＜どちらが悪い？＞【前編】嫁に親族の集まりの手伝いを頼んだら息子に怒られた。じつは産後3ヶ月で

いつもたくさんのママたちで賑わっているママスタコミュニティ。今回はちょっと珍しく、"義母"の立場である投稿者さんからお悩みが寄せられました。どうやら息子さん夫婦とのことでモヤモヤを抱えているようですよ。さて一体何があったのでしょうか……？
『息子家族と敷地内同居をしています。今度、娘夫婦ともう1人の息子が帰ってくるから「みんなで一緒に夕飯を食べよう」と息子家族にも声を掛けました。そしてお嫁さんに「夕飯を作るのを手伝って」と言ったら、息子に叱られてしまいました。すぐ隣に住んでるんだし、孫たちもみんな夕飯を食べるのに……手伝いを頼むのは悪いことだったのでしょうか？』
投稿者さんは息子さん家族と敷地内同居をしていて、息子さん夫婦にはお子さんが3人いるそうです。近いうちに投稿者さんと同居してる義母の誕生日会を開催することになったのだそう。誕生日会には投稿者さんの娘さん夫婦や独身の息子さんも集まり、賑やかなパーティーになるようですね。そこで投稿者さんは「準備を手伝ってほしい」とお嫁さんに声を掛けたのだそう。しかしそのことで息子さんに叱られてしまいました……。

お嫁さんに手伝いを頼むのは筋違いだよ

投稿内のママたちからは、お嫁さんを擁護するようなコメントが寄せられました。
『お嫁さんは家政婦じゃないよ。当たり前に手伝わされたら嫌だろうし、仕方がないと思うよ』
『なんで敷地内同居だからって、お嫁さんが手伝わないといけないの？　お嫁さんからしたら大迷惑だと思う』
「どうしてお嫁さんが夕飯の準備を手伝わないといけないの？」との疑問の声が聞こえてきたようです。中には「お嫁さんは家政婦ではない」と、厳しいコメントも……。たしかにお嫁さんからしてみれば、「大人数の食事作りを手伝って！」と突然言われたら驚いてしまうかもしれませんね。しかし投稿者さんは、過去にもお嫁さんに手伝ってもらったことがあるようで……？
『お嫁さんは料理がうまいので安心して任せられるんです。息子は料理ができないうえに、産後3ヶ月の子どももいるので、息子にはそちらの面倒を見てもらおうと思いました』
お嫁さんのお料理の腕を見込んでのお願いだったのですね。息子さん夫婦には生後3ヶ月の赤ちゃんがいるものの、息子さんが面倒を見ていれば問題ないと考えた結果だったようです。

産後3ヶ月でお料理の手伝いをさせるの！？

ところが投稿者さんの何気ない発言に、ママたちからはさらに驚きの声があがることとなりました。
『3ヶ月の赤ちゃんがいたら夜も眠れていないだろうし、昼間だって上の子の世話で体はボロボロだよ。義祖母の誕生会のために食事作りを手伝わされるなんて可哀想……』
『赤ちゃんが産まれたばかりの人に手伝わせようとするのは意地が悪いとしか思えない。たぶん今のお嫁さんにとって「みんなで夕飯」自体が迷惑行為。お嫁さんの生活を堂々と邪魔したら嫌われるだけですよ』
ママたちがびっくりしたのは、お嫁さんが産後3ヶ月だということでした。3ヶ月だとまだまだ夜中の授乳が必要だったり、夜泣きが激しい赤ちゃんもいるでしょう。しかも上に2人お子さんがいるとなると、日中に自由に休むことも難しいのではないでしょうか。そんな状況下のお嫁さんをお手伝いに駆り出すなんて……と、投稿者さんにはさらに厳しい目が向けられることになってしまいました。

お嫁さんにとっては、他人の誕生会だよ

『誕生会で娘や息子が帰ってくるからって、いちいち呼ばないであげて。お嫁さんには関係ないから』
『投稿者さんにとっては、わが子たちとのご飯は楽しいでしょうね。でもお嫁さんからしたら、みんなただの姻族であって家族でも友だちでもないんだよ』
投稿者さんとしては、義母の誕生会に合わせてわが子が帰省するのはとても喜ばしいことなのでしょう。ご馳走を用意してもてなそうとする姿勢にも、その気持ちが見えますよね。しかしお嫁さんにとってみれば、義実家親族が集まる場は疎外感を覚える場所となる可能性も……。お嫁さんの胸の内はわかりませんが、「行きたくない」と考えていても無理はないかもしれません。そのうえ準備を手伝ってと言われたら……嫌な気持ちになってしまうのではないでしょうか。

お手伝いなしで用意できるお料理を考えよう

『今回は出前にしたら？　もちろんお金は投稿者さんが出してあげて』
『せっかくならお寿司のひとつでもとってあげたらいいじゃない』
『テイクアウトでいいじゃない。みんな楽だよ』
お嫁さんのお手伝いがないとお料理の用意が難しいのであれば、今回はお料理の内容を変更するという手もありますね。出前やテイクアウトにすれば手間も省けますし、お嫁さんの手を借りる必要もないでしょう。便利なものに頼ってみるのもいいかもしれません。

お誕生会の準備を手伝ってとお願いしたら、怒られてしまった投稿者さん。お嫁さんの状況を考えると、お手伝いを依頼するのは難しかったかもしれませんね。今回は出前やテイクアウトなどを上手に活用することによって、無理なく楽しいパーティーを開くのがいいのではないでしょうか。

後編へ続く。

文・motte　編集・みやび　イラスト・マメ美