからの10年間を表わす漢字で七人の絆を再確認!「この七人で良かった!」

『WEST. 10th Anniversary Live W -Film edition-』デビューからの10年間を表わす漢字で七人の絆を再確認!「この七人で良かった!」

2024.11.27 07:00
提供:WWS channel

2024年にデビュー10周年を迎えたWEST.が、今までにないコンセプトで挑んだオリジナルライブの劇場版『WEST. 10th Anniversary Live W -Film edition-』。11月22日には都内映画館で初日舞台挨拶が実施され、WEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕(※濱は異体字)、小瀧望)、そして丹修一監督が登壇した。

満員御礼で迎えたこの日。ライブビューイングの中継カメラに手を振りながら「ありがとう~!」「観てるよ~!」「来てくれてありがとう~!」と元気に登場したWEST.の面々と丹監督。

本作で捉えられたライブについて桐山が「丹監督が演出をしてくれたので、普段の俺らのライブでは歌わないような曲をやった」と振り返ると、藤井は「確かに始まり方が静かで、3曲のバラードなのは斬新かも」。中間も「普段のライブは曲数が多いので、フルコーラスを歌ったのも珍しくて新鮮だった」と回想し、重岡は「アリーナツアーからの熱を持った流れのままでやれたのも新鮮で楽しかった」と手応えを得ていた。

それぞれライブ中はカメラを意識していなかったそうで、小瀧は「自分が思ったよりもはっちゃけていて恥ずかしかった」と照れ。メンバーたちから「バッキバキの目をしていた」と名指しされたのは神山で「だってどこのカメラから抜かれているかわからなかったら…」とかなりの気合で臨んだようだった。

また丹監督について神山が「的確にわかりやすくシーンを説明してくれて撮れたのがありがたかった」と感謝すると、重岡も「丹さんから頂いたプロットには参考写真や丹さんからの言葉が書いてあって情熱を感じた。撮影前にはライブに足を運んでいただいて、丹さんも僕らの事を信じてくれた」としみじみ。丹監督も事前にWEST.をリサーチしたそうで「こんなに色々なキャラクターの多いグループは珍しい」と個性の際立ちに驚きながら「それぞれの性格を1本の作品の中で表すために、ブロックにまとめることで個々のキャラクターを濃厚に表そうと思った」と狙いを明かした。

そんな中、まさかの爆弾発言が。濵田が「でも…丹さんの絵コンテの絵が物凄くヘタで…。ここのこれ誰?俺?細いロウソクかと思った」と暴露すると、思い当たる節があるのかメンバー全員大笑い。当の丹監督は「それ言う!?」と大慌ても、桐山は「それが丹さんとの初笑い!そこから楽しかった」とすっかり打ち解けた様子だった。

本編の最後にWEST.の新曲『Go.』のMVが挿入されていることも発表。濵田は「今回の映画のためにテーマソングを作ろうと思って丹監督にお願いした」と経緯を説明し「凄く綺麗な映像」「大人っぽい」「エモーショナル」とメンバーそれぞれもお気に入り。丹監督は「みなさん誰もの心にある強さと勇気に気づいてほしい、というのがテーマ。その先導者としてWEST.の皆さんに歌ってもらって、荘厳さの中に凛とした彼らを立たせたかった」とMVに込めた演出意図を明かしていた。

10周年アニバーサリーを記念して、WEST.としてのこれまでの10年を漢字で発表。桐山が「骨」とフリップにしたためて「これまでの10周年は骨組み。ここから20周年、30周年肉がついてくる。ここが自分の土台、芯になる10年」と説明すると「土台 右肩上がり」と書いた重岡は「同じ!土台と書いて骨と読む」とちゃっかり便乗。「これから先どんなことがあっても自分のよりどころになる10年だったと思う」と心境を述べた。

濵田は「愛」といい「喜怒哀楽の中でこの10年、一番愛が強かった。愛されたし、ファンの皆さんに愛情を注いだ。ただステージに立っているだけで喜んでくれたり…。ライブで外周に行って目が合って手を振ると崩れてしまう人がいる。いやいや、僕はそんな大した人間じゃないですよと。でもそんな時に愛を感じます」と支えてくれるファンに感謝した。

小瀧は「青春!」とし「色々と経験させてもらって泣くほど笑ったりして。まさに青春を捧げたキラキラした10年でした」と実感。藤井は「七」で「この七人でいられてよかった。笑えているって良い事。裏でも笑い合えているし、関係性はより仲良くなっている。小瀧も普通に裏で『この七人で良かった!』とか言う」と仲の良さを滲ませながら、その小瀧も「ここ1年それを強く感じる。この七人が面白い人たちで助かった。そうじゃなければ心が崩れる瞬間もあったはず。本当にこの七人で良かった」としみじみと絆を伺わせた。

神山は「音楽」といい「これまでの10年があって自分たちのスタイルを見つけて、音を楽しんだのが今年1年。そのための10年だったと感じます。これからも僕らが音を楽しんでいる姿を届けてより高みに行きたい」とさらなる飛躍を宣言。一方、中間はWEST.の楽曲『ええじゃないか』の歌詞からインスパイアされて「七侍放浪記!!!!!!!」とした。この理由について「この10年間楽しい事もあったし、グループの名前が変わったこともあった。色々な経験をしたことは放浪記なのかな」と感慨を込めながら「七侍放浪記!!!!!!!と書いて、骨です!」とボケてメンバー全員から一斉に「無理がある!」「字が余り過ぎ!」とツッコまれていた。

最後はWEST.メンバーと丹監督が集合して、心の中に浮かんだ言葉を言い合う一本締め。結局それぞれ好きなことを言って誰一人揃わなかったものの、全員大爆笑の大団円。「今日はありがとうございます!」と観客に呼び掛けて、最後の最後までWEST.らしい元気な舞台挨拶となった。

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