(上段左から)森本慎太郎、田中樹、高地優吾(写真中段左から)松村北斗、ジェシー、(写真下段中央)京本大我/SixTONES(提供写真)

SixTONES、1年5カ月ぶり横アリで有観客ライブ King Gnu常田大希楽曲提供「マスカラ」サプライズ発表

2021.06.08 11:13

SixTONESが、3日、5日、6日、7日の4日間7公演に渡ってライブツアー『on eST』の横浜公演を開催。デビュー直前に立った「TrackONE-IMPACT」ツアー以来、1年5カ月ぶりに観客のいる横浜アリーナのステージに戻ってきた。


SixTONES、オープニングから観客のボルテージをマックスに

6人が観客のいる横浜アリーナのステージに戻ってきたのは、デビュー直前に立った「TrackONE-IMPACT」ツアー以来、1年5カ月ぶり。オープニングナンバー「Mad Love」は、予想外の演出で始まった。映像が映し出される紗幕の内側で、姿を見せないまま6人が歌い踊る。シルエットと歌声だけで、楽曲の世界観を表現するパフォーマンスで客席を沸かせた。

紗幕が落ちるとレーザーと炎が降り注ぎ、マネキンのようにポーズを決めた6人が登場。近未来感漂うスペイシーなセットで、クールなロボットダンスを見せる。メンバーたちがさらりとサングラスを外すと、「NAVIGATOR」冒頭のストリングスが響く。エッジィなメロディーと田中樹のラップが効いた楽曲に、森本慎太郎のアクロバットが彩りを加えた。

次々と表情のちがう楽曲を繰り出すオープニングに、観客のボルテージも上がるばかり。会場が釘付けになった色っぽいダンスナンバー「Telephone 1ST ver.」では、松村北斗の振り向きざまの表情に会場中が息をのむ。さらに、ここでメンバーが順に挨拶を。高地優吾(「高」は正式には「はしごだか」)が「今日はみんなに笑顔になって帰ってもらいたい」、田中が「会いたかった?俺らも会いたかった」と会場に呼び掛けると、声援の代わりにペンライトが大きく揺れた。

SixTONES、ユニット曲を披露

3組のユニット曲も、今ツアーの見どころ。高地と森本の「My Hometown」はサーフ系サウンドと、真っすぐで優しい彼らの声がマッチ。2人が会場を散歩するように歩きまわり、ほっこりした時間を作り出した。

一転、文学的な香り漂う切ないバラード「ってあなた」を聞かせたのは、京本大我と松村のユニット。ステージの左右でそれぞれがチェアに座り、感情たっぷりに歌い上げる。ときに向かい合い、ときに背を向け、ふたりならではのハーモニーを響かせた。

そして、ジェシーと田中が披露したのは「EXTRA VIP」。アリーナに浮かび上がるアクリルボックスの中に登場したふたりは、ボーカルとラップでクールな掛け合いを聞かせる。行き交うレーザーの演出によって、まるでクラブのような空間に。

SixTONES、常田大希が作詞・作曲の新曲発表

King Gnu(提供写真)
King Gnu(提供写真)
MCでは、5枚目のシングル「マスカラ」が、8月11日にリリースされることを発表。合わせて常田が作詞・作曲を手掛けることが告げられると、会場のファンは驚きと喜びの表情を見せ、大きな拍手でその思いを表現した。

このあと、常田からビデオメッセージが流れるというメンバーも知らなかったサプライズが。6人はモニターに見入ってメッセージに耳をかたむけたのち、驚きのあまり、しばらく放心状態に。「ビックリした」、「(ファンだけでなく)俺らも落ち着かないと!」と言いながら、全員で深呼吸。

メンバー、ファンともに興奮が冷め止らぬまま、2月にリリースされた「僕が僕じゃないみたいだ」でライブ後半がスタート。イスとグラスを使ったパフォーマンスで楽しませる「Coffee & Cream」や「Lemonade」、「Strawberry Breakfast」と、ドリンクやフードにかけた楽曲を3曲連続で披露する遊びゴコロも。

SixTONES、熱い思いに、6人が全力で応える

そして、「NEW ERA」から怒涛のラストスパートが始まった。和のサウンドにロックの疾走感など、さまざまな音がミックスされた楽曲で、6人にしか作り出せない独自の世界観を表現。さらに、デビュー曲「Imitation Rain」では頭上から激しく“炎の雨”が降り注ぐ演出の中、しっとり熱く歌い上げるメンバーたち。ジェシーの柔らかく力強いボーカルと、京本の艶っぽい高音が楽曲を盛り上げた。

