V6、デビュー当時は「埋まらない溝があった」激動の20年を振り返る

2015.08.02 16:01

今年デビュー20周年を迎えるV6がこれまでの歩みを振り返った。

1日放送の「SONGS」(NHK総合テレビ、土曜よる11時30分)には、V6が登場。1995年にCDデビュー。番組では、メンバー6人だけでこれまでの軌跡を振り返った。

坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の年長組の「20th Century」(通称:トニセン)と森田剛、三宅健、岡田准一の年少組の「Coming Century」(通称:カミセン)の2組は年齢差も大きく当初は「温度差もあった」(井ノ原)と告白。デビュー当時の思いも、「やっと掴んだ栄光じゃん。絶対居座ってやると思ってた」という坂本に対し、森田は「(バレーボールのイメージキャラクターを務めていたため)期間限定だと思っていた」と話すなど、それぞれ異なっていた。

当初はコンサートをやっていてもトニセンが「引っ張っていかなきゃ」という気持ちで3人だけで物事を決めるなど、「埋まらない溝があった」と回顧した6人。転機となったのは1997年のシングル『愛なんだ』。前年に玉置浩二とドラマで共演した井ノ原が直接「曲、書かせてくれよ」と作曲のオファーを受けたと言い、それまでの曲調とは一変した楽曲で見事大ヒット。森田は「6人でグループやっているんだ(と感じた)」と話し、井ノ原も「やっとオリジナル感が出た気がする」「ジャンルを広げてもらった」と明かした。

「学校へ行こう!」終了で転機

同年、冠番組「学校へ行こう!」(TBS系)がスタートし、人気はさらにうなぎのぼり。しかし、2008年に11年続いた番組が終了し、再び転機を迎える。そこからソロの活動を意識し出すようになったと言い、森田は「ソロのそれぞれやりたいことを見つけ出してそれを(お互い)認められて、素直に尊敬できる思いが出てきて。そっからかな、じゃあグループやろうってなったときに一斉に集まれる、また新しい関係になれたことがすごく大きかった」と変化を明かした。

それからはソロ活動が活発化。番組MCとして活躍する井ノ原、「食」に拘り調理師免許や野菜ソムリエの資格を持つ長野、ファンに手話で話しかけられたことをきっかけに手話を自ら勉強し専門番組に出演する三宅、15本以上のミュージカルで主演を務める坂本、舞台俳優として演技を高く評価される森田、大河ドラマを始め日本を代表する俳優となった岡田。一人一人が培った力をグループの力に変えていった。

森田の言葉に岡田感激

最後にはそれぞれの活動に対する尊敬の言葉をかけ合った6人。森田は数々の大作に主演し、重圧がかかる岡田に「俺は岡田がしょってるものは想像できないから、こうやって集まってる時くらいは何も考えずに笑ってて欲しい」と思いを伝え、岡田も「剛君からそんな言葉が出るとは…今日は泣けるぜ」と冗談混じりではありつつも、感激した様子だった。

そして昨年「NHK紅白歌合戦」に初出場。20年の時を経て心を一つにした6人は、今“大人のアイドル”としてさらに輝きを増し続けている。ライブででは、ヒット曲を続々と披露し、20年分の思いが込もったパフォーマンスに観客は魅了されていた。(modelpress編集部)
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