【欅坂46・デビュー2周年記念ライブ】今泉佑唯のアカペラ歌唱、ファンとの絆、メンバーがステージにかける思い…胸熱シーンまとめ
2018.04.09 13:01
views
欅坂46がデビュー2周年記念ワンマン公演「2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE(セカンドイヤー アニバーサリーライブ)」を4月6日から8日の3日間にかけて、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催され、各公演8000人、計2万4000人を動員した。モデルプレスは千秋楽となった8日に取材を実施。ここでは、特に胸熱ポイントだったシーンをまとめる。
目次
- 平手友梨奈不在…それぞれのメンバーがセンターに
- 「ガラスを割れ!」MA-1の色に変化
- 「青空とMARRY」で“Mポーズ”
- 今泉佑唯、ソロ曲でアカペラ…圧巻の歌声響かせる
- 今泉佑唯&小林由依“ゆいちゃんず”の絆
- 欅坂46メンバーそれぞれにフィーチャーした演出が熱い
- 佐藤詩織がグラフィックデザイン、尾関梨香が習字で才能発揮
- 第2段企画「OVERTURE」録音でファンと一体に
- 菅井友香の4分半“神スピーチ” メンバーが思いを紡ぐ
- 欅坂46、デビューから2周年を迎える
- 欅坂46 2周年記念ライブ「2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」<4月8日セットリスト/各曲センター>
- 欅坂46・出演メンバー:名前一覧(50音順)
平手友梨奈不在…それぞれのメンバーがセンターに
今回のライブでは、デビューから6作連続センターの平手友梨奈が不在。グループ初のアルバム『真っ白なものは汚したくなる』のリード曲『月曜日の朝、スカートを切られた』では、渡邉理佐がセンター。『不協和音』のカップリング曲にして、有名音楽プロデューサーからも好評を得る『エキセントリック』では土生瑞穂がセンターと、それぞれの楽曲のセンターをほかのメンバーが担当した。中でもファンの間で大きな反響を呼んだのは、本編のラストを飾った『不協和音』。普段はおっとりした“お嬢様”でグループのキャプテンでもある菅井友香がセンターを務め、登場からこれまでに見たことない鋭い目つき、鬼気迫る表情でパフォーマンス。髪を振り乱しながらすべての感情をぶつけるようなダンスに観客は思わず息を呑む。サビ前のセリフ「僕は嫌だ!」では、菅井の全身全霊の叫びに涙するファンも。会場を震え上がらせるほどの気迫で、キャプテンとしてグループを背負っていく覚悟を見せつけた。
「ガラスを割れ!」MA-1の色に変化
オープニング1曲目を飾った最新6thシングル『ガラスを割れ!』では、イベントやテレビでもグループを引っ張ってきた“ゆいちゃんず”今泉佑唯と小林由依がWセンターに。メンバーは、お馴染みの黒のパンツとMA-1の衣装を身にまとったが、その色に注目が集まった。同曲の衣装は、アーティスト写真やミュージックビデオでは、センターの平手のみが赤、ほかのメンバーが黒のMA-1。しかし、今回のステージでは、全員が赤のMA-1バージョンで歌唱。
理由についてはメンバーの口から語られることはなかったが、ファンの元にはそれぞれ込められた意味が届いたようで、「全員がセンターって意味かな」「てちの分も皆で背負うっていってるようにみえるよ」と平手の存在、そして平手へのメンバーの思いを感じ取る人が続出していた。
「青空とMARRY」で“Mポーズ”
中盤のユニットパートでのグループ内ユニット“青空とMARRY”による『波打ち際を走らないか?』では、志田愛佳が同ライブを欠席となったため、菅井、守屋茜、渡辺梨加、渡邉理佐で歌唱。4人は曲のラストに指で「MANAKA」の「M」を作ってにっこり決めポーズ。ユニット名がメンバーの名前の頭文字をとっていることから(MANAKA、AKANE、RIKA、RISA、YUKA)、この4人の志田へのメッセージと捉えられる行動にファンからは「まなか待ってるからね」「Mポーズ…泣ける…」「5人で青マリだもんね」と感動の声が溢れた。
今泉佑唯、ソロ曲でアカペラ…圧巻の歌声響かせる
今泉のソロ曲『再生する細胞』では、真っ白なワンピースで登場し、しっとりと歌い上げる。さらに、最終日のみ一部アカペラで歌唱した。2017年4月より体調不良で活動休止、8月に復帰した今泉。同月にファイナル公演を迎えた「欅坂46の全国アリーナツアー『真っ白なものは汚したくなる』」で復帰後初のステージを果たした際には、少し震えた声でソロ曲『夏の花は向日葵だけじゃない』を披露。
現在も自身のブログでは「まだ自分の中では いつあのときの体調に戻ってしまうか分からないという恐怖感と戦っています」と本音も明かしていたが、今回のステージでは今泉の強みでもある圧巻の歌唱力を発揮し、ファンの心を掴んでいた。堂々と会場に美声を響かせている姿からは、“歌”を武器に再出発した彼女の戦いの意志が感じられた。
今泉佑唯&小林由依“ゆいちゃんず”の絆
そんな今泉の復帰を誰よりも待っていたのは、ユニット“ゆいちゃんず”としていくつもの楽曲を披露してきた小林だろう。ユニット曲『1行だけのエアメール』では、2人の思い出写真がスクリーンに映し出された。ユニットだけではなく、『ガラスを割れ!』でのWセンターも務め、今やグループを第一線で牽引する存在の今泉と小林。『ゼンマイ仕掛けの夢』では、色違いの花柄ワンピースの衣装でお揃いのアコースティックギターを弾き語り。時折顔を見合わせて笑う2人の表情からは、信頼や絆が感じられた。
欅坂46メンバーそれぞれにフィーチャーした演出が熱い
アルバム『真っ白なものは汚したくなる』の収録曲『東京タワーはどこから見える』では、各メンバーがそれぞれフィーチャーされる演出が目を引いた。曲中にはソロダンスなど、それぞれの魅力が詰まった場面がふんだんに盛り込まれ、全員がセンターのような演出。モニターにはメンバー1人1人の顔がアップで映し出された映像が流れ、迫力のステージを際立たせていた。
佐藤詩織がグラフィックデザイン、尾関梨香が習字で才能発揮
モニターを使った演出で印象深いのは『危なっかしい計画』。現役美大生としてアイドル活動と二足のわらじを履いている佐藤詩織がグラフィックデザインを担当した。「Graphic design by SHIORI SATO」と名前が記され、華やかで且つ欅坂46らしさを表現した背景は楽曲とマッチし、さらに会場を盛り上げる。独特の感性を活かした佐藤は、MCで「こうして携わることが出来て嬉しいです」と笑顔を覗かせていた。そして『ガラスを割れ!』の背景では、尾関梨香が特技の習字を披露。歌詞を達筆な文字で書き、世界観をより引き立たせていた。メンバーそれぞれの個性も存分に発揮されたステージは見どころが満載だった。
第2段企画「OVERTURE」録音でファンと一体に
デビュー1周年記念ライブで、ファンと一体となった企画を今回も開催。ライブが始まる時の定番「OVERTURE」に会場のファンの声を録音する作業が行われた。第2弾となった企画にファンは歓喜し、1周年を迎えた時よりもさらに大きな声を上げて参加。メンバーとファンとの歴史を刻んでいくように、絆の深さを表明した瞬間となった。
菅井友香の4分半“神スピーチ” メンバーが思いを紡ぐ
MCでは、メンバーが紡いだ胸熱スピーチも。メンバーは口々にライブの感想を話し、『サイレントマジョリティー』でセンターを務めた鈴本美愉は、「成功するかすごく不安で、でも成功させなきゃいけないから皆で準備してきてこうして千秋楽を迎えられて嬉しい」と今回のライブに対して抱えてきたプレッシャーを窺わせるコメント。米谷奈々未は「いつもてちがこんなに頑張ってきたんだ、ということが分かった」と平手のこれまでの責任や努力の大きさを痛感したようで、石森も達成感から涙ながらに思いを語った。
そして最後は菅井による4分半の熱い思いのこもったスピーチ。ファンや関係者への感謝を伝え、「私たちにできることは素敵なライブをすることで、沢山ライブを作っていくことで恩返ししていきたい」と改めて誓った。
欅坂46、デビューから2周年を迎える
欅坂46は、2016年4月6日にシングル『サイレントマジョリティー』でメジャー・デビューし、昨年は初のアルバム『真っ白なものは汚したくなる』をリリース。さらにグループとして初めての野外ワンマンライブ、全国ツアーを成功させ、デビュー日の4月6日を含めた7日、8日の3日間に約7ヶ月ぶりとなるワンマンライブを開催した。(modelpress編集部)欅坂46 2周年記念ライブ「2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」<4月8日セットリスト/各曲センター>
記載なしは欅坂46ALL影ナレ:長沢菜々香、原田葵
<セットリスト>
OVERTURE
M1 ガラスを割れ!(センター:今泉佑唯、小林由依)
M2 避雷針(センター:渡邉理佐)
M3 君をもう探さない(センター:菅井友香)
M4 もう森へ帰ろうか
MC
M5 バレエと少年(156/上村莉菜、尾関梨香、小池美波、長沢菜々香、原田葵、米谷奈々未)
M6 波打ち際を走らないか?(青空とMARRY/菅井友香、守屋茜、渡辺梨加、渡邉理佐)
M7 AM1:27(小池美波、小林由依、鈴本美愉、原田葵)
M8 再生する細胞(今泉佑唯)
M9 結局、じゃあねしか言えない(五人囃子/石森虹花、織田奈那、齋藤冬優花、佐藤詩織、土生瑞穂)
M10 100年待てば(長濱ねる)
M11 バスルームトラベル(尾関梨香、小池美波、長濱ねる)
MC
M12 1行だけのエアメール(ゆいちゃんず/今泉佑唯、小林由依)
M13 ゼンマイ仕掛けの夢(ゆいちゃんず/今泉佑唯、小林由依)
M14 月曜日の朝、スカートを切られた(センター:渡邉理佐)
M15 エキセントリック(センター:土生瑞穂)
VTR
M16 国境のない時代(坂道AKB楽曲/センター:長濱ねる)
M17 東京タワーはどこから見える?
M18 危なっかしい計画(センター:菅井友香)
M19 風に吹かれても(センター:小林由依)
M20 不協和音(センター:菅井友香)
EN
EN1 二人セゾン(センター:小池美波、ソロダンス:原田葵)
EN2 サイレントマジョリティー(センター:鈴本美愉)
MC
EN3 太陽は見上げる人を選ばない
WEN
WEN1 ガラスを割れ!(センター:今泉佑唯、小林由依)
欅坂46・出演メンバー:名前一覧(50音順)
石森虹花(いしもり・にじか)、今泉佑唯(いまいずみ・ゆい)、上村莉菜(うえむら・りな)、尾関梨香(おぜき・りか)、織田奈那(おだ・なな)、小池美波(こいけ・みなみ)、小林由依(こばやし・ゆい)、齋藤冬優花(さいとう・ふゆか)、佐藤詩織(さとう・しおり)、菅井友香(すがい・ゆうか)、鈴本美愉(すずもと・みゆ)、長沢菜々香(ながさわ・ななこ)、長濱ねる(ながはま・ねる)、土生瑞穂(はぶ・みづほ)、原田葵(はらだ・あおい)、守屋茜(もりや・あかね)、米谷奈々未(よねたに・ななみ)、渡辺梨加(わたなべ・りか)、渡邉理佐(わたなべ・りさ)※平手友梨奈、志田愛佳は欠席
【Not Sponsored 記事】
- 欅坂46
- 渡辺梨加
- 平手友梨奈
- 土生瑞穂
- 渡邉理佐
- 小林由依
- 菅井友香
- 今泉佑唯
- 守屋茜
- 鈴本美愉
- 佐藤詩織
- 米谷奈々未
- 石森虹花
- 尾関梨香
- 欅坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE
関連記事
-
欅坂46、全員で赤のMA-1&「青空とMARRY」“M”ポーズ…19人の平手友梨奈&志田愛佳へのメッセージに涙腺崩壊モデルプレス
-
欅坂46の笑顔炸裂 うさ耳、胸キュンポーズ…クールだけじゃない可愛すぎたシーン5個<デビュー2周年記念ライブ>モデルプレス
-
欅坂46菅井友香らメンバー、欠席の平手友梨奈&志田愛佳への思い 「成功させなきゃいけなかった」デビュー2周年記念ライブモデルプレス
-
【欅坂46・デビュー2周年記念ライブ】サイマジョ、二人セゾン、不協和音…平手友梨奈不在でセンターは?モデルプレス
-
【欅坂46・デビュー2周年記念ライブレポート】平手友梨奈が欠席…全メンバーの覚悟、キャプテン菅井友香の「僕は嫌だ」に衝撃<約2時間30分・全24曲セットリスト>モデルプレス
-
活動休止から復帰の欅坂46今泉佑唯、現状への恐怖明かす ライブ参加は?モデルプレス
「音楽」カテゴリーの最新記事
-
小林直己×THE JET BOY BANGERZがコラボ!殺陣パフォーマンスを披露!WWS channel
-
【ライブレポート】BEYOOOOONDS、日本武道館での熱いパフォーマンスと多彩な演出でファンを魅了!<DISCOOOOOTHEQUE BUDOOOOOKAN>WWS channel
-
少年忍者、号泣演技で伝えた“生きる”とは 歌唱・ダンス・殺陣・和装…白虎隊体現で新境地へ【夢見る白虎隊】モデルプレス
-
乃木坂46、5期生・奥田いろは率いるアンダーライブが終幕「何も後悔はありません」ENTAME next
-
前島亜美、自分は何者なのか?アーティストデビューで「職業:あみた」を宣言、これから始まる成長型アーティストWEBザテレビジョン
-
なにわ男子、過去アルバム楽曲配信決定 ジュニア時代曲&ボーナストラック含む“計39曲”モデルプレス
-
『海に眠るダイヤモンド』第4話 エピソードタイトルの「沈黙」が意味するものとは?ENTAME next
-
乃木坂46、全国5都市Zeppツアー「36thSGアンダーライブ」完走 “座長”奥田いろはのサプライズにメンバー涙モデルプレス
-
Da-iCE、Omoinotake、Creepy Nuts、BE:FIRST、JO1ら、2024年の音楽シーンを彩った各賞受賞者が決定<日本レコード大賞>WEBザテレビジョン