<毒親でした?>掃除も躾もきちんと頑張ろうとして家庭が崩壊。子どものために良い母親をやめたい
2026.01.06 21:15
提供:ママスタ☆セレクト

子どものためと思って頑張っていたことが、逆に子どものためになっていなかったということは、子育てあるあるではないでしょうか。ママスタコミュニティにも、「毒親の自分を変えたい」というタイトルで、こんな投稿がありました。
『いつもきちんと食事を作らないと、きちんと家も綺麗にして、きちんと宿題を見て、就寝時間もきちんとしなければ、きちんと躾をして、きちんとした人間にしなければ。とにかく全てをきちんと、きちんと、きちんと、自分を追い詰めていつもイライラ、いつも心の余裕も時間の余裕もなかった。そんな状況が続いて子どもも息苦しかったし、しんどかったと思う。本当に申し訳ない。子どものためにきちんとと思っていたけど、それで環境も親としても最悪だった。すぐに全部を改善するのは難しいけれど、明日から肩の力を抜いて、手を抜きたい。もっと心地のいい家にして、もっとそばにいたくなるような母親になりたい』
家事育児をすべて完璧にこなそうと、これまで頑張ってきたという投稿者さん。一生懸命になるがゆえに理想通りにできないことでイライラし、お子さんにも負担をかけていたとして、過去の自分を反省していました。「毒親な自分をやめたい」という投稿者さんに、ママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
家事も子育ても完璧な「いい母親」を目指してしまう
『わかる。私もきちんとしなきゃって思うほうで、実際料理や家事が完璧だと満足だし、ちょっとでもうまくいかないとイライラ。赤ちゃん時代は身を削ってでも育児はほぼ完璧にこなして、そんな自分はいい母親だとひそかに誇っていた。でも子どもは栄養バランスも彩りもバッチリな料理より、菓子パンのほうが嬉しかったりするんだよね。幼稚園くらいからだんだん手抜きをするようになって、部屋は散らかっているけど、お弁当やご飯だけは今も完璧にこだわっちゃう。 自分を変えるのは難しいけど、気づいたことが第一歩だと思う』
子どものために頑張らなきゃ、子どもをしっかり育てなきゃ、家もきれいにして、ご飯も栄養満点のメニューを手作りしなきゃ……。そんなふうに家事も育児も手を抜かないことが、投稿者さんにとっては「いい母」の形だったのではないでしょうか。しかし人間ですから、何でも完璧にできるわけがありません。特に今の時代はSNSやネットの情報で他人と比較したり、自分を思い詰めたりしやすい状況でしょう。完璧にできない現実に苦しくなり、子どもにもイライラして結局は本来求めていた生活とは違う方向に向かってしまうこともあるのではないでしょうか。今回の投稿では同じような経験をしたママたちからの共感の声も多く、「無理しないで旦那さんに任せられる部分は任せていい」「イライラを誰かにぶつけないためにも手を抜いていい」といった、背中を押すコメントが寄せられていました。
本当の毒親は自分が悪いと気づけない、自覚があれば大丈夫!
『本当の毒親は自分が悪いなんて思わないよ。子どもに指摘されて一瞬思うかもだけど、すぐ忘れるか、結局誰かのせいにして自分が悪いんじゃないと否定する。反省できない、改心しないのが毒親だよ。なのであなたは毒親じゃないと思う』
『毒親って気づけた時点で、あなたは半分毒が抜けているよ。毒親は「自分は正しい!」を貫いて、「あなたは毒親だよ」なんて言われたら「ムキーッ! どれだけ私があなたのために尽くしてきたと思ってるの!」と逆ギレしてくる』
『「きちんと」で、子どもは伸びなかったと理解できれば楽になるよ。「きちんと」を繰り返していると、子どもも自分のきちんと基準に周りが反することがあれば、攻撃する人格になるかもね。おおらか母ちゃんが理想的』
投稿者さんは過去の自分の完璧主義や、子どもに窮屈な思いをさせてきた生活について悔い改めていました。しかしママたちからは「本当の毒親は自分が毒親という自覚がないからあなたは大丈夫」「気づいた時点であなたの毒は半分抜けているよ」といったコメントがありました。実際に自分が毒親育ちだというママたちからは、「うちの母親は毒親だと指摘したら逆ギレするし、自分が正しいと信じて疑わなかったよ」「反省できないのが毒親」という体験談も寄せられています。投稿者さんは「自分は毒親かもしれない」と気づき、お子さんに対して申し訳なさをしっかり感じています。ここからいくらでも状況を改善することはできるのではないでしょうか。
また「きちんと」という状況を追い詰めすぎると、子どもも同じように「きちんと」を目指すようになり、そうでない他人を許すことができなくなる可能性を指摘していたママも。ママが家の中でゆったりと笑顔で過ごすことで、子どももそれを見て育ち、他人にも優しくなれるという意見もありました。
「手を抜く日」を決めてルール化しよう!
『「適当」とか「ほどほどに」が難しい性格なんだと思う。もう手を抜く曜日と内容を書き出して、家族にも宣言して実行してみたらいいよ。休日は自分だけでなく旦那さんにお任せして、一人のリラックスタイムを作るところから始めたら? 』
『子どもがある程度大きくなったら、もう放置でよいと思う。自分の人生を充実させるようがんばってね』
『子どもが小さいうちはそうだよね。幼稚園前は18時には家にいないと、寝るのが遅くなるからイライラしたな。仕事して習い事の送迎したら、物理的にできなくなるから諦めもつくよ』
投稿者さんは性格的に細かいところが目についたり、どんなことでも自分の理想通りにこなさないと気が済まなかったりするのかもしれません。そこからいきなり今までの考え方や性格を変えるのは、かなりハードルが高いでしょう。そのため意識的に「手を抜く日を作る」というのは効果的な方法ではないでしょうか。毎週水曜日の夜ご飯は料理を作らない、日曜日は家のことやお子さんを旦那さんに任せて1人になるなど、ルールとして設定してしまえば、投稿者さんも取り組みやすいかもしれませんね。
またお子さんの年齢はわかりませんでしたが、親子ともに忙しくなれば、家事や生活スタイルもある程度適当にならざるを得なくなるでしょう。投稿者さんの仕事やお子さんの習い事を新たに始めるというのも、効果的ではないでしょうか。投稿者さんもお子さんのことだけでなく、仕事や趣味など自分のことに夢中になる時間を増やすことで、お子さんを管理しようという意識が抜けていくかもしれません。こんな風にすぐに取り組めることから始めてみると、徐々に「きちんと」から解放されていくのではないでしょうか。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・猫田カヨ
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