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【乃木坂46 3・4期生ライブ詳細レポ】6年ぶり聖地で決意のパフォーマンス 梅澤美波が涙…サプライズ発表も<セットリスト>

2019.11.28 00:00

乃木坂46の次世代メンバーである3期生・4期生が、東京・代々木第一体育館にて11月26日~27日にかけて「乃木坂46 3・4期生ライブ」を行った。全日チケットは完売、各日10万応募となり、当選倍率は10倍。各日1万人、合計2万人を動員し、会場はファンで埋め尽くされた。ここでは、27日に行われた最終公演のレポートをお届けする。<詳細レポート/セットリスト>


乃木坂46“3・4期生のみ”のライブ 2013年以来6年ぶりの代々木第一体育館

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代々木第一体育館でライブを行うのは、自身の単独公演としては2013年の「真夏の全国ツアー2013 FINAL!」以来、約6年ぶり。同ライブは、乃木坂46の1・2期生が初めて全国ツアーを行った時のファイナル公演となる。

ライブ中盤では、6年前に行った「乃木坂46 秋の大運動会」企画のように、「3期生VS4期生 乃木坂46クイズ大会」を開催。ラストは6年前と同じく、乃木坂46のデビュー曲でもある「ぐるぐるカーテン」で本編を締めた。6年前を彷彿させる演出には懐かしさもあり、またグループの勢いを裏付けるようなさらにパワーアップした内容から、新鮮さも同居していた。

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今年9月1日、明治神宮野球場にて行われた「真夏の全国ツアー2019」をもって、キャプテンの桜井玲香が卒業。新キャプテンが秋元真夏になり、まさに本格的に世代交代を実感した瞬間だった。今回の3・4期生のみでのステージに表れているのは「継承」の思い。本編が次世代エースと名高い山下美月のセンターから始まり遠藤さくらで締める流れは、先輩たちから伝統を受け継ぎ、新たな時代を創造していく意気込みを感じる。

梅澤美波は最後に「こんなに大きなステージ立たせていただけて本当にありがたく思います。先輩方と一緒に何度もライブを経験させていただいたり、何度も同じステージに立たせていただいてきたんですけど、その大きなステージと自分たちの伴わない実力にすごく悔しくなることが多かったです。でもその感情をバネに私たちはもっともっと強く、そして頼ってもらうくらい大きく成長しなきゃいけないなと思っています」と目に涙を浮かべ、「これからもっともっといろんな困難が待ち受けているかもしれないし、もっともっと私たちは頑張らなきゃいけないと思っています。でもここにいるメンバーならきっと、私はどんな困難にも立ち向かっていける!と思います」と強く語った。

6年前に代々木第一体育館でライブを行ったのは1・2期生。そして、当時研究生という立場であった2期生の堀未央奈がいきなりセンターに抜てきされた7thシングル「バレッタ」の選抜メンバーをお披露目したのも、代々木第一体育館だった。6年前と変わったこと、変わらないこと、すべてを“継承”した3・4期生が、再びこの場所から新たな乃木坂46を発信していく。

「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」映像化決定 サプライズ発表

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またアンコールでは、「あの時の思いを忘れてはならない」というメッセージとともに映像が流れ、2019年2月21日~2月24日まで京セラドーム大阪にて開催された「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」Blu-ray&DVDが、2020年2月5日に発売することがサプライズで発表された。

乃木坂46のメジャーデビュー日(2012年2月22日)を記念した同公演。最終日にはグループを2018年いっぱいで卒業した西野七瀬の卒業コンサートが行われた。Blu-ray&DVDには、「西野七瀬~卒業コンサート~」も収録される。


乃木坂46の代表曲「おいでシャンプー」山下美月センターでスタート

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山下、与田祐希、遠藤さくら、筒井あやめの掛け声とともに「おいでシャンプー」からスタート。赤とピンクのフリルがたくさんあしらわれたキュートな衣装で踊るメンバーたち。山下が「3・4期生のことは好きですか~?」と声を上げると、会場も歓声で応えた。

