安室奈美恵さん引退から1年、花火ショーに4万人集結 応援上映会も実施
2019.09.17 10:54
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昨年9月に芸能界を引退した安室奈美恵さんの引退1年を彩る音と光の花火ショー『WE ◆ NAMIE HANABI SHOW』(◆はハートマーク)が16日、沖縄県宜野湾市のトロピカルビーチ特設会場で開催され、約4万人が駆けつけた。
安室奈美恵さん引退から1年、花火ショーに4万人集結
引退前に「私がいなくなっても、経済効果を含め、沖縄に貢献できるイベントを続けてほしい」と語っていた安室さんの意志を継ぎ開催された同イベントでは、午後7時半すぎ、「Finally」のメロディーとステージ裏ではしゃぐ安室さんのオフショット映像などで幕開け。「ミスターU.S.A」「Tempest」「Hope」など多彩な10曲に合わせ、色とりどりの花火や高さ30メートル以上の水が出るスプラッシュ噴水、幅20メートル高さ11メートルのLEDスクリーンの映像が完全にシンクロするエンターテイメントが披露された。
「太陽のSEASON」の序盤では、安室さんの「騒げ沖縄」の音源が響き「Fight Together」はコンサートで定番だった安室さんとファンのコール&レスポンス、「a walk in the park」では髪をかき上げる仕草が映し出され、観客は生ステージのような臨場感に浸った。
「Tempest」は花びらが舞う映像や淡い色彩の噴水やレーザーで壮大な世界観を表現。「CAN YOU CELEBRATE?」の間、最後のコンサートツアーで登場した舞台セットのコンピューターグラフィック映像が流れ、白を基調にした幻想的な空間を演出した。
次曲の「Christmas Wish」までの間に強風のため一時中断するアクシデントがあったが、約10分後に再開すると、会場は安堵の拍手に包まれ、赤や緑を中心としたクリスマスカラー、安室さんをモチーフにしたハート形の花火が盛大に打ち上がった。
最新鋭のエンターテイメントを見上げるファンたちは、思い出の1曲1曲を一緒に歌い、「安室ちゃん、ずっと大好き」と歓声。感極まりタオルで顔を覆うファンの姿も。宮崎県から来た30代の女性は「花火の迫力がすごかった。こんなにもたくさんの人が来ていて、安室さんが愛されていることを感じた」と興奮気味に話した。
応援上映会も 安室奈美恵さんの意思を引き継ぐ
花火ショーに先立ち、ビーチに隣接する沖縄コンベンションセンターの展示棟と劇場棟では、特別応援上映会を4回ずつ実施。引退前夜のライブ本番へと向かう安室さんの赤いピンヒールブーツの足音が響く中、会場には「ナミエ」コールがこだました。アップテンポな「Hope」「How do you feel now?」を歌い踊る姿をはじめ、平井堅、DOUBLE、ジョリン・ツァイら国内外のアーティストとの共演シーンが流れると、喝采が起き、ペンライトが揺れた。
インタビューに「純粋に音楽を楽しむ時間にしたい」と答えた言葉の通り、終始笑ってパフォーマンスを披露する安室さんに、観客も笑顔で呼応。ライブ映像の締めくくりで金テープが舞うと、ひときわ大きな歓声が上がった。
上映会では、移動の車中や沖縄の無人島ナガンヌ島で撮影された自然体の表情や言葉をとらえた貴重なシーンも。前夜祭ライブのリハーサルでは、念入りに段取りをチェックする様子から、最後のパフォーマンスに向けた緊張感と高揚感を漂わせた。
昨年の引退の日に開かれた花火ショーは、ステージを支えてきたバックダンサーたちと鑑賞した安室さん。浴衣姿での花火や、自分のコンサートを客席から楽しんでみたいという本人の「夢」が花火ライブという形でかなったひとときでもあり、ラスト曲「Finally」に合わせた花火では涙がほおをつたう場面が映し出された。
上映会のエンディングロールは「arigatou」。ステージ裏のオフショットやナガンヌ島で黄色のバラを持った安室さんの映像などを織り交ぜ、第一線で走り続けた25年への感謝をファンに向けてあらためて表現する内容に。
上映後、沖縄市に住む34歳の会社員の女性は「昨年のライブはチケットが取れなかったが、実際にライブがあった会場であの時の興奮が味わえて感無量。安室ちゃんのキュートなおしゃべりも見られて得をした気分です」と笑み。岩手県と東京都から来た41歳の女性2人組は「久々の奈美恵ちゃんに叫んだ。涙あり、笑いありで最高」「今でも聖地巡りやSNSでファンとつながることができうれしい」と話した。(modelpress編集部)
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