<母親やめたい>小4の不登校「ママのせい」、高2の反抗期「消えろ」と言われ…もう限界!
2025.11.27 05:00
提供:ママスタ☆セレクト
家庭のなかで、母親はいつも「支える側」に立たされがちです。子どもがツライ思いをすれば寄り添い、家族が荒れればその間に立ってなだめる。「母親だから当然」と思われる空気のなかで、心をすり減らしていく女性たちがいます。
エピソード1:<不登校になったのはママのせい!>母親やめてもいいですか?
40半ばのユズキ(仮名)さんは、夫のリョウヘイ(仮名)さん、ひとり息子のコウタロウ(仮名)くん、そして義両親との二世帯同居をしながら、正社員として働いていました。ある朝、小学校4年生になったコウタロウくんが「学校に行きたくない」と言い出したことで、その平穏な日々が崩れはじめます。

理由は、くせ毛をからかわれるいじめでした。義父母は「母親のしつけが悪い」と責め立てられ、夫がユズキさんに蹴りを入れる始末。家族の怒りの矛先が自分ひとりに向けられる恐怖のなか、ユズキさんは声を上げることもできませんでした。

ユズキさんは仕事をやめてコウタロウくんをサポートすることにしましたが、そのうち、今度はコウタロウくん自身がストレスを母にぶつけるようになったのです。ユズキさんは息子を叱ることもできず、怯えながら耐える日々が続きました。これからもずーっと母として、耐えなければいけないのでしょうか?
<母親やめてもいいですか?>学校へ行けなくなった息子。いじめ?先生も一緒に……?【第1話まんが】
エピソード2:<私の心はもう限界……!>「消えろ」息子反抗期の凄まじさ
Bさんの家庭は、ごく普通の4人家族。けれど、高校2年生のヨウタ(仮名)くんは、思春期の反抗期を迎え、母に対して過激な暴言を繰り返すようになりました。

夫は朝早く出勤し、夜遅くに帰ってくるため、家庭の問題には関わろうとしません。相談しても「放っておけ」と取り合わず、Bさんは孤独に追い詰められていきました。

ある朝、登校前のヨウタくんがプリントを差し出し、「今日までだから早く書け」と怒鳴ります。その後も続く暴言に「このままでは、自分が壊れてしまう」と何かが切れました。Bさんは最低限の荷物をまとめます。母親である前に、ひとりの人間として限界を迎えていたのです。
<高2息子の反抗期>「消えろ」暴言を吐き続けられ、私の心はもう限界……!疲れた【第1話まんが】
エピソード3:<母親失格?>息子を可愛く思えない。産む前に戻りたい
Cさんは、息子のタカト(仮名)くんを出産して2か月が経ったころ、心身ともに疲れ切っていました。夜泣きで眠れず、食事も落ち着いて取れず、トイレに行く時間さえありません。赤ちゃん中心の生活のなかで、Cさんは「息子を可愛い」と思えなくなっていました。

「もっと寝たい」「静かに過ごしたい」……そんな思いの裏で、「息子さえ産まなければ」という黒い感情が頭をよぎります。出産前は「自分の子なら無条件に愛せる」と信じていたCさん。けれど現実は違いました。そんな自分を責め、「私は母親失格なのでは」と苦しみながら、誰にも言えずに涙を流す日々が続いていました。

産後のホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、孤独……さまざまな要因が重なれば、誰にでも起こり得ることではないでしょうか。母親だからといって、常に強く優しくいられるわけではありません。そんななか、異変を察した旦那さんがCさんの実母に連絡しました。
<母親失格?>息子を可愛く思えない「前に戻りたい」黒い気持ちに支配され【前編まんが:私の気持ち】
「母親」という名の束縛
3人の母親に共通しているのは、「母親だから」と過度な責任を背負わされていることではないでしょうか。子どもの不登校、反抗期、育児の孤独……どの場面にも、「母親のせい」という言葉がつきまといます。しかし、母親もひとりの人間です。迷い、傷つき、泣いて、逃げたくなることもあるのです。社会のなかで、母親という肩書きの下に隠された苦しみや孤独。完璧でなくてもいい。立ち止まっても、泣いてもいい。母親も誰かに支えられるべき存在なのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・編集部
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