＜寂しいホッケの絶望＞レンジで温めたものを取り忘れたことある？夏場は痛恨のミスに……！

日々の家事のなかで、もっとも食事作りに力を入れている、というママも多いかもしれません。そんな食事作りで「うっかりやってしまったミス」についてママスタコミュニティに投稿が寄せられました。
『昨夜レンジで温めたホッケを、今朝レンジの中で発見して絶望した。夕飯のとき、あれ？　なんか足りなくない？　と思ったのに……』
痛恨のミスです。この一品があれば、晩ごはんをより充実させたことができたのに、と思えば思うほど悔しいですよね。ホッケは大きさも存在感もあります。この一品があるのとないのとでは、食卓の色合いがかわりそうです。そんな大きな忘れものを見つけたときのショック。ママたちはどう思うのでしょうか……？

レンジに忘れものしたときの気持ちがわかる！

どうやら投稿者さんと同じような経験をしたことのあるママたちは少なくないようです。
『マジである。しかも同じホッケでね』
ホッケはそんなにも忘れられやすい存在なのでしょうか……。
『わかる。私はちくわの天ぷらを発見して捨てたわ。ちくわ天大好物なのに……』
『グリルによくやるわ。魚焼いて忘れる。次の日どころか、次グリル使うまで気づかない』
ここまでくると、なかなかのツワモノです……。グリルににおいが残らないのか？　と心配になってしまいますね。

投稿者さんの告白に、こんな推測をたてたママがいます。
『焼き魚をレンジで温めたってことは、前の日の残りものとみた！』
なかなか鋭い指摘です。忘れたホッケはおそらくメインではなくサブだろうというわけです。
『私もよくやる。あと1品足そうと思った焼売とかね』
忘れられがちなのは「残りもの」と「追加の1品」。つまり、食卓にもう1品増やそうと思ってレンジに入れたものは、忘れがちだというのです。この発言に多くのママたちがうなずくのではないでしょうか。

温めようと思って忘れるパターンも少なくない？

ママたちのうっかりミスは、温めたものを食卓に出し忘れるばかりではありません。温めようとしてレンジに入れたものの、スイッチを入れずに放置した、という人もいるようです。
『私はすぐ温められるようにって先にレンジ内に待機させておいてそのまま忘れるパターン』
『加熱済みのものでまだよかったよ！　非加熱の状態のものを放置していたら、暑い時期はホラーだわ』
生ものをレンジ内に置き忘れたら、暑い時期は恐ろしいことになるかもしれません。扉を開けたときのムッとしたにおいは、強烈すぎて忘れられなくなりそうです。

魚料理を忘れるとはよほどの事態

『私は魚だったらグリルで焼くから忘れない。たとえ温めたとしても、においがこもるからすぐ出したいし』
『よっぽど他のメニューが豊富なの？　私だったらホッケがなければすぐに気づく。存在感が大きすぎるよ』
確かにホッケの存在感はなかなかのものです。そのホッケがテーブルにのっていなければ、「あれ？」と気づきそうなもの。魚はにおいもしますからね。けれどそれさえも忘れてしまった投稿者さんです。よほど忙しかったのかもしれません。

ママたちの相棒、電子レンジの進化に期待！

『電子レンジは終わって数分はピーピー音を何回か鳴らしてくれるから「わかってるって、出すから」と思いつつ忘れることある。取り忘れ防止で15分ごとくらいに鳴らしてくれたらいいのに』
『帰宅の遅い旦那がよくやるから、温めてしばらく開けないと教えてくれる機能あればいいのに』
取り出していなければ、何度も知らせてくれたら……というママたちの気持ちもよくわかります。一方で「うちのレンジは何度も教えてくれるけど、かえってうるさい」というママも。メーカーによって機能性も違うようですね。次にレンジを買い替えるときにはその点も検討事項にいれてもよさそうです。

毎日のように使う電子レンジ。家事の担い手として、同志のように感じているママもいるようです。
『ピーピー音が鳴ると、思わず「はいはーい」って返事しちゃうわ』
電子レンジがピーピーと鳴ると、呼ばれているような気がして思わず返事をしてしまう、という声も散見しました。そのうち電子レンジにもAIが搭載されて「温めたホッケが残っています」とか教えてくれるかも、と想像するママも。そんな便利な機能がついたら心強いこと間違いなし！　ですが「AIに助けられてどんどん人間がアホになりそう」と危惧する声も。たしかにそんな心配もありそうです。

レンジの中の忘れもの。誰かに気がついてもらえますように！

投稿者さん宅のレンジの中に取り残されたホッケに対してはこんなコメントも寄せられます。
『投稿者さんの絶望よりも、思わせぶりな態度を取られて放置されたホッケの絶望感の方が計り知れないわよ。ホッケに謝って！』
なぜかホッケの気持ちに同情するママです（笑）。たしかに、レンジの中でぽつんと干からびていく様子を想像すると何とも寂しげではあります。

ホッケの気持ちはともかく、今回の投稿には
『レンジからなかなか取り出さない自分はズボラなのかと思っていたけれど、みんな同じで安心した』
というママも多くいました。それだけママたちにとって「レンジの中の忘れものは」珍しくないことのようです。
小さなお子さんのいる家庭にとって、夕方から寝るまでの時間はまさに戦場のような忙しさでしょう。一秒だってムダにはできません。お風呂の準備をしつつ、宿題を見て、晩ごはんの支度……。一人で何役も引き受けているママたちの姿も想像できます。
そんな忙しいママが、レンジの相手（？）までするのは大変です。これからはレンジ音の「ピーピー」が鳴ったら、家族の誰かに取り出してもらうのはどうでしょう？　温めたものをお子さんが出すのが難しければ「ママ。電子レンジが鳴ったよ」と教えてくれるだけでも助かります。
そんなちょっとした工夫をするだけで、レンジの中の忘れものが食卓にのぼる1品になるかもしれません。今日も忙しく晩ごはんを作っているママたち。レンジの中に忘れものはありませんか？

文・岡さきの　編集・すずらん　イラスト・Michika