<子どもが出ていきました>わが子が独り立ちした後に訪れる「夫婦ふたりの時間」と“寂しさの正体”
2025.12.23 13:25
提供:ママスタ☆セレクト

子どもが大きくなって巣立っていくと、家が広く感じるかもしれません。身近な存在だった子どもも、遠くに感じるようです。
『息子が社宅に入るから家を出ていくってさ。長女は友だちとシェアハウスすると言い出して1年前に出ていった。子どもたちが家から巣立っていくと寂しさを感じるね。夫婦ふたりになったら無と静寂の世界になりそう』
子どもが成長し、社会へと羽ばたくのは喜ばしいことです。それでも、これまで子どもを「家族の中心」として日々を過ごしてきたママにとっては、心にぽっかり穴が空くような感覚を覚える瞬間があるのでしょう。子どもが家を出る……それは、ママにとっても新しい生活のスタートになるようです。
寂しいけれど、誇らしい瞬間
子どもが巣立つと、朝「いってらっしゃい」と送り出したり、夜「お帰りなさい」と迎える習慣がなくなるでしょう。子どもが巣立ったママたちは、寂しい気持ちがよくわかると言います。
『長女が、彼氏と同棲します! と家を出たとき、寂しくてたまらなかった。でも今はいないのが当たり前。たまに帰ってきたら嬉しくてたまらないけれどね』
『上の子が社会人で家を出て、下の子まで出たら中年夫婦ふたり暮らしに……。ペット禁止のマンションなので、ぬいぐるみが並んでいます』
『うちも娘が春から大学進学で家を出ます。旦那は単身赴任。無口な息子とふたり生活……猫を飼おうか検討中』
日々の家事や送り迎え、弁当作り、学校行事など、気づけば生活は子どもファーストになっているでしょう。それが突然“静寂”に変わると、胸の奥に広がるのは安堵と寂しさが入り混じった複雑な感情なのかもしれません。でも子どもを社会に送り出すのが親の役目です。立派に旅立ってくれて誇らしいとも感じるでしょう。
「出ていってくれてよかった」と思う瞬間も
一方で、別の視点もあります。
『よかったね。ずっと家にいられてもイヤになるでしょう?』
『うちは大学生2人だけれど、早く出ていってほしくて仕方がない。早くママを卒業したい』
長年“ママ”であり続けた女性にとって、「子育て卒業」は自由を取り戻す瞬間でもあります。「洗濯ものが減った」「食事を手抜きできる」「好きな時間に好きなことができる」。そんなささやかな変化に、これも悪くないと感じる人もいるようです。なかにはこのような声も……。
『私はママからの卒業と同時に妻からも卒業したい。この先死ぬまで旦那とふたりの生活とか本当にイヤだ』
つい漏れ出てしまったこのひと言も、どこか共感を呼ぶのではないでしょうか。
新しい夫婦関係のはじまり
巣立った瞬間は寂しかったけれど、意外と夫婦ふたりでの生活も悪くないとのコメントもありました。
『ひと仕事終わったと思えばいいのでは? 今さら旦那と何を話すのさ? と考えていたけれど、案外会話が増えたよ。たまに子どもが帰ってきたら、「なかなか一丁前なことを言い出すようになったな」と思う楽しみもあるし』
『最初は寂しかったけれど、すぐ慣れた。夫婦ふたりの生活は気楽。洗濯も食事も楽』
『うちは旦那といろいろ遊んでいるよ。登山やマラソン、最近は無線で飛行機を飛ばしている』
子どもが巣立つと、夫婦の関係性も変わるのかもしれません。“家族”というチームのなかの「パパとママ」から、再び大人同士として向き合う時間が増えるのです。付き合った頃のように仲よくなる場合もあるよう。もちろん、すべてが円満というわけではないようですが……。
『旦那が家庭内ストーカー化する話もある。後追い幼児みたいに……ノイローゼになるかも』
これはまずいかもしれませんね。「どこいくの?」「何しているの?」と付きまとわれては、せっかくのひとり時間が台無しになってしまいます。でもそれもまた“新しい距離感”を模索する夫婦の姿といえるでしょう。
「静寂」は、次の人生の入り口
“子どもがいなくなった家”の静けさは、最初は切なく響くでしょう。でも時間が経つほどに、その静けさが心地よいリズムへと変わっていく人もいるようです。
『一生の別れではない。静寂の世界も悪くない』
『さあ、自分の時間のはじまりだよ』
“巣立ち”は、子どもたちにとっての新しい人生のはじまり。同時に、それはママにとっても“第二の人生のスタートライン”なのです。子どもがいなくなった家に残るのは、静寂と、少しの寂しさ。でもその奥には、「やりきった」というたしかな達成感と、自由という贈りものが待っています。巣立ちは終わりではなく、再スタート。これからの時間をどうつかうかは、自分次第です。夫婦で、ひとりで、または猫や趣味とともに……。それぞれの「静寂の世界」に、小さな幸せを見つけていきたいものですね。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko
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