

<わが子が加害者>子どもが友達を仲間外れにしている。小学校高学年、放っておいていいの?
2025.07.06 19:25
提供:ママスタ☆セレクト

子どもの友達付き合いや人間関係に親がどこまで口を出すのかという問題は難しいもので、正解はないかもしれません。しかしわが子が誰かを傷つけていたり間違えたことをしたりしていたら、黙っていることはできないでしょう。ママスタコミュニティには、「わが子が友達を仲間外れにしている」という投稿がありました。投稿者さんは小学校高学年のお子さんを持つママです。
『わが子はどうしてもAさんと合わず、嫌いなよう。でもAさんはわが子と仲良しのBさんと仲良くしたくて仲間に入ろうとしてくる。それに対してわが子が「入ってこないで」などと言っている。最低なことをしているのはわかっているけれど……。もう高学年なので「気の合わない子も仲間に入れて仲良くしなさい」と言うのも逆効果な気がするし、どう声をかけたらいいと思いますか』
投稿者さんによると、お子さんはAさんとBさんとどちらも仲良くしたいわけではなく、あくまでBさんと仲良くしたいのだとか。そこにAさんも入ってこようとするのでAさん本人に直接「入ってこないで」と言っているそうです。こうした状況を把握した上で、どのように声をかけるべきかとママたちに尋ねていました。
いじめを習得中。高学年だからこそ「仲間外れなんてやめなさい」と言うべきでは
『こういうので声かけして素直に言うことを聞くのって低学年までじゃない? 高学年なら放っておくわ。私自身もこういうことを経験しているけど「みんな仲良く」の精神でやるとさ、Aさんみたいな子は元々仲良くしてた子を追い出すんだよね』
投稿者さんと同じように「もう高学年なのだから子どもに任せるべき」という意見を寄せていたママがいました。低学年であれば親の言う通りに行動するかもしれませんが、高学年という年齢にさしかかるとある程度は子どもが自分で考えて行動するべきと考えるのも理解できますよね。またこのママは今回のような状況でAさんともBさんとも仲良くしようとすると、仲良くしたくないAさんが投稿者さんのお子さんをグループから追い出すのでは? と予想していました。
『Bさんの気持ちは? BさんはAさんといたいかもよ。だって「入ってこないで」とか言う友達嫌だもん。気の合う子と仲良くしたいのはわかるけど、言っていいこと悪いことあるよ』
『「Bさんと仲良くしたいんでしょ? Aさんが入ってきたら自分が出て距離を取ってみたら?」と助言する。どちらを選ぶかはBさんが決めることなので』
『「BさんがAさんと仲良くする機会をあんたが奪う権利はない。やめなさい」と言うよ』
投稿者さんのお子さんは「自分が仲良くしたくないから」という自分勝手な理由で、Aさんを仲間外れにしている状況です。いじめという言葉を投稿者さんは使っていないものの、Aさんからすると「いじめられている」と感じてもおかしくないのではないでしょうか。投稿者さんに対しては「もう高学年だからこそ、そんなことはやめなさいと言うべきだよ」「Aさんといたくないなら自分がAさんともBさんとも離れたらと、私ならアドバイスする」として厳しい指摘が寄せられていました。そもそもBさんが、投稿者さんのお子さんよりもAさんと一緒にいたい可能性だってあります。「自分が友達を選べる立場だという前提がおかしい、と子どもにも伝えたほうがいい」というアドバイスも。
わが子が仲間外れにされる可能性も十分にあるよ
『いい年して「入ってこないで」と言っている姿をBさんや周りが見てドン引きして、あなたの子がハブられても納得できるなら放置すればいい』
『Aさんはあなたのお子さんのこともBさんのことも追い出さないと思う。Aさんは両方とも大事な友達だと思っているから。ただそれ以外の周りの子どもたちから、あなたのお子さんに対してこれから先いじめに繋がらなければいいね。周りの子どもたちはよく見ているから』
投稿者さんのお子さんはAさんのことを仲間外れにしていますが、そんなことをしていれば、いずれお子さんが仲間外れにされてもおかしくありません。またお子さんはBさんとだけ仲良くしたいと考えているのでしょうが、BさんはAさんとも仲良くしたい可能性もあります。それに他の子どもたちも、投稿者さんのお子さんの言動を見て「あの子とは友達になりたくない」と考えてしまうのではないでしょうか。「子どもたちはよく見ているよ」という鋭い指摘もありました。もし投稿者さんがわが子が誰かに仲間外れにされていてもかまわないのであれば、今のまま放っておいてもいいのかもしれませんがそんなことはないですよね。「他の子が仲間外れにされるのはいいけど、わが子が同じことをされるのは嫌というのは通用しないよ」というコメントもありました。
最低なことだから親として対処を。言うべきことはもうわかっているはず
『Bさんと仲良くしたいならAさんともうまく距離を保ちつつ付き合うしかないし、AさんとBさん以外に他の友達に目を向けるなり視野を広く持つように言う』
『嫌いな子と授業後に遊ぶ必要はないけど、相手を傷つけない断り方を教えるのは大人でしょ。理由ないけどなんか嫌だから相手を排除するのは、いじめ行為だから断固としてやめさせる。本人なりの理由があるなら断り方を教える』
『私だったら「そんなしょうもないこと考えてないで違うこと考えなよ」って話すかも。勉強や自分の趣味とかあるんじゃない? 人を貶めることを考えるようになったら人間終わるよ。親がそれをとめないと更に悪化するよ』
もう高学年なのだから、人間関係の問題も自分でクリアしてほしいと考えるのは理解できます。しかし今回の件で投稿者さんのお子さんは、明確に特定のお友達を仲間外れにしています。さらに親の投稿者さん自身も「最低なことをしている」と自覚もしている状況です。この状況でAさんが傷ついていないわけがないでしょうし、すでにクラスの友達や担任の先生も知っていることかもしれません。今のうちにわが子に教え諭すことが親としての務めではないでしょうか。もちろん人間ですから合う合わないがあるのは百も承知です。しかし自分が気に入らないからといって仲間外れにすることがどんな意味を持つのかということは、お子さんに教える必要があるのではないでしょうか。
また友達はAさんとBさんだけではありませんし、誰かを仲間外れにするような友達関係以外にも夢中になれることを探してみるのもいいかもしれません。そういった広い視野を持って学校生活を送るようアドバイスすることも大切でしょう。投稿者さんは「もう高学年なんだから」と今回の問題を放置するのではなく、Aさんの気持ちを考えて行動させるように親として教え諭してほしいです。
文・AKI 編集・佐藤さとな イラスト・猫田カヨ
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