

<乗り遅れた?>小学3年生になって続々誕生した“仲よしペア”。あぶれている娘が心配
2025.05.07 09:30
提供:ママスタ☆セレクト

成長とともに変化していく、子どもの友達関係。なかでも小学校時代はその変化が目まぐるしいかもしれません。娘さんの友達関係にヤキモキするママからの相談が、ママスタコミュニティにありました。
特定の仲よしがいない娘。嫌われてはいないようだけど
小学3年生になった娘さん。クラス内でたくさんの仲よしペアができてきたそうですが、娘さんには特定の仲よしがいないのだとか。
『いろいろな子と話したり放課後たまに遊ぶことはあるけど、がっちり固まっている仲よしペアの間に入れないみたい。ペア決めのときに組む友達もいない。このままだと高学年の行事で、寂しい思いをするかも。学校には楽しそうに行っているけど』
参観日でクラスを見たとき、休み時間になると仲よしペアが大量発生していることに気づいた投稿者さん。トイレに行くときも、もちろんふたり。ひとりでトイレから戻って来る娘さんを見て、なんともいえない気持ちになったようです。投稿者さんが覚えている限り、低学年の頃は目につかなかった仲よしペア。状況の変化に戸惑っている様子です。
低学年の頃であれば友達とはクラスの席が近かったり、家が近所で帰る方向が同じなど、物理的な理由から仲よくなることが多そうです。男女の性別も関係なく、誰とでも仲よくなる傾向も。しかし個性がはっきりしてくる中学年になると、話していて楽しかったり好きなものが似ているなど、相性で友達を選ぶようになります。それと同時に、友達の存在がぐんと大きくなる時期でもあります。
『女の子特有の友達関係って、いつの時代も同じだね。私が小学生の頃もあった。みんなと同じように、自分も無理に親友を探したり。今ではバカバカしかったと思えるけど、子どもにとっては大事なこと。必死だよね』
『私の子ども時代を思い返すと、4年生までは特定の仲よしがいなくても全然気にならなかった。5年生になると急に「自分の居場所を作らなきゃ」と意識するように』
おそらく「みんな仲よし」から「特定の仲よし」を求めるようになるのも成長過程でしょう。しかし、子どもによってそのスピードは違います。成長の早い子たちが次々ペアになっていくなかで、のんびりした子は乗り遅れてしまうかもしれません。他の子たちが必死になり始めていたなか、娘さんが少しだけのんびりしている可能性がありそうです。
広く浅い関係が心地よい子もいる。娘さんの場合は?
『クラスの雰囲気によるのかも。うちの娘の場合、3〜4年生は誰とでも組めるのんびりしたクラスだったけど、5〜6年クラスはふたり組固定。娘は居心地が悪そうだった。仲間割れした片方が、娘に近づいてきたことも』
がっちり固まっているふたりがどれほど仲よしなのかというと、実際はそうでもないこともあるのでは? 「この子だから一緒にいたい」と思う以上に、「とにかく誰かとペアでいたい」と考える子も多いのではないでしょうか。ひとりは寂しい、ひとりは恥ずかしい。友達至上主義の年頃ならではの感覚もありそうです。
『うちの娘は特定の子とべったりより、広く浅くがラクなタイプだった。依存が強い子たちは、学年が上がるといろいろ問題行動を起こしていたみたい。グループに固執して班決めでもめたり、仲間外れにされたり』
届いたコメントのなかには、ひとりでもまったく平気だった子の話もいくつかありました。この方も以前は娘さんが”べったりトイレに行くふたり組”に属していないことで、「なじめていない?」と心配したこともあったとか。しかし、関係性は浅くとも誰とでも仲よくできるのは娘さんの長所だと思えるようになったといいます。
ただ、現段階での投稿者の娘さんは、自分に仲よしがいないことを気にしている様子。「休日にたまたまクラスの仲よしペアが遊んでいる姿を見かけ、『私には友達がひとりもいない』と言い出した」と、投稿者さんが教えてくれました。
仲よしペアはいっときのもの。心配しすぎず見守っては
『どうにでもなる。今親友がいても、クラスが変わったらそれまでよ』
『うちの子もそういうポジションになったときはあった。でも、クラス替えで全員リセット。クラスが変われば、人間関係もまったく変わる』
すでに仲よしペアががっちり固まっているように見えますが、実際はそんなことはありません。学年が上がってクラスが変われば、驚くほどあっさり関係性が切れることもあるのです。「この子と一緒にいたい」というよりは、「誰かと一緒でいたい」だけ。そんなペアも少なくないようです。
「5年生で初めて同じクラスになった子とすごく気が合って、ようやく特別な仲よしができた」「それまでの休み時間はひとりで過ごしていたけど、4年生で仲よしができた」といったコメントもありました。
『うちも同じ。困ったのは、高学年の修学旅行で「仲よしの子がいないから」と、問題児の班に回されたこと。旅行自体は楽しかったらしい』
投稿者さんが「高学年の行事」で気にしているのは、おそらくこうしたことでしょう。ただ、先ほどからのコメントにもある通り、今は仲よしペアがいても高学年も同じとは限りません。今は特定の仲よしがいなくても、高学年では違っている可能性も大いにあります。状況はコロコロ変わります。今から心配しても仕方がないのです。
みんな仲よしだった年頃から、特定の仲よしができ、何組かがくっついてグループができる。そしてそのグループ内でいざこざが起こり……といった友達関係は、おそらく投稿者さんを含めた多くのママたちも経験してきたのではないでしょうか。娘さんもそうしたことを体験し、友達づきあいを学んでいくはずです。いろいろな子と仲よくできるステキな長所を持っているうえ、今は学校にも楽しく通えているとのこと。投稿者さんもゆったり構えて、娘さんの様子を見守ってあげてはいかがでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・マメ美
関連記事
-
<銀行員の情報漏洩>顧客の情報をボスママに……。私への制裁【第4話:銀行員Tさんの事情】まんがママスタ☆セレクト
-
<個性が出るね>「お外で一緒に遊ぼ!」ドッグランでの対照的な行動【娘と愛犬プリンの成長記23話】ママスタ☆セレクト
-
体毛について悩む中学1年生の息子。気にするなと言うべき?それとも除毛・脱毛を許すべき?ママスタ☆セレクト
-
押し付けてこないで! ママ友にイラッとした「上から目線エピソード」Googirl
-
<憎しみの連鎖?>子どもを可愛がれない母親「離婚した元旦那が憎くて……」【後編】まんがママスタ☆セレクト
-
<銀行員の情報漏洩>顧客の情報をボスママに……。私への制裁【第3話:銀行員Tさんの事情】まんがママスタ☆セレクト
「ママ」カテゴリーの最新記事
-
<母の日にケーキなし?>目の前で食べたら可哀想?同僚の言葉に…ハッ!【第5話まんが:夫の気持ち】ママスタ☆セレクト
-
【夫「本当に俺の子?」】夫に抱いた不信感「今まで通り」は戻ってこない!<第14話>#4コマ母道場ママスタ☆セレクト
-
ママたちがもっとも読んだ「4コマまんが記事」トップ6!1位は人間関係【2025年4月ランキング】ママスタ☆セレクト
-
<正直サボりたい>懇談会の自己紹介がイヤ!行かなくてもいいかな?そもそも参加のメリットはあるの?ママスタ☆セレクト
-
1100人超の回答。ストリートピアノ、聴きたいですか?うるさいですか? <ママのリアル調査>ママスタ☆セレクト
-
<マズい米は嫁に渡せ!>お米にこだわりがある義両親。美味しくないお米はわが家へ!【第1話まんが】ママスタ☆セレクト
-
<旦那は気づかない>お祝いの金額で孫差別してくる義両親にモヤモヤ。気にしないほうがいいの?実は…ママスタ☆セレクト
-
<行く?行かない?>義弟夫婦からお食い初めのお誘いが!旦那は行く気マンマンだけど、行く必要ある?ママスタ☆セレクト
-
<義母の偏見>たっぷりの愛情を注いでくれた義母。夫は「疎遠でいい」と言うけれど…?【中編まんが】ママスタ☆セレクト