SEVENTEEN、ステージで全力疾走する“完全体”の13人とファンの一体感に「涙が出てきた…」の声<SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN>
13人組グローバルボーイズグループ・SEVENTEENが、2024年4月に韓国・ソウルワールドカップ競技場に集まった多くのファンを魅了したコンサート「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL」を収めたコンサートフィルム「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN」が10月17日に配信された。同作は2015年のデビューから9周年を迎え、2日間で約7万人を動員したスタジアムコンサートであり、13人の“完全体”で魅了した圧巻のパフォーマンスが数多く収録。このほど配信されるや、視聴したCARAT(=ファンの呼称)から早くもさまざまな感想が寄せられている。(以下、ライブのネタバレを含みます)
13人で“魅せる”気合の入ったパフォーマンスの数々を収録
“セブチ”の愛称で親しまれるSEVENTEENは、S.COUPS(エスクプス)、JEONGHAN(ジョンハン)、JOSHUA(ジョシュア)、JUN(ジュン)、HOSHI(ホシ)、WONWOO(ウォヌ)、WOOZI(ウジ)、THE 8(ディエイト)、MINGYU(ミンギュ)、DK(ドギョム)、SEUNGKWAN(スングァン)、VERNON(バーノン)、DINO(ディノ)の13人で結成。各メンバーがVOCAL TEAM、HIPHOP TEAM、PERFORMANCE TEAMの3ユニットに分かれて所属し、楽曲制作から振付に至るまで各メンバーが自ら携わるセルフプロデュースグループだ。
全9都市で20公演行われたアジアツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW'」のアンコールツアーとして、4月27日、28日に開催された「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO SEOUL」は、怪我から復帰した統括リーダーのS.COUPSとJEONGHANもそろい、メンバー全員で念願のソウルワールドカップ競技場のステージに立った。
今回のコンサートフィルムでは「本当に信じられないよ」「SEVENTEENがサンアム(会場の地域名)にやってきたぞ!」と、スタジアム公演に気持ちが高まるメンバーたちの舞台裏での姿が映し出され、生バンドの演奏が響き渡る中、13人がステージ上から登場。「Super」「DON QUIXOTE」「CLAP」と3曲続けてダイナミックなパフォーマンスを披露したメンバーたちと、13人の完全体でステージに上がる姿に歓喜するCARATの声援が強く印象に残るスタートだ。
韓国で活動するアーティストなら誰もが憧れる地である、ソウルワールドカップ競技場に作られた大規模なステージ上を縦横無尽に移動しながら「F*ck My Life」「Rock with you」を歌い上げ、
「みんな一緒に」と叫ぶSEUNGKWANの掛け声で、CARATと共にステージを作り上げていく。
SEVENTEENならではのユニット別ステージでは、HIPHOP TEAM(S.COUPS、WONWOO、MINGYU、VERNON)が黒い衣装を身にまとい、中毒性の高いサウンドの「LALALI」で迫力のあるラップを披露。続いてPERFORMANCE TEAM(HOSHI、JUN、THE 8、DINO)は、しっとりとした曲調が魅力的な「Spell」でしなやかなダンスでCARATをうっとりさせた。さらにVOCAL TEAM (WOOZI、JEONGHAN、JOSHUA、DK、SEUNGKWAN)は、爽やかなメロディーラインの「Cheers to youth」を全員が笑顔で歌い、会場にはメンバーたちの美しい歌声が響き渡った。「今日も青春を楽しもう!」と、とびっきりの笑顔で叫ぶSEUNGKWANの言葉通り、元気がもらえる明るい歌詞で会場の雰囲気は温かい空気で包まれていった。それぞれのチームの特色が生かされたユニットステージが堪能できるのも彼らの魅力の一つだろう。
アルバムリード曲「MAESTRO」初披露で会場のボルテージもMAXに
コンサートの中盤では学生服のような衣装で再びステージに全員で登場。カラフルでポップな舞台セット上でミュージカル風なコミカルなパフォーマンスで「HOME;RUN」を歌い上げ、まるで青春を謳歌(おうか)する学生のような姿ではしゃぐメンバーたちの楽しそうな表情も際立つ演出だ。
爽やかなナンバーでSEVENTEENらしい明るい雰囲気で会場が一体化する中、コンサート終盤では同年4月に発売されたベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』のリード曲「MAESTRO」を初披露する。ピアノの旋律が会場に響き渡り、コンサート終盤とは思えない体力で激しいダンスパフォーマンスと歌唱力で観客を魅了する彼らの熱気は、画面越しからも伝わってくるほど。「HOT」では会場のボルテージも最高潮になり、花火が打ち上げられる屋外コンサートならではの演出も体感できる内容となっている。
アンコール前のコメントでは「昔のSEVENTEENでは想像できなかったことが、CARATのおかげでかなうことができました」(JEONGHAN)、「公演をしながら、皆さんが僕たちをとても愛してくれていることをあらためて感じて、心がとても温かくなりました」(JOSHUA)などと、率直な思いを素直な言葉で述べるメンバーたち。DKは「皆さんにとってすてきな人になれるようにもっと努力して、多くの夢と希望を届けられるようになりたい」と感極まりながら感謝の思いを伝えた。これまで支え続けてきてくれたCARATを大切に思う彼らの気持ちがストレートに伝わってくる。
そしてコンサートを最後の最後まで全力で楽しむ13人とそれに応えるCARATの幸せそうな空間は、おなじみのアンコール曲「VERY NICE」で締めくくった。コンサートを終わらせたくない13人のはしゃぎっぷりが見ている人を幸せにしてくれる、そんな瞬間が詰まったアンコールシーンだ。
ディズニープラスで配信された「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN」を見たCARATからは、「何回も見られるのうれしい!」「涙が出てきた…」「完全体のライブ最高!」など、自宅でも“セブチ”のパワフルなコンサートを楽しめる喜びの声が多く届いた。
◆文=suzuki
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