<PTA役員と育児>下の子を連れて来るのはNG、でも免除もできない…来年ならやれるのに不公平
2026.05.02 11:00
提供:ママスタ☆セレクト

子どもの成長とともに関わる機会が増えるPTA活動。しかしその一方で、家庭の事情との両立に悩む声も少なくありません。とくに未就学児を抱える家庭にとっては、参加のハードルが一気に高くなることもあるでしょう。
『PTA活動中は下の子を連れてこないでと言われた。2歳の子がいるからムリ。来年ならできると言ったのに、みんな預けているから免除できないと言われた』
「みんな工夫しながらやっているから」と言われたそう。工夫と言っても、近くに親が住んでいたり、旦那が仕事を調整しやすかったりということではないかと投稿者さん。やりたくないわけではないのに、事情を理解してもらえない。そんなもどかしさに、ママたちの共感の声が集まりました。
PTA活動「今年はムリ」その事情は理解されるべき
まずあったのは、投稿者さんの立場に寄り添う意見でした。
『ずっとやらないと言っているわけではないのにね。来年ならできる人材を確保できると思えばいいのに』
役員を完全に拒否しているわけではなく、「今は難しい」と伝えているだけ。それにもかかわらず柔軟な対応がされないことに、疑問を感じる声が相次ぎました。また、費用面への負担を指摘する意見もあります。
『ボランティアでの役員仕事のために、子どもを預ける費用まで自己負担で役員をするのはおかしい』
『誰のためのPTAなのかわからない』
子どものための活動であるはずが、かえって家庭に負担を強いる形になっている現状に、違和感を覚えるママもいました。子ども連れは禁止、でも役員はしろでは、理不尽かもしれません。
押し通すしかない現実も
一方で、現状では強く主張するしかないという現実的な声もありました。
『預け先がない以上、できないものはできないと伝えるしかない』
『子ども同伴が不可なら、来年に回してもらうように言うべき』
なかには、より具体的な提案も見られました。
『下の子がいてもできる役割に変更してもらうか、それがムリなら来年に』
単に断るのではなく、代替案を提示しながら交渉する姿勢が必要なのかもしれません。
役員逃れする人もいる…PTA側の事情
ただし、PTA側の事情を理解する声も一定数ありました。
『例外を認めると、役員逃れに使う人が出てくる』
『ひとりを認めると収拾がつかなくなる』
個別の事情に配慮したい気持ちはあっても、公平性を保つために厳しいルールを設けざるを得ないという側面もあるのでしょう。投稿者さんのように誠実に「来年なら引き受ける」と考えている人ばかりであれば問題は起きにくいものの、現実にはさまざまな事情や思惑が交錯しているのが実情なのかもしれません。
実際に「子連れ」で参加した例も
下の子を預けることができず、実際に子どもを連れて参加したという体験談も寄せられています。
『子どもを連れて行って最初はイヤな顔をされたけれど、だんだん連れてくる人が増えた。そのうち預かりルームができて、参加しやすくなった』
『小さい子がいる人はみんな連れてきていた。子どもは端で遊びながらすごしていた』
幼稚園や小学校だと、下に小さなきょうだいがいても珍しくはありません。子育て中であることを前提に活動が組まれており、ムリなく関われる仕組みが整っているPTAもあるようです。
仕組みにメスを入れることで変われるかも
さらに印象的だったのは、自分のような苦労をしてほしくないと、自ら環境を変えたという声です。
『自分が会長になったとき、預かり部屋を用意して、本部役員がひとり外れて下の子たちを面倒見るシステム作ったよ』
個人で我慢するのではなく、「仕組みそのものを見なおす」という発想はパワフルです。また、こんな意見もありました。
『いろいろな家庭があることを前提にするべき』
『前例を作るのは大変だけれど、後に続く人たちのためにもどうぞ環境整備の声を上げていって!』
一歩踏み出すことで、同じ悩みを抱えるママの負担を減らせる可能性もあるのです。
今回の投稿は、「誰が悪い」と単純に言い切れる問題ではないのかもしれません。それぞれの立場に事情があり、だからこそすれ違いが生まれてしまうのでしょう。それでも、「できない理由」を責めるのではなく、「どうすれば参加できるか」を考えれば、状況は少しずつ変わっていくかもしれません。ムリを重ねるのではなく、自分の状況を丁寧に伝えながら、折り合いを探っていくこと。その積み重ねが、より参加しやすい環境づくりにつながっていくのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・Ponko
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