会場をぐるりと囲んだ外周ステージで「ガールズルール」「裸足でSummer」とアップテンポ曲を続けて披露し、3期生・4期生それぞれのオリジナル曲「トキトキメキメキ」、「キスの手裏剣」で盛り上げた。

MCでは、梅澤がトークを率先して回す。4期生の清宮レイは「先輩方に頼りながらも私たちも精一杯頑張ります!」、掛橋沙耶香は「ここにいる全員の方が3期生・4期生をもっと好きになってくれるように頑張ります」と意気込み。

3期生の向井葉月は「今日来てくださった皆さんを最高の笑顔にできるように頑張ります」とにっこり。中村麗乃は会場を煽り「端から端まで皆さんを楽しませます!」と勢いよく宣言。伊藤理々杏は「リハの時から4期生のパワーやフレッシュさを感じていたので、3期生も負けないようにパワーを伝えられるパフォーマンスができればと思います」と思いを明かした。

「3期生VS4期生 乃木坂46クイズ大会」開幕

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3期生、4期生とそれぞれパフォーマンスを披露すると、突然始まったのは、どちらが乃木坂46を愛しているかがわかる特別企画「3期生VS4期生 乃木坂46クイズ大会」。26日の公演では、3期生が勝利。27日の対決では、勝者チームにはスイーツが用意されることとなった。

早押しクイズをする中で、フラフープを回し終えたら回答権が得られるゲームなども。しかし、最終問題を前に3対1で3期生が優勢となり勝負が見えてしまったため、特別ルールで最終問題を正解すると1万点獲得できることに。

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最終問題では、阪口珠美と柴田柚菜がかけっこ対決で会場を駆け抜け、激戦の末、4期生が勝利した。

乃木坂46 3・4期生シャッフルユニット

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3・4期生がシャッフルしたユニットコーナーでは、岩本蓮加・大園桃子・向井・筒井・矢久保美緒がカラフルな衣装で登場し、「でこぴん」。曲中には“いきなりキス顔選手権”も開催し、胸キュン仕草でファンを悩殺した。

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「あらかじめ語られるロマンス」では、ミニスカートワンピースで伊藤・阪口・与田・掛橋・柴田・清宮がキュートに踊る。「欲望のリインカーネーション」では、梅澤・佐藤楓・山下・吉田綾乃クリスティー・金川紗耶・田村真佑・早川聖来がブラックのノースリーブワンピースを着こなし、これまでの雰囲気から一変してセクシーなステージを魅せた。

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歌唱力に定評のある久保史緒里・中村・遠藤・賀喜遥香の「私のために 誰かのために」では、伸びのある透き通った歌声を会場に響かせ、大きな拍手がおくられた。

パフォーマンスを終えて、賀喜は「この曲をアンダーライブで久保さんたちが歌っているのを聞いて、あんな風に力強く歌いたいと思っていたので、本当に幸せです」と感慨深そうに頷き、久保は年齢が同じ4人であることから「楽しくワイワイ練習していました」と明かした。

乃木坂46の遠藤さくらセンターで「おいでシャンプー」

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後半戦は、3・4期生の合同パフォーマンス。大園と与田がグループ加入直後にWセンターに抜てきされた「逃げ水」からスタート。当時は大園の隣に白石麻衣、与田の隣に西野が位置して2人を支えていたが、この日は同じ3期生の山下と梅澤がそれぞれの両脇を固め、堂々とした佇まい。

同じくグループ加入直後に遠藤がセンター、賀喜と筒井がフロントメンバーに抜てきされた「夜明けまで強がらなくてもいい」でも、選抜メンバーである3人だけではなく、しっかり前を見据えて踊る4期生。3期生も後ろから支えた。

そして圧倒的なビジュアルの久保・山下をセンターに「不眠症」と「未来の答え」、力強いダンスが武器の伊藤をセンターに「僕の衝動」、梅澤が初センターを務めた「空扉」と3期生がパフォーマンスを先導。