「ST」では、情熱的な歌を存分に聞かせる。空間に橋がかかるように、天井から降りてきた稼働式の花道をメンバーが行き交う。やがて花道が上下に動き、派手な特効とともに、熱量の高いパフォーマンスを届ける6人。最後は、壮大なバラード「Lifetime」を力の限り、真っすぐ会場に届けた。

2021年1月、横浜からスタートする予定だった今回のツアー。コロナウィルスの影響で延期となったライブがリスタートしたのは、奇しくもツアーラストを予定していた北海道の公演だった。そして、幕明けの地であった横浜での待ちに待った公演。4枚のシングル含む全25曲を披露したライブは、声を出さずとも会場から伝わってくる熱い思いに、6人が全力で応えるエモーショナルな空間になった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. SixTONES、プライベート写真多数公開 6年間の振り返り動画が「泣ける」「エモい」と話題
    SixTONES、プライベート写真多数公開 6年間の振り返り動画が「泣ける」「エモい」と話題
    モデルプレス
  2. SixTONES松村北斗&田中樹、“価値観のズレ”発生?「バリューの真実」第2弾放送決定<取材全文>
    SixTONES松村北斗&田中樹、“価値観のズレ”発生?「バリューの真実」第2弾放送決定<取材全文>
    モデルプレス
  3. 乃木坂46齋藤飛鳥・SixTONES高地優吾&田中樹ら登場 「カレン食堂」初のゴールデン放送決定
    乃木坂46齋藤飛鳥・SixTONES高地優吾&田中樹ら登場 「カレン食堂」初のゴールデン放送決定
    モデルプレス
  4. SixTONES、コンサートツアー振替公演決定 神奈川など4都市で
    SixTONES、コンサートツアー振替公演決定 神奈川など4都市で
    モデルプレス
  5. SixTONES、2020年“No.1新人”に Snow ManとW受賞も<第35回日本ゴールドディスク大賞>
    SixTONES、2020年“No.1新人”に Snow ManとW受賞も<第35回日本ゴールドディスク大賞>
    モデルプレス
  6. 嵐、2年連続7度目の受賞 「第35回日本ゴールドディスク大賞」発表<受賞作品・アーティスト>
    嵐、2年連続7度目の受賞 「第35回日本ゴールドディスク大賞」発表<受賞作品・アーティスト>
    モデルプレス

「音楽」カテゴリーの最新記事

  1. 山本モナ、49歳で司法試験合格 芸能界でFP1級・気象予報士・宅建など資格取得ラッシュの背景
    山本モナ、49歳で司法試験合格 芸能界でFP1級・気象予報士・宅建など資格取得ラッシュの背景
    ENTAME next
  2. 12月15日放送「CDTV」“クリスマスラブソングFes.”全出演アーティスト発表【一覧】
    12月15日放送「CDTV」“クリスマスラブソングFes.”全出演アーティスト発表【一覧】
    モデルプレス
  3. 元ばんばんざい・流那、アーティストデビュー決定 第1子妊娠中の思い綴った曲「星が泣いた日」リリース
    元ばんばんざい・流那、アーティストデビュー決定 第1子妊娠中の思い綴った曲「星が泣いた日」リリース
    モデルプレス
  4. 中島健人、2ndアルバム「IDOL1ST」リリース決定 全国ツアーも発表
    中島健人、2ndアルバム「IDOL1ST」リリース決定 全国ツアーも発表
    モデルプレス
  5. 『イクサガミ』で清原果耶のアクション能力が完全開花 静の印象を覆す最強のハマり役
    『イクサガミ』で清原果耶のアクション能力が完全開花 静の印象を覆す最強のハマり役
    ENTAME next
  6. トラジャ・なにわ男子…STARTOタレントによるキンプリ高橋海人の「Theater」モノマネに反響「クワトロカイト強すぎ」「丈くん流石」
    トラジャ・なにわ男子…STARTOタレントによるキンプリ高橋海人の「Theater」モノマネに反響「クワトロカイト強すぎ」「丈くん流石」
    モデルプレス
  7. HANA、新曲「NON STOP」12月5日デジタル配信決定 ジャケ写も解禁
    HANA、新曲「NON STOP」12月5日デジタル配信決定 ジャケ写も解禁
    モデルプレス
  8. 乃木坂46 6期生単独公演「新参者」閉幕 アンコールではサプライズも「もっと坂道を登っていきたい」
    乃木坂46 6期生単独公演「新参者」閉幕 アンコールではサプライズも「もっと坂道を登っていきたい」
    モデルプレス
  9. ONE N’ ONLY、光と愛に満ちた涙のステージ「生涯SWAGを大切にしたい」自身最大規模の会場でツアー完遂【LUMINA】
    ONE N’ ONLY、光と愛に満ちた涙のステージ「生涯SWAGを大切にしたい」自身最大規模の会場でツアー完遂【LUMINA】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事