早婚した夫婦のセカンドライフ問題！子どもが巣立ったら、夫婦2人の生活は苦痛で耐えられない……？

みなさんは、子どもが巣立ったあとに訪れる夫婦だけの生活を想像したことがありますか？　仲が良ければ、子どもが巣立った後も夫婦一緒に出かけたり、旅行に行ったりと楽しいセカンドライフを思い描くことでしょう。一方、夫婦仲があまり良くない場合は、先々のことを考えると憂鬱に感じるかもしれません。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。
『私は21歳で結婚しました。今やもうお互い無関心で、家庭内別居みたいな感じ。子どもは2人いて、社会人と大学生です。子どもが巣立ったあと2人でいるのが苦痛すぎて耐えられないかも。離婚も面倒くさいけど、一緒にいてもつまらない』
子育てのゴールが見えてきたと語る投稿者さん。もうすぐ訪れる夫婦2人の生活に不安があるようですね。今は大学生のお子さんがいるため、旦那さんとの関係もかろうじて保っていますが、子どもが巣立ったあとの夫婦関係はかなり危いと感じているようです。おそらく投稿者さんはまだ40代、人生100年時代とするとかなりの歳月を夫婦2人で生活しなければなりません。夫婦仲が悪いと、「耐えられない……」と感じてしまうのも無理はないでしょう。

旦那と2人きりの生活は耐えられない！離婚を検討するママも……

投稿者さんのように早婚したママたちに、「夫婦2人きりの生活」をどう思っているのかを聞いてみました。
『22歳で結婚して子どもはまだ2人とも学生だけど、子どもたちが巣立ったら2人きりで暮らす自信がない。苦痛すぎて家庭内別居状態で冷めきっているし、離婚届も書いてしまってあるし、時間の問題だな』
『あ～私も投稿者さんと同じ状況になるよ。下の子が今高3で来年大学（一人暮らし）の予定。子どもがいるからなんとか保てているけど、いなくなったらどうしたらいいんだろう』
『19歳で結婚したけど、子どもが大学卒業したから離婚したよ。毎日自由で家事からも解放されて快適な毎日を送っています』
若くして結婚し、子育てをがんばっているママたちから続々と声が寄せられました。こちらのママたちは投稿者さんと同様、夫婦水入らずの生活に希望を持てていないようですね。なかには、すでに離婚を検討しているママや子どもの大学卒業を機に離婚したママもいました。子育てがおわったあとでも、社会にでてさまざまな挑戦ができるでしょう。夫婦2人きりの生活を苦痛に感じるのなら、自分の時間を大事にするための選択をしてみてもいいのかもしれませんね。

2人きりの生活も楽しめる仲良し夫婦

『21歳で結婚して、10年目です。旦那のことが大好きだから仲は良いです。浮気はしないし仕事頑張ってくれるし、なにより家族を大切にしてくれます』
『子どもは3人いて、上の2人は家を出ている。ほぼ毎晩、映画を見ながら2人で晩酌したり、出かけたりすることも多い。ときめきは正直言ってもうないけど、仲が良い方だと思うよ』
『18歳で結婚して今31歳。夫婦仲は良いかな。親友みたいな、きょうだいみたいな感じでなんでも話せる』
こちらのママたちは、若い頃に決断した結婚生活を順調に育んでいるようです。子どもがいる生活であっても、夫婦2人の時間も大事にしていることがポイントなのでしょう。みなさん、夫婦仲が良く旦那さんを好きな気持ちが伝わってくるコメントばかりで、うらやましいかぎりですね。

結婚生活は山あり谷あり。今は谷でも……？

『20歳に結婚して、今年34歳。離婚の危機もあったけど、本当に良い人と結婚したことに気づいた。今はかけがえのない存在で、死ぬまで一緒にいたいと思うな』
『私が21歳、旦那が23歳で結婚して、もうすぐ19年目。2人目を産んでしばらくは夫婦喧嘩が耐えなかったよ。だけど末っ子が幼稚園行きだして、久しぶりに夫婦2人になれる時間ができて変わった』
『23歳で結婚して子どもも大きくなって夫婦2人の時間も増えた。子どもが小さい頃は忙しくて、会話も少なかったかも。今は馬鹿話してゲラゲラ笑ったり楽しい。お互い余裕ができたからかな』
『付き合い入れたら17年一緒にいるよ。ときめきはないけど、家族として大事な存在。山あり谷ありだけど、それなりに幸せかな』
『旦那と結婚して16年目。色々あって別居もしたけど今は一緒に暮らしている』
これまでの結婚生活は紆余曲折あったものの、今は夫婦仲良く暮らしているようです。なかには壮絶な夫婦喧嘩や別居生活も経験したうえで、今はお互い頼れる存在になった夫婦もいました。ママたちがいうように、結婚生活は山あり谷ありですよね。夫婦関係が冷え切っていると語る投稿者さんも、もしかしたら子どもが巣立った後は夫婦仲に変化が訪れるかもしれませんんね。

若くして子育てをしたママは、本来やりたかったことにチャレンジしてみるのもいいでしょう。夫婦の時間を仲良く過ごしたい場合は、出会いから結婚、そして子育てまでを振り返ってみる機会を作ってみるのはいかがでしょう。結婚したころを思い出し、お互いに懐かしむことで夫婦の絆を取り戻せるかもしれませんね。

文・安藤永遠　編集・荻野実紀子　イラスト・Ponko