ももクロ、新たな魅力が開花 ガーリーな演出で初のバレンタインイベント開催<セットリスト>

2013.02.11 23:13

5人組アイドルグループのももいろクローバーZが11日東京国際フォーラムにて、初のバレンタインイベント「ももいろクローバーZ もクロくらぶ×○×○~バレンタイン DE NIGHTだぁ~Z!」を開催した。


いつもとは一味違うガーリーなももクロ

オープニング曲「走れ!」のイントロが流れる中、天使と悪魔をイメージした衣装で客席から登場した5人。開演前からすでに熱気を帯びていた会場からは、溢れんばかりの歓声が鳴り響いた。この日は、バレンタインイベントということもあって、スクリーンにはハートの映像が流れる演出も。元気いっぱいのメンバーとガーリーな演出とのコラボレーションがいつもとは一味違った空気を作り出した。

ライブ中盤には、ユニット曲&ソロ曲も多数披露。高城れにと有安杏果のユニット・事務所に推され隊は「事務所にもっと押され隊」を、百田夏菜子と玉井詩織のユニット・ももたまいは「シングルベッドはせまいのです」を、佐々木彩夏はソロ曲「だって あーりんなんだもーん」をそれぞれ歌唱。個性豊かなパフォーマンスで会場を盛り上げた。

ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ
ライブ終盤、王子様風の衣装に着替えた5人は、昨年11月に発売された最新シングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を披露。また、「ピンキージョーンズ」では、百田と玉井がアクロバティックな技も。ももクロらしいそのパフォーマンスに歓声がこだました。

MCでは、百田の「盛り上がってるかー」の声に応える観客たち。その掛け合いに一体感が生まれた会場では、続けて「Z女戦争」を歌唱。激しいダンスで会場を盛り上げた。

最後には、「バレンタインは記念の1日だから、そんな日に皆さんと過ごせて嬉しいです」(高城)、「たくさんの方と一緒にバレンタイン気分を味わうことができて嬉しかったです」(玉井)とメンバーがそれぞれコメントし、「ありがとうございます!」と手を振りステージを後にした5人。その後、鳴り止まぬ「アンコール」の声に答え、再び登場し、希望溢れる楽曲、「あの空へ向かって」でライブを締めくくった。

また、今年1月から声帯結節治療を行っている有安杏果は、この日マイクを持たずに登場。有安のソロ部分は、メンバー4人でフォローしながら、パフォーマンスを披露。MCでは、スケッチブックを手に、トークに参加した。

ラジオ企画「教えてももクロ先生!」に答えるももいろクローバーZ(左から:佐々木彩夏、有安杏果、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに)
ラジオ企画「教えてももクロ先生!」に答えるももいろクローバーZ(左から:佐々木彩夏、有安杏果、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに)

ラジオ公開収録に合わせた特別企画を多数披露

今回のライブは、レギュラーラジオ番組「ももいろクローバーZ ももクロくらぶ×○×○」(ニッポン放送、毎週日曜日よる10時より)との公開収録を融合させたイベントということもあって、様々な企画が用意された。ラジオのコーナー「教えてももクロ先生!」では、リスナーからの質問に答えたメンバーたち。「バレンタインはメンバー内でチョコレートを交換するんですか?」と聞かれると、百田が「高城さんなんて3つしか持ってきてないからね」と暴露。慌てた高城は、「ちゃんと買いに行ったんです。そういう努力はしたんだよ。でも、持ってくるのを忘れた」と天然なエピソードを披露した。

さらに「ももクロメンバーの得意なものまねを教えてほしい」というリスナーの声に答え、モデルのローラのものまねを披露した玉井。高城からの「ローラさんが言いそうにない言葉をものまねで!」というムチャぶりに玉井は、ビートたけしのギャグをローラ風にチャレンジ。すると、会場にビートたけしの声が響き渡る。「本物!?」と驚くメンバーの前に現れたのは、ものまね芸人の松村邦洋。メンバーにものまねを伝授するためにやって来たという松村は、「色が被らないように(元メンバーの早見)あかりちゃんのブルーを着てきたんです」とコメントし、「よく知ってますね」とメンバーをさらに驚かせた。

ももいろクローバーZとスペシャルゲスト松村邦洋
ももいろクローバーZとスペシャルゲスト松村邦洋
また、ラジオ企画のショートドラマに合わせて、松任谷由実のカバー曲「valentine’s radio」を歌唱。今回この曲を披露するにあたって実際に松任谷のライブを見学しに行ったというメンバーたちは「素晴らかった」と長年日本の音楽シーンを牽引するそのパフォーマンスに圧巻された様子。百田は、「すごい喜んで下さって、頑張ってねって。この曲はリズムが難しいから、普通にノリノリで歌ってくれればいいよって言って頂きました」とアドバイスを受けたことを明かした。

初のバレンタインイベントにラジオ公開収録の融合という、新たな試みに百田は、「普段の私たちのライブとは全然違うことをやってみたので、盛りだくさんだったと思います」とコメント。「チョコはあげられないんですけど、すごくたくさんのプレゼントを渡せたかなと思っています。ぜひ、持ち帰って下さい」とメッセージを送った。

メンバーが去った後も、スクリーンではエンドロールとともにオフショットが公開。余すこと無くライブを楽しもうと、観客たちは最後までその映像を見届け、イベントは幕を閉じた。

ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ
同ライブは、5000人のキャパシティに対し、80000人を超える応募が殺到するなど、彼女たちの人気を改めて感じるライブとなった。なお、この様子は17日と24日にオンエア予定となっている。(モデルプレス)

■「ももいろクローバーZ もクロくらぶ×○×○~バレンタイン DE NIGHTだぁ~Z!」 セットリスト

1.走れ!
2.黒い週末
3.DNA狂詩曲
4.空のカーテン
5.オレンジノート
6.事務所にもっと押され隊/事務所に推され隊
7.シングルベッドはせまいのです/ももたまい
8.だって あーりんなんだもーん/佐々木彩夏
9.valentine’s radio
10.サラバ、愛しき悲しみたちよ
11.D’の純情
12.ピンキージョーンズ
13.Z女戦争
14.労働賛歌

アンコール
15.猛烈宇宙交響曲
16.あの空へ向かって

ももいろクローバーZとスペシャルゲスト松村邦洋
ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ
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