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ラストは、4期生の遠藤が「ここ代々木第一体育館は、今から6年前、2013年の10月6日に1・2期生の先輩方が初めての全国ツアーで最後を飾ったとても大切な場所です。その同じステージに今こうして立たせていただけていることに大きな感謝と強い責任を感じます。先輩たちが築き上げてきた乃木坂46を受け継いでいくものとしてこれからも精一杯頑張ります。最後は偉大な先輩方に敬意を表して、6年前と同じ曲で最後を飾りたいと思います」と伝え、遠藤をセンターに乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を披露。

最後の山下の「皆さん今日は本当にありがとうございました。坂をもっとのぼっていきたいと思います!皆さんついてきてください!」と感謝の思いとともに、本編の幕を閉じた。

乃木坂46メンバーがファンの近くに

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アンコールでは、花道とトロッコでファンの近くに行き、「ロマンスのスタート」、「自惚れビーチ」。「ダンケシェーン」では、賀喜がお決まりのセリフ「やっぱ乃木坂だな!」と叫んだ。

筒井は、2日間を終えて「今回3期生さんとライブをさせていただいてすごい嬉しいし、ありがたいと思うのですが、責任感を感じて不安もあったのですが、3期生さんからたくさん学んで楽しむことができました」と充実の表情。

岩本は「本当にあっという間!不安なところがいっぱいで…でも初日終わってみて、ファンの方の熱さが伝わって勇気をもらえました。4期生との今回のライブを通して距離が縮まりました」と笑顔。

梅澤は「今回3期生が引っ張っていく立場になってどれだけ大変かを実感して、学べることもたくさんありました」筒井や岩本が話す度にそれぞれの良さも一緒に紹介し、チームワークの良さを見せていた。

最後に梅澤が「皆さんの笑顔がたくさん見られて本当に幸せでした」と感謝し、ファンとともにサイリウムを振って「乃木坂の詩」で全編が終了した。(modelpress編集部)

乃木坂46 3・4期生ライブ<11月27日公演セットリスト>

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影ナレ:吉田綾乃クリスティー、田村真佑

<セットリスト>

OVERTURE

M1.おいでシャンプー(センター:山下美月)
M2.ガールズルール(センター:山下美月)
M3.裸足でSummer(センター:与田祐希)
M4.トキトキメキメキ(センター:岩本蓮加)
M5.キスの手裏剣(センター:遠藤さくら)

MC

<4期生パート>
M6.4番目の光(センター:遠藤さくら)
M7.会いたかったかもしれない
M8.ハウス!

MC

<3期生パート>
M9.三番目の風(センター:大園桃子)
M10.自分じゃない感じ(センター:山下美月)

<4期生パート>
M11.図書室の君へ(センター:掛橋沙耶香)
M12.羽根の記憶(センター:賀喜遥香)

<3期生パート>
M13.日常(センター:久保史緒里)
M14.自由の彼方(センター:梅澤美波)
M15.思い出ファースト(センター:大園桃子)

3期生VS4期生 乃木坂46クイズ大会

<ユニットコーナー>
M16.でこぴん(岩本蓮加・大園桃子・向井葉月・筒井あやめ・矢久保美緒)
M17.あらかじめ語られるロマンス(伊藤理々杏・阪口珠美・与田祐希・掛橋沙耶香・柴田柚菜・清宮レイ)
M18.欲望のリインカーネーション(梅澤美波・佐藤楓・山下美月・吉田綾乃クリスティー・金川紗耶・田村真佑・早川聖来)
M19.私のために 誰かのために(久保史緒里・中村麗乃・遠藤さくら・賀喜遥香)

MC

M20.逃げ水(センター:大園桃子・与田祐希)
M21.夜明けまで強がらなくてもいい(センター:遠藤さくら)
M22.不眠症(センター:久保史緒里・山下美月)
M23.僕の衝動(センター:伊藤理々杏)
M24.未来の答え(センター:久保史緒里・山下美月)
M25.空扉(センター:梅澤美波)

MC

M26.ぐるぐるカーテン(センター:遠藤さくら)

本編終了

EN1.ロマンスのスタート
EN2.自惚れビーチ
EN3.ダンケシェーン

MC

EN4.乃木坂の詩

全編終了
【Not Sponsored 記事】

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