【ライブレポート】ヤバイTシャツ屋さん、アップテンポな曲調で『サムライソニック』を熱狂の渦に!観客大盛り上がり!<SAMURAI SONIC vol.6>

【ライブレポート】ヤバイTシャツ屋さん、アップテンポな曲調で『サムライソニック』を熱狂の渦に!観客大盛り上がり!<SAMURAI SONIC vol.6>

2024.10.20 14:13
提供:WWS channel

10月20日、音楽フェス「SAMURAI SONIC vol.5」(サムライソニック)が、千葉・幕張メッセにて開催されている。

「SAMURAI SONIC」は打ち鳴らせ、魂動(こどう)をコンセプトに、2021年11月に初開催され、今回で6回目を迎える。

このイベントにヤバイTシャツ屋さんが出演。当記事では、ヤバイTシャツ屋さんのライブレポートをお届けする。
(以下ライブレポート)

ズーッと熱狂が止まらない。それこそが、ヤバイTシャツ屋さんらしいライブ!!!

 大阪を拠点に活動する、男女ツインボーカル3ピースバンドのヤバイTシャツ屋さん(以下、ヤバT)。ライブは、この会場に集まった人たちの頭の中を一気にパリピへ塗り変えてしまえとばかりに『あつまれ!パーティーピーポー』からスタート。メンバーらの熱いかけ声を受け、場内中の人たちも一緒に声を張り上げ、一瞬で祭り上がる。えっ、もうライブのクライマックス??と言いたくなるほど、みんなくしゃくしゃの笑顔を浮かべ、全力で騒いでいる。でも、この楽しさがヤバTのライブらしいじゃない。


 この勢いをさらに膨らませようと、彼らは『Tank-top of the world』を演奏。荒々しい音の風を吹かせて爆走する楽曲に乗せ、場内中の人たちも拳を突き上げて大はしゃぎ。凄まじい勢いで駆ける楽曲が、頭から理性を奪い去る。だから頭上高く両手を掲げ、熱くクラップしていたかった。
 まさにタイトル通りだ。切れ味鋭いビートも印象的な『メロコアバンドのアルバムの3曲目ぐらいによく収録されている感じの曲』でも、キャッチーでノリ良いアッパーな楽曲に乗せ、大勢の人たちが、その場で無邪気に飛び跳ねていた。途中、場内中の人たちがしゃがみ,メンバーの合図で一斉にジャンプ。そのままずっと跳ね続けていた姿も印象深く見えていた。
 止まることなく『Blooming the Tank-top』へ。ヤバTは勢いを止めることなく、次々と演奏を畳みかける。そのノリと勢いに大勢の観客たちも飛び乗り、熱く拳を振り上げ続けていた。そう、そこにはフェスらちしい祭りの景色が生まれていた。
 『ハッピーウェディング前ソング』でも、こやまたくやとありぼぼのかける声に合わせて飛び跳ねれば、胸弾むキャッチーなサビ歌では、一緒に歌を口ずさんでいた人たちも登場。2人の歌声を合図に、その場で大きく飛び跳ねてわちゃわちゃはしゃげる。ノンストップで続く演奏に触れていると、超最高にアゲるキャッチーなパンクロックをメドレーで聴いるような感覚になる?!このパーティーロック感が、たまらなく楽しい!!!

 MCでは、こやまたくやがギター侍に扮してギャグを飛ばす場面も。その弾けた空気をさらに膨らませるように、ヤバTは最新曲の『すご。』を演奏。こやまたくやとありぼぼが全力で歌い叫ぶたびに、場内中の人たちも掲げた拳を上下左右に揺らし、その勢いに熱いエールを送っていた。
 もりもりもとのタイトなドラムの演奏を合図に、『DANCE ON TANSU』へ。早口で次々と言葉を吐き出すように歌うこやまたくや。サビでは、場内中の人たちが振り上げた手を左右に大きく振って騒げば、間奏では身体を深く折り畳み、ヘドバンにも興じていた。
 『ネコ飼いたい』では、「ネコ、ネコ、ネコ飼いたい」の声に合わせて観客たちも声を上げれば、楽曲がさらに勢いを増して爆走するのに合わせて全力で騒ぎだす。途中、ゆったりとした演奏に転調した場面では、左右に大きく手を振りながらリズムに身を任せれば、ふたたび演奏が激しくなると、またも理性を消し去り、感情を振りきってはしゃぎだす。それを1曲の中で繰り返しながら、ヤバTはこの場に熱狂的でドラマチックな展開を描きあげていった。
その勢いをさらに倍速するように、ヤバTは『無線LANばり便利』をブースト。こやまたくやとありぼぼの歌にあわせて、場内中の人たちが、その場で飛び跳ねて大はしゃぎ。ここからはもう、最後まで感情を振り切って騒ぐのみ。終盤には,大勢の観客たちがシンガロングしていく場面も生まれていた。
 さぁ、もっともっと頭を空っぽにして楽しもうじゃないか。『NO MONEY DANCE』でも、メンバーと観客たちが熱情した気持ちを一つに、声を上げ、拳を振り上げて一つに溶け合う。


 最後にぶつけた、声と拳の嵐が巻き起こった『かわE』を含め、ヤバTはこの場に、ずっと身体を揺らし、汗飛び散ることさえ気にせず、我を忘れてはしゃぐ空間をズーッと作りあげていった。

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