「第66回 NHK紅白歌合戦」視聴率発表
2016.01.02 13:54
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NHKは2日、昨年12月31日に放送された「第66回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率が前半(午後7時15分~8時55分)34.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)、後半(午後9時~11時45分)39.2%を記録したことを発表した。なお、関西地区は前半36.8%、後半43.0%だった。
昨年の紅白では、紅組司会者を2年ぶり2回目となる女優の綾瀬はるか、白組司会者を初となるV6・井ノ原快彦、総合司会を同局・有働由美子アナウンサーと黒柳徹子が担当。紅組が356,832票、白組が346,929票で紅組が4年ぶりに勝利した。
同局コメント到着
同局のエンターテイメント番組部部長・三溝敬志氏は、「歌手の皆さんの最高のパフォーマンスと紅白でしか実現できない盛りだくさんの企画、そして黒柳徹子さんをはじめとする司会陣の奮闘で、全ての世代の皆さんが楽しめる紅白を作り上げられたと思います」とコメントしている。(modelpress編集部)NHKエンターテイメント番組部部長・三溝敬志氏 コメント全文
今年のテーマは、「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」。放送開始90年、戦後70年、そして今年3月に迎える東日本大震災から5年という大きな節目の年にふさわしい「これぞ紅白!」という内容を目指しました。司会は、紅組が2回目となる綾瀬はるかさん、白組は、5年連続の嵐に代わって「あさイチ」でおなじみのV6井ノ原快彦さんが初司会を務めました。総合司会は、放送界のレジェンド黒柳徹子さんが、32年ぶり司会を務め、大きな話題となりました。
出場者は、紅白52組。中でも、最多連続出場で今回限り紅白卒業を発表した森進一さんが圧巻の歌唱を見せました。一方、初出場は前回の倍となる10組が登場。フレッシュなパフォーマンスで紅白に新しい風を吹かせました。
今回大きな話題をさらったのが、特別企画での出演となった小林幸子さんのステージです。人気動画サイトとコラボした巨大衣装による迫力のパフォーマンスで日本中を沸かせました。
他にも、嵐とスター・ウォーズとのコラボや局の垣根を超えたアニメ紅白、フィギュアスケートの羽生結弦選手を中心に被災地への思いを届けた「花は咲く」コーナーなど、数々の企画で幅広い世代の支持を受けました。特に、現在放送中の連続テレビ小説「あさが来た」コーナーでは、スペシャルドラマと共にお馴染みの出演者たちがNHKホールに駆けつけ紅白を盛り上げました。
戦後70年企画では、吉永小百合さんの平和へのメッセージに続き、MISIAさんが長崎の平和公園から平和への願いを込めた歌を届けました。そして美輪明宏さんが戦後の日本人に向けたメッセージソング「ヨイトマケの唄」を歌い深い感動を呼びました。
また、今回もPR番組としてバナナマンによる「ザッツ、紅白宣伝部」を連日放送。本番では、副音声を利用した音声サービス「紅白ウラトークチャンネル」を実施。今回からウラトーク席をインターネットで配信するなどセカンドスクリーンとして「スマホを片手に紅白を楽しもう」という視聴スタイルに役立つ情報サービスの拡充を図りました。
そして、紅白の最後を締めくくったのが、共にデビュー35周年となる近藤真彦さんと松田聖子さん。80年代から活躍を続ける二人の名曲に、50代を中心とした視聴者が注目しました。
今回も紅白名物・野鳥研究部によるNHKホール集計方式と視聴者によるデジタル審査とともに得点を集計。視聴者審査の総得票数は約105万票と5年連続で100万票を超え、多くの方々に審査に参加していただきました。
視聴率は、前半が関東34.8%、関西36.8%、後半が関東39.2%、関西43.0%となりました。
4年ぶりの紅組優勝で終わった今年の紅白。「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をテーマに掲げ、52組の歌手の皆さんの最高のパフォーマンスと紅白でしか実現できない盛りだくさんの企画、そして黒柳徹子さんをはじめとする司会陣の奮闘で、全ての世代の皆さんが楽しめる紅白を作り上げられたと思います。
番組をご支持いただいた全国の視聴者の皆様、そして、長時間にわたり、頑張っていただいた全ての出演者、関係者の皆様に心からお礼申し上げたいと思います。
【Not Sponsored 記事】
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