ギャルって何なん? 結(橋本環奈)が視聴者目線で答えを探した『おむすび』第二週
9月30日(月)からスタートした連続テレビ小説『おむすび』。第二週タイトル「ギャルって何なん?」は、ヒロイン・結(橋本環奈)だけではなく視聴者の気持ちも代弁したタイトルだっただろう。
私自身も「ギャルって何なん?」と思いつつ見進めていた視聴者の一人である。もちろんギャル文化や近年のギャルマインドブーム、平成ギャルがエモいと人気になっていることは知っているが、その上で「ギャルって何なん?」と疑問を抱いていたのだ。実際にSNSでも、ギャル要素の必要性について意見が分かれる投稿を目にしてきた。
そんな中で描かれた、ルーリー(みりちゃむ)の家庭事情。いつも明るく元気で熱心に結をハギャレンに勧誘していた彼女だが、仲間たちがそれぞれ家に帰り始めるとだんだん暗い表情に。ルーリーの家庭は金銭的には裕福だが、親が忙しく一人で過ごすことが多い様子。お金を渡され広い部屋でポツンと食事をする姿を見ると、今こそ「寂しいからうちんち集合!」と招集メールをするときなのでは?と思ってしまう。
だがルーリーは、仲間を呼び出すことなく一人で夜の街へ。自分の居場所=ハギャレンを守りたいという強い気持ちはありつつも、皆それぞれに家族がいて居場所があるのだということはちゃんと理解している。ただ我儘に「ハギャレン入ろ~」「集まろ~」と駄々をこねているわけではないのだ。また警察に補導された際、ギャル文字で助けを求めたのも印象的だ。本当は泣きたいぐらい心細かったに違いないが、なるべく心配をかけないようにと彼女なりの気遣いだったのだろう。
これまで結をしつこく勧誘したり、賭けで呼び出しメールをしたり、パラパラを覚えさせようとしたりと散々振り回してきたハギャレンたち。「何なん?」と思わされたのも正直なところだが、彼女がハギャレンにこだわる理由を知ってしまったら、何とかこの居場所を守りたいと思ってしまうのも自然な流れだろう。いつもなら「これも米田家の呪いか…」と人助けをする結が、自分の意思でルーリーのところに駆けつけたのも、何か心情の変化がうかがえる。
二週目終了時点で大きく物語が動くことはなかったが、結が視聴者と同じ目線で「ギャルって何なん?」と考え、ぶつかり、彼女たちの個性に気づくことによって、視聴者も何となく「ギャルってこういうものなのか」と輪郭を掴み始めているはずだ。「人には人の事情や考えがあり、見た目で判断してはならない」二週間かけて築かれた物語の基盤が、どう三週目に繋がっていくのか。まだまだ期待したい。
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