M!LKが10周年イベント「#はぴばみるく～M!LK10歳になりました！～」を開催

M!LKが10周年記念イベントでファンに感謝伝える吉田仁人「みなさんのおかげで10年やってこられました」

2024.11.25 14:42

5人組ダンスボーカルグループ・M!LK(佐野勇斗、塩崎太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人)が11月24日に結成10周年を迎えた。10周年記念日には埼玉・西武園ゆうえんちを貸し切り、スペシャルイベント「#はぴばみるく〜M!LK10歳になりました！〜」を開催した。

一夜限りの10周年記念イベントが開催

西武園ゆうえんちが閉園後、会場となったレッツゴー！レオランドは、きらびやかな照明で彩られ、幻想的な雰囲気に。また、入場時からこれまでのM!LKの名曲が流れていた。即完売したチケットを入手したファンたちは、推しのメンバーカラーに染まったペンライトを、BGMに合わせながら小さく振り、期待にあふれた表情で開演を待っていた。

開演時間になると、牛の鳴き声が聞こえ、カントリー調のBGMと共にステージ横の坂道からメンバーが登場。塩崎が「M!LKです！」と声を上げると大きな歓声が沸き起こる。メンバーがステージに立つと、「I CAN DRINK」がスタート。彼らのデビュー曲「コーヒーが飲めません」のアンサーソングであるこの曲を、5人はファンで埋まった客席をうれしそうに見ながら歌う。

佐野、楽曲投票の結果に「何度か疑った」

「コーヒーが飲めません」の振り付けや、メロディーラインがサンプリングされている同楽曲。メンバーたちはファンと共に歩み、支え合った10年の愛と感謝のメッセージを届けるようにパフォーマンス。途中、山中が絆を確かめるようにメンバーひとりずつの手に触れていく姿に、大きな歓声が上がっていた。そのまま自己紹介ソングの「フレ！フレ！オレ！(2023年)」が始まると、ペンライトが美しく振られ、会場はひとつに。寒空の下でありながらも温かな空間となった。

MCではそれぞれが懐かしい自己紹介で沸かせると、ファンも当時の返しをして大盛り上がり。吉田は「みなさんのおかげで10年やってこられました。ありがとうございます！」と感謝を述べ、披露してほしい楽曲投票で1位になった曲が他の曲を抑えてぶっちぎりのトップだったことを報告。佐野はその結果に「何度か疑ったよね!?」と驚いたことも明かし、2017年にリリースされた「Good Morning Mr.Mistake」がスタートした。

ファンからは大きな歓声に応えるようにメンバー全員が楽しそうに熱唱。さらにピアノのイントロからスタートし、その場の空気をガラッと変えて「Message」を情感豊かに歌い上げていく。5人それぞれのメッセージをしっかりと届けた後、「恋が始まる」では一気に会場のテンションが上がり、ペンライトが高く振れ、会場はひとつに。それぞれメンバーが歌う場所では客席がメンバーカラーに染まっていき、エモーショナルな光景となった。

山中の回答に佐野のツッコミがさく裂

この日は、それぞれがこれまでの中でお気に入り、かつ思い入れの強い衣装を着用。塩崎は冬なので厚着という理由で「新学期アラカルト」の衣装を、佐野は「柔太朗がデザインしてくれたものを選ぼうとしたけど、みんなはこっちが見たいかなと思って」とファン心理を読み解き「ボクラなりレボリューション」の衣装を選んだ。

山中は自分が作った中で一番すんなり絵が描けたという「M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜君と逢う」のオープニング衣裳を、曽野は直前まで違う衣装にしようとしていたにもかかわらず、直前で「Over The Storm」の衣装にまさかの変更。当時から身長が伸び、さらに筋トレをしているせいでパツパツになっていることを報告した。吉田は「M!LK　BEST L!VE TOUR ～Thank you for your smile～」でメジャーデビューを発表した衣装を着用し、それぞれの思いを募らせた。

さらにファンから募ったクイズも出題。「2020年に開催されたオンラインライブで佐野勇斗は何の仮装をしたでしょうか」(答えはエルヴィス・プレスリー)、「ハンバーガーセット早食いトーナメントYouTube動画で曽野舜太が受けた罰ゲームの内容は？」(答えはスマイルと言われたらすぐ笑う)というようなマニアックなクイズに、メンバーたちは迷うことなく即答。「『奇跡が空に恋を響かせた』のリリースイベントで絵馬に書いた今後の目標は？」というクイズには、山中が「漢字をがんばる」と即答するも、佐野に「その願いはかなわなかったんだ」とツッコミを受け会場に大爆笑が起こった。

本編ラストの曲となった「エビバディグッジョブ！」では、ファンは史上最難関なコールを練習なしで叫び、会場の温度が一気に上がると、曲の最後に華やかな花火が何発も上がった。生配信本編が終了した後は、会場に来たファンのためだけの特別な時間に。イベントのラストソング「まっしろサンライズ」では5人がギュギュっとひとつになり、最後に吉田が「これからもよろしくお願いします！」と深くお辞儀をし、閉幕。ファンとの深い絆を確認し、さらなる飛躍を誓ったすてきな一夜となった。