＜実家依存？＞【後編】毎日両親とテレビ電話をしているママ。「そろそろ親離れしたら？」の声で……！

前回からの続き。投稿者さんは小学生の子どもを2人育てているママです。長期休暇ともなると、実家に長く帰省するのだそう。大型連休や冬休みは7日間、夏休みには3週間ほど帰省します。旦那さんが多忙でほとんど家にいないことや、ワンオペで子どもの面倒を見るのは大変なこと、そしてお友だちが周りにあまりいないことなども長く帰省する理由になっているようですね。もちろん両親とはとても仲がよく、帰省していないときは毎日テレビ電話をしているほどだそうです。

毎日テレビ電話って……親離れできてないの？

「3週間帰省するのは長すぎるでしょうか？」との相談には肯定的な意見を寄せたママたち。しかし「帰省していないときは毎日両親とテレビ電話をしている」と投稿者さんが話したところ、投稿内の風向きは少し変わったようですよ。
『自宅に戻ったら戻ったで、両親と毎日テレビ電話する日々なんだよね……。365日親と接してないと生きてられないの？』
『子どもが小学生なら、2学期からは短時間パートとか習い事でも始めるといいかもね。自分の世界を作ったら？　毎日両親とテレビ電話は「そろそろ親離れしようか？」と思っちゃう』
"両親と毎日テレビ電話"という日課に、ママたちは驚きを隠せません。あまりにも親と親しすぎる様子に、「ひょっとして親離れできてないの？」と眉をひそめられてしまったようです。3週間の帰省よりも、毎日のテレビ電話の方がママたちには衝撃だったのかもしれませんね。

投稿者さん、もしかして実家依存？

『それだけ毎日電話していると、なんでも親に相談してない？　うちの娘が毎日テレビ電話してきたら、嬉しいよりも心配になるわ。悪いけどちょっと実家依存に見える』
『子どもたちも楽しめてるみたいだから結果オーライなのかな。でも私は投稿者さんの「友だちがいないから親と毎日テレビ電話」「友だちがいなくてつらいから、旦那をほったらかして3週間帰省」っていうところが、実家依存や甘ったれに感じてしまう』
「投稿者さんの話を聞く限りでは、実家依存に見えてしまう……」と本音を漏らしたママたちもいました。投稿者さんとしては話し相手がいないから、つい両親に電話をかけてしまうのでしょう。しかし自分の世界を広げて積極的にお友だちを探そうとせず、両親とばかり話している投稿者さんの姿は、ママたちにはあまり良い印象を与えなかったのかもしれませんね。
『実家依存が原因で離婚した人を知ってる。気を付けてね』
投稿者さんが実家依存かどうかはさておき、実家依存は離婚の原因にもなり得ると警鐘を鳴らしたママも……。両親と仲が良いのはいいことですが、程度にもよるということなのでしょうね。

パパと子どもとの時間を取るのも大切だよね

『親も旦那さんも嫌そうでなければありかもね。でも子どものためにはパパと出かけることも大切だと思うから、連休まるまる7日とかは多いかな？　とも思う』
『旦那さんはお盆休みはまったくないのかな？　実家には子どもが小さいときしか長期で帰省できないというのもわかる。でもパパと子どもの夏の思い出はないのかなあと、私が投稿者さんの親の立場なら遠慮するわ』
おじいちゃんやおばあちゃんに可愛がられるのは、子どもとしても嬉しいものでしょう。しかしそれと同じくらいに、パパとの思い出を作るのも大切だと考えられたようです。長期休暇の予定を埋め尽くすかのように長い間実家に帰省していては、家族での思い出を作る機会も失ってしまうかもしれない……という心配にも頷けますね。もし長期間の帰省をするのであれば、家族での思い出作りも積極的に計画するのがよさそうです。

両親の負担も考えてあげてね

『両親は70代なの？　ご両親の負担がまったくなくて帰省を楽しみにしてくれてるならいいかもしれないけど……。うちも高学年と中学年の子どもが2人いて、父は今年70歳、母も60代で元気。でも私と子ども2人が3週間帰省したらグッタリだと思う』
『「両親も喜んでるはず」って言ってるけど、実際の気持ちはわからないよ。忙しい旦那を持った可愛い娘から「帰りたい」って言われたら、断れない親も多いでしょ。公園で孫を追いかけまわしてるおばあちゃんと話す機会があるけど、本当に大変そうだなって思う』
「両親は『大変だ』と言っているものの、孫に会えて喜んでいます」と話した投稿者さん。しかしママたちからは「年齢によってはかなりの負担になってるかも」と心配する声も聞こえてきました。実際に「大変だ」とは口にしているのですから、負担に感じている部分もあるのかもしれません。一度それとなく両親に「今の帰省期間、負担じゃないかな？」と聞いてみるのもいいでしょう。

両親ととても仲の良い投稿者さんは、ママたちから驚かれてしまったようです。人によっては実家依存を疑う声も……。家族での思い出を作るためにも、また両親の負担のことを考えても、相談しながら帰省期間について見直してみてもいいかもしれませんね。

文・motte　編集・みやび　イラスト・マメ美