＜日傘トーク＞色や形、重視する機能は何？うまく日傘を使える人の賢い方法と選び方

みなさんは、どんな日傘を愛用していますか。フリルのついた長傘タイプでしょうか。それとも表面が白色、裏地は黒色の折りたたみタイプでしょうか。街なかでは実にさまざまなデザインや色の日傘を見かけますよね。ママ世代はお肌への影響が気になり日傘が手放せない人もいるかもしれません。ママスタコミュニティにもあるママからもこんな質問が寄せられました。紹介します。
『日傘はどんなものを使っていますか？　晴雨兼用のもの？　折りたたみタイプ？　色は？　教えてください』
投稿者さんは日傘の購入を検討しているようですね。ひと口に日傘といっても形状も色もデザインもさまざまです。とくに日傘は雨傘と違って、目に見えない熱や紫外線の影響を軽減するために使う人が多いはず。効果が目に見えないだけに何がいいのか気になる人もいるでしょう。ママスタコミュニティのママたちはどうでしょうか。ママたちの声を紹介します。

長傘タイプと折りたたみタイプを使い分け

『折りたたみと長傘2本を持っていて、行く場所によって使いわけている』
『黒の折りたたみではないのをメイン使いに。電車移動のときは、折りたたみが多いかな。こちらも黒』
『長い柄のものと折りたたみ晴雨兼用の使い分け。色は黒とクリーム色』
寄せられたママたちの声によると、2本以上の日傘を持っている人が大半でした。みなさん「長傘タイプ」「折りたたみタイプ」の両方を持っているんですね。電車移動のときはコンパクトにできる「折りたたみタイプ」を、近所を出歩くときや車での移動のときは「長傘タイプ」を使用するなど、シーンによって使い分けている人は多いのではないでしょうか。

色は白や黒。機能とデザインで使い分け

『1本はデザイン重視の布製の白地。もう1本は機能性重視で、表面は白で内側が黒の日傘』
『メインでフリルの水玉と男性用の白、折りたたみの黒を使っているよ』
機能性の高いものとデザイン性の高いものを、出かける先によって使い分けている人もいました。日常使いには機能性重視の日傘を、おしゃれをするときはデザインが素敵なものをと使い分けると楽しみが増えそうですよね。

また日傘には「遮熱」「遮光」「UVカット」といった機能を求める人が多いでしょう。環境省がある日傘の販売店にヒアリングしたところ、この店では男性の方が暑さを防ぐ遮熱性を求める方が多いそう。一方で女性はとくにUVカット性能を重視し、かつ軽かったりバッグにしまったりできるようなコンパクトな日傘を希望する人が多いようです。どういった機能を重視するのかを考えて購入するといいでしょう。
参考：環境省「平成31年度 暑熱環境に対する適応策調査業務報告書（巻末資料4　日傘販売店ヒアリング）」

完全遮光、UVカット率100%のものが人気！？

『完全遮光でUVカット率100%の有名ブランドのものを使っている』
『完全遮光、UVカット率100%の日傘が欲しい。でも有名ブランドは完売ですよね。随時入荷はされるけどいつも秒殺で完売だし。有名ブランドではないですが、遮光100%の長傘を使っています』
機能性の高い日傘のなかでも「完全遮光」や「UVカット率100%」に魅力を感じるといったコメントが寄せられました。日傘の売り場には、遮光やUVカット率をアピールする商品がずらりと並んでいます。機能性の高い日傘を購入を検討するママは、具体的な数値が表示されていると目安になりそうですね。また生地自体に遮光やUVカット機能があるという日傘もあるようです。長く使えるなどのメリットを謳うものが見受けられました。気になる人はお店の人に確認しましょう。

日傘にも寿命がある！？

また何年ごとに買い換えている？　という質問に対しては、以下のようなコメントが寄せられています。
『4～5年』
『風が強い地域だから1～2年で壊してしまう』
『2,000円から3,000円ぐらいの安い日傘しか使ってないわ。1年ごとに買い替えている』
『1,900円の安いやつだから1年に1回買い替えている』
毎年のように買い替えているママは結構いるのですね。使っているうちに壊れたり劣化してしまったりして、どうしても買い替えの必要が出てくるようです。なかには「ずいぶん昔に日傘を購入したため、どのくらいの機能性があるのかわからない」といった人もいるでしょう。そうしたママは日傘の新調を検討してみても良さそうですね。さまざまなデザインの日傘があるため、「遮熱」「遮光」「UVカット」の機能をチェックしながら選んでみてはいかがでしょうか。

文・安藤永遠　編集・井伊テレ子　イラスト・Ponko