<挨拶しないヒト>明らかに自分にだけ冷たく接する人はいる?あからさまな態度差に疲れちゃって…
2025.12.10 13:25
提供:ママスタ☆セレクト

誰にでもフレンドリーに接するのに、なぜか自分にだけ冷たい……。他の人とは話が盛り上がっているのに、自分だけスルー。そんなことをされたら、心が疲弊してしまいます。あからさまに口をきいてもらえない。けれど、なぜそうされるのかもわからない。そういった状況では、戸惑いと怒りが同時に襲ってきます。
『自分にだけ冷たく接してくる人。周りにいますか?』
同じように話しても、他の人には笑顔、自分には無表情。そのような“温度差のある人間関係”に悩むママたちは少なくないようです。
過去に冷たくされた経験があるママたち
『過去にいたよ。今はいないけれど、当時はモヤモヤしていた』
『20歳くらいの頃にいた。「本当、そういうとこ!」「ムカつく!」と声高に言われて周りに比べて塩対応された。でも集団でやったり、周りを巻き込んだり、無視やイヤがらせをしたりするわけでもなく、サッパリした嫌い方だし、サバサバして逆に面白くて「なんで? 私は好きだよ!」ってわざわざ構いに行っていた。そこがムカつかれていたのかもしれない』
『私にだけ挨拶しないし、雑談もしてこない』
意外にも「特定の人にだけ冷たい態度を取る人」は、どこの世界にもいるようです。直接的なイヤがらせではないけれど、無視に近い態度や、距離を感じさせる対応に傷つく人も少なくありません。
「そのような人はいない」という声も
一方で、幸運にもそうした人に出会ったことがないという声もあります。
『そういう人に出会ったことがない。投稿者さんにはもしかして、何か心当たりがあるのでは?』
たしかに相手の態度が冷たく感じるとき、自分の言動がきっかけになっているケースもゼロではありません。でも多くの場合、それは「自分のせいではなく、相手の問題」。人との相性や、相手のコンプレックス、職場の力関係など、原因はさまざまあるのでしょう。
今、目の前にいる!
投稿のなかには、まさに現在進行形で冷たい人に悩む声も寄せられました。
『職場の受付窓口の女性。私が「お願いします」と書類を提出しても、こちらを見もせず無言で受け取る。他の人、とくに目上の人や男性社員には「はぁ〜い」と猫なで声で対応。相手の立場で態度を変えるのは仕方ないとはいえ、ここまで露骨な人はいなかった』
『たくさんいる。たぶんマウントを取られている。張り合ってくる感じ』
『今の職場にいる。その人が原因で新人が何人も辞めた』
『口を開けばイヤミを言ってくる人には、こちらも冷たく接するようになった。ムリに笑顔で返すと、相手はつけあがるからそれなりの対応をしている』
職場やママ友グループなど、「逃げられない場所」で冷たい態度を取られるのは本当にストレスです。でもどんなに頑張っても“好かれない人”がいるのは現実。そういう人とは「ムリに歩み寄らない」のが一番の自衛策なのかもしれません。
いろいろな人がいる世界でどう生きる?
『昔はいたような気もするけれど、年齢を重ねるうちに気にならなくなった。数十年生きていると、本当にいろんな人に出会うから』
『つい最近もそういう人に会った。いい年して態度に出すなんて、魂の器が小さいなと思った』
『いろいろ期待してきて、私が応じなかったら無視だよ。フキハラで人をコントロールしようとする人って、結構いる』
他人の態度に振り回されてしまうと、心が疲れてしまいます。でもよく考えてみれば、「冷たくされる=相手の問題」であることがほとんど。気分や立場で態度を変える人、自分の思い通りにならない相手を拒絶する人。そうした人たちは「自分の不機嫌をコントロールできない人」なのでしょう。そういった人を相手にして、感情的になると、こちらの損になるのかもしれません。
ムリに好かれようとしなくていい
人間関係のなかで、誰にでも好かれる必要はありません。相手の態度が冷たくても、「自分はきちんと挨拶をする」「必要なことはきちんと伝える」。その最低限のラインさえ守っていれば、それで十分ではないでしょうか。
とはいえ自分だけに不機嫌をぶつけられると、とても疲れてしまいますね。「あの人だけ冷たくされている」との周りの同情に、余計に傷つけられることも。事情を知る人に「あなたは悪くない」と慰められてそのときは気が楽になっても、また不機嫌を押し付けられると心が削られてしまいますよね。またなかには、誰かにイヤな態度を取ることで、やっと心の平穏を保っている人もいるのかもしれません。それでも、こちらには何の関係もありませんよね。大切なのは相手の不機嫌を受け取らず、心の距離を取る。「この人には踏み込みすぎない」という線を引くことが、自分を守る力になります。
自分の優しさまで奪われるほど気をつかう必要はありません。世界にはいろんな人がいるけれど、自分の心の平穏は、自分が選び取れるのです。相手の不機嫌は相手の問題として、一歩引いたところから見てみましょう。その人の滑稽さに、思わず馬鹿らしく感じるのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・猫田カヨ
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