<自分大好きな毒親>両親がずいぶん幼稚だと大人になって気づいた。悲しいけれども今できることは?
2024.08.27 19:25
提供:ママスタ☆セレクト
子どもの頃は自分を育ててくれる親は、とても大切な存在で信頼できる人でしょう。無条件で親の言うことが正しいと思い、従うことも多いかもしれません。でも大人になった今、親の言動に疑問を持つこともあるようですね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『親のことは信頼できる大人と思いこんでいました。でも自分も子育てをしていく中で、ずいぶん幼稚だと気付いてしまいました。実際は会話泥棒、なんでも否定、負けず嫌いで子ども(私)に張り合って勝とうとしてくる。他にも自慢話ばかり、何か相談しても自分の武勇伝を話し出してきて、それをちゃんと聞かないとキレます。こんな人が自分の親だったことが悲しくて仕方ありません。同じような方いませんか?』
母親となった投稿者さんは子育てをする中で、自分の親がしてきたことを改めて考えることも多かったのでしょう。「自分だったらそういうことはしない」そう思う部分があり、親の言動が幼かったことに気づいたそうです。今となっては過去に戻ることはできませんが、思い出すと納得できないことや切なく感じることがあるのかもしれませんね。でもそのような親を持つママは他にもいるようで、コメントが寄せられています。
子どもの気持ちを理解しない親たち
『褒めることをしてくれない母親だったけれど、いまだに否定から入るのは笑う。子どもの頃初めて作った料理も否定、嘘でも美味しいとか頑張ったねとか言えないのかね……』
『私の母もいつまでも子どもみたいな人。悪口、愚痴、他責、言い訳、否定、不幸マウントばかり。人の気持ちがわからない』
子どもを褒めることをせずに、むしろ否定ばかりでは子どもも傷ついてしまいますね。子どもは親に褒められたいと思うものですから、そういった思い出がないのは辛いものかもしれません。そしてママたちが大人になった今でも、その親たちは変わらないようです。
『うちは専業主婦で「子育ては完璧にやるべき」という思考が強すぎて、働きながら子育てするなんて子ども(孫)が可哀想と言ってくる。お母さんの頃と違って夫婦で仕事をしないと生活が成り立たないんだよと話しても「あなたの家計のやり方が下手だから」だとか「我慢が足りないから」だと。とにかく私を責める』
また親自身の経験や考えが正しいと思い込んでしまうと、時代の変化に対応しきれないこともあるのでしょう。子どもが今の時代の話をしても受け入れることができず、否定してしまう親もいるようですね。そうすると子どももこれ以上話すのを諦めますし、そんなことが続けば親のことが嫌いになってしまうかもしれません。
親も人間。仕方ない部分もある
『子どもの頃は世界が狭いし、親は一番信頼できる大人という位置付けだったから、正しい立派な人間だと思っていたよね。でも実際は普通の人なんだよ』
子どもの頃は親が最も信頼できる人で、親の言うことを聞いていれば大丈夫と思うようなことも、たくさんあったことでしょう。それは子どもにとっての社会が狭く、関わる人も少なかったからかもしれません。とはいえ親も人間です。いろいろな感情があり、それを表に出すこともあるでしょう。大人になった今はママたちの世界も広がっていますから、さまざまな人がいることを理解して「親を受け入れる」ことも大切なのかもしれません。
『昨年実母が亡くなったけれど、せめて生きている間に少しはわかりあいたかったとは思っている。私は後味が悪くて、それはそれで苦しいんだよね。投稿者さんはお母さんのことを少しでも許せるというか、仕方ないと思えるといいんだけれど』
また実母を亡くしたママは、親のことを理解できずにいたことを後悔しているそう。親が健在のときには悩むでしょうが、いざ亡くなると歩み寄りたかったとの気持ちも湧いてくるようです。もし投稿者さんが親のしてきたことを許せるならば、親に歩み寄ることで後悔せずにすむ場合もあるのでしょう。
親と距離をおくことで、気持ちは落ち着くのかもしれない
『うちは両親がそう。本人たちに自覚がなくて、話していてこっちがバカらしくなるから最低限のことしか話さないし、実家にも近寄らなくなったよ』
『私の母も一緒。どうしたらわかってもらえるかと悩んだ時期もあったけれど、距離をおくことが一番いいと思った』
一方でずっと親の言動を見てきた以上、今になって気持ちを切り替えるのは難しいこともあるでしょう。親に接触して、また心ないことを言われ傷つくことになってしまうならば、いっそのこと距離をおくのも手ではないでしょうか。実際にそのような決断をしたママもいますから、お互いに嫌な思いをしない方法なのかもしれません。
自分がされて嫌だったことは反面教師に。自分の子育てに反映させていこう
『自分の子どもたちには、自分が親にされて嫌だったことはしないように育てたよ』
『私は自分の子どもには親の考えが絶対ではない(間違っているかも)。親の考えもちゃんと疑ったり、他の大人の意見を聞いたりするように言っている』
子どもにとって親の言葉は絶対的で、それに従うしかない場合もあったことでしょう。でも大人になった今、自分がされていたことに疑問を感じてしまうことも。そうすると今更になって親に対してガッカリしてしまいますね。また今でも心に傷が残っていて、思い出すと胸が苦しくなることもあるのかもしれません。そのような思いを自分の子どもにはさせたくない。そう思うのであれば、今の子育てに活かすこともできそうです。自分が子どもの頃に嫌な思いをしたからこそ、子どもの気持ちに寄り添える部分もありますし、アドバイスすることもできるでしょう。ママたちが親からされたことは変えられない過去ですが、それをマイナスに考えることなく、子どもたちへの愛情にしていくこともできるのかもしれません。
文・こもも 編集・ここのえ イラスト・猫田カヨ